Table with Colors 2014年4月は…


















4月のTable with Colorsセミナーは、この何ヶ月かのセミナーとはうってかわって、とてもよいお天気の中,行うことが出来ました!

今回は3月半ばに20年ぶりに訪れたシンガポールにインスピレーションをもらい、Asian Mixがテーマ。シンガポールはアジアの真ん中の国際都市として、様々な人種が集まっていて、シンガポール料理というより、タイあり,インドあり、ベトナムあり、そしてカップケーキもあり、ブレックファストのみを食べられるレストランあり、古今東西、あらゆる国の食べ物が集まっています。そういう意味では香港よりミックス感が強いかもしれません。今回は母がタイの方に教えて頂いたグリーンカレーをご紹介したい、というので、そちらを中心に、前菜に生春巻き、そしてデザートはパブロバというお菓子をご紹介しました。

グリーンカレーは様々な作り方がありますが、とにかくたくさんの新鮮や野菜をたっぷりと入れてみました。ちょうど美味しそうな立派なパプリカや茄子、しめじなどが手に入り、それは美味しくできました。これからGWが開けると、一気に暖かくなっていくので、こういったメニューは大活躍なのではないでしょうか?生春巻きは、ライスペーパーがくっついてしまうという方が多いですが、きれいに巻けるちょっとしたテクニックもご紹介。皆うれしくなってたくさん巻いていました。きれいに切った野菜があまりに美味しそうなので、欲張ってたくさん入れ過ぎて、生春巻きというよりも、太巻き状態になっている方もいらしゃいましたね!いろいろとアレンジも効くので、これから是非作ってみてください。

テーブルセッティングは、シンガポールで買い求めた水彩画の施されたコースターがイメージのもと。コースターにはシンガポールの名所の絵が描かれています。アジアのどの国でも生活に密接している河や海の色、アクアでセッティングしてみました。

フラワーアレンジメントはオレンジ、パープル、ピンクとカラフルな花が続いたので、今月はシンプルに白一色に。花市場で私たちの目をとらえたのは、直径15cmはあるだろう大輪のラナンキュラス。とにかく笑ってしまう程、大きいのです。「こんなに大きな花があるなんて面白い!」と思ったので、ぜひお見せしたい、と、仲間に加えてみました。案の定、セッティングを見た途端、皆さまから、「こんな大きい花があるのですね!」と驚きの声が。

サプライズは大切ですね!もうひとつのサプライズは今回のデザート「パブロワ」。これはもともとニュージーランドのお菓子だそうですが、オーストラリアが発祥との説も。同時期にアンナ・パブロワという有名なバレリーナがその辺りを続けて訪れて泊まったホテルのシェフが考案したそう。今でもどちらが先か論争中だそう。ふんわりと泡立てた卵白を焼いてフレッシュフルーツとクリームを載せる、シンプルなお菓子ですが、ふわふわでとっても美味しいです。日本ではまだあまり馴染みがないお菓子なので、卵白の巨大なかたまりを見た皆さまからは自然と「うわ~!」と歓声がわきあがりました。今回はトロピカルな雰囲気で、マンゴ、ぶどう、パッションフルーツとミントを飾ってみました。甘酸っぱい中にフレッシュなミントが効いてとても爽やかな、初夏にぴったりな味で大好評でした。

最後のサプライズはお茶。香港から持って来た花茶の名前は"Happy Together"。お湯を注いでしばらくすると花がほわ~んと開いてきます。庭のウィンドチャイムが春のそよ風に揺らされて、カラーン,カラーンと優しい音色を響かせる中、花茶とパブロワをいただいていたら、あまりに心地良くて時が過ぎるのを忘れてしまいそうでした。忙しい毎日の中、こういうひと時があってもよいですね。









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