Table with Colors 2015年4月は…


















3月はお休みだったので、久しぶりのTable with Colors セミナーとなった4月のセミナーのテーマは「ブレックファースト」!セミナー開始当初から朝ごはんも作りましょうと言いながら、なぜか作っていなかったことに気づき、はじめて朝食メニューをご紹介しました。

朝ごはんを大切にする生活っていいですよね。

いろいろと作りたいものはありますが、まずは一番最近人気があるように感じるエッグ・ベネディクトとグラノーラをつくりました。



エッグ・ベネディクトはベネディクトさんという人が深酒して小腹が空いて、ホテルのルームサービスにイングリッシュ・マフィンとハムと卵を組み合わせたものを作ってきて、と頼んだことが発祥と言う説がありますが、本当のところはどうなのでしょうか?だとしたら、すごい天才ですね!

エッグ・ベネディクトの基本材料はイングリッシュ・マフィン、ハム、ポーチドエッグ、そしてオランデーズソース。

半割りにしたイングリッシュ・マフィンの上にハムを載せ、フルフルの出来立てのポーチドエッグを重ね、最後にトロトロのオランデーズソースをたっぷりかけて出来上がり。

詳しくわけると、世の中のエッグ・ベネディクト系には3種あり、このハムの部分をほうれん草に変えたものをエッグ・フロレンタイン、ハムをサーモンに変えたのをエッグ・ロワイヤルと言います。レストランによってはメニューにいくつか載っていますね。

今回はインプレッション風エッグベネディクト。エッグ・ベネディクトは基本2個セット。エッグ・ベネディクトはとても美味しいですが、たいてい2個目は飽きてしまうので、1つはエッグ・ベネディクト、そしてもうひとつはエッグ・ロワイヤルの、2種類をセットにしました。

パンはイングリッシュ・マフィンの代わりにブリオッシュを使います。パン屋さんで特注で焼いてもらいました。これは旅先で出会って美味しかった組み合わせです。そして野菜も積極的に摂りたいので、エッグ・ベネディクトにソテーしたほうれん草を加え、そしてエッグ・ロワイヤルには赤タマネギを。

お一人2つのポーチドエッグを作るので、万が一1つ目で納得できる出来栄えでなくてももう一つで挽回できる、と思っていましたが、皆様、よく説明を聞いてくださったのか、とても上手にできました。忙しい朝にはちょっと手がかかりそうですが、段取りさえ整っていれば思ったより手早くできますね。



そしてデザートには手作りグラノーラを。香港にいると食材が中国産の怪しいものも多く、新鮮で安心できる食材を求めようとすると海外から輸入されたオーガニック食材になります。そのせいなのか、それとも健康志向の人が多いのか、グラノーラの材料になるオーツやナッツ類が非常に種類豊富に売っています。普通のスーパーマーケットでもかなりたくさんのスペースにたくさんの種類が並んでいるのできっとみんな家でグラノーラかオートミールか、作っているのでしょう。

そんなことで私も香港に移ってから、朝食に手作りグラノーラを食べるようになりました。グラノーラは食物繊維が多く体の中がクリアになり、とても体調がよいです。今回は私が気に入っている2つのレシピをご紹介。ナッツもたっぷり摂れるので体によいですね。

ひとつめはオーツのほか、かぼちゃの種、ひまわりの種、アーモンド、そしてドライフルーツなど好きなものをたっぷりいれた、比較的どなたでも食べやすいタイプ。

そしてもうひとつは話題のスーパーフードのキヌアを使ったレシピです。こちらはシナモン風味にしてみました。

どちらも体によいココナツオイルとメープルシロップを使っています。市販のグラノーラも美味しいものもありますが、甘すぎたり、本当のところ何がどのくらい入っているのかわかりません。このようなシンプルな食べ物こそ、自分で作ると自分の好みに合わせてアレンジできて嬉しいですね。



装飾は、清らかなブレックファーストタイムをイメージして白を基調に爽やかな春の花々を配して。NYのチプリアーニや香港のグランドハイアットに行くといつもリネンが真っ白でほんとうに気持ちがよくてそれだけで感動します。リネンが気持ちよいレストランは必ず美味しいです。だから白いリネンは大好き。

白いお皿に白いバラ、白いパンジーを重ねて清潔感を強調します。ヒヤシンスやラベンダーの香りを重ねるといつまでもいたくなるような心地よい空間になります。鳥のオブジェをまるでグラノーラを狙っているかのように飾り、オレンジジュースを注いで、さあ、召し上がれ!








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