アールグレイ風味のロールケーキ















今年は残暑が長いですね。このところ、とっても忙しく、あっという間に12日に。9月の初めに催したデザートセミナーでは、アールグレイ風味のロールケーキをつくりました。

ロールケーキは毎回大好評で、「またつくりましょう!」といいながら、今回はわりと間をあけていないかしら?と思っても、前回の抹茶のロールケーキからもう半年も経っていて…時の経つ早さにはびっくりです。

暑い時期は、あまり重くなく、火をあまり長く使わなくてつくれるものがぴったり。そこで、爽やかなアールグレイ風味たっぷりの生地とクリームに、瑞々しい種無しピオーネを合わせてみました。紅茶とブドウはよく合いますね。こんなに美味しい種無しのピオーネや巨峰がある日本って素晴らしいです!

テーブルは、今季トレンドカラーのひとつであるパープルをアクセントカラーに使いました。ケーキ自体は紅茶色なので地味ですが、背景に深い色をもってくると淡い色が浮き上がって、より一層美味しそうに見えてきます。まだまだ暑いので、深い色は使っても、食器や花器にガラスを多用して涼感をプラスすると、暑苦しくなくちょうどいい感じになりました。ガラスやフラワーアレンジメントのグリーンがパープルと反対色なのでお互いを引き立て合い、色を美しくみせてくれます。

今のような、夏と秋の境目で、特に今年のように暑さが続くと、いいお花がなかなかなくて、お花屋さんは泣いています。市場に行くと、仲良しのフランス人アーティストも「お花、まだきびいしいね~」とつぶやていました。それでも、お教室のテーマに合うようなお花がありますように!と見回すと、渋いモーブピンクからライムグリーンへのさまざまなグラデーションが美しいジニアと目が合いました。ひとつひとつ、形や色が異なり、表情豊かなお花です。そしてこれにダークオパールという素敵な名前のバジル、ホトトギスを加えました。ホトトギスは別名立秋ともいい、まさに今の季節にぴったりなお花です。抜け感と清潔感をプラスするために足した白い花はブルゴーニュ、シェドゥーブルと雪おこし。

8月はお教室をお休みしたので、9月の教室では夏休みのお話がもりだくさん!ひさしぶりにお会いし、楽しい旅の話や美味しかった食べ物の話など伺っていると、あっという間に夕方になってしまいます。

来月またお目にかかれるのを楽しみにしています!


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