アプリコットのタルト
























6月のデザートセミナーは、ちょうど梅雨入りしたばかりの先週末。

今月は、ちょうど収穫期が6~7月であるアプリコットをつかった、甘酸っぱいタルトをつくりました。

今回のタルトは、ちょうど今年に入ってから、いくつかのお菓子でご紹介した「クランブル」や「美味しいドライフルーツの漬け方」「きれいなタルトの敷き込み方」「ナッツ等でのちょっとしたアクセントの付け方」など、さまざまなお菓子のコツが満載だったのでいろいろと復習になったのではないでしょうか? お菓子は組み立て方で無限に種類が広がります。今回は基本のアーモンドクリームをアプリコット風味にしたり、アプリコットによく合うアーモンドを縁に飾ったりしてアレンジを楽しみました。

「外でお菓子を食べるとき、どんなお菓子を食べますか?」という質問を生徒さん達にしたところ、どちらのクラスでも「インプレッションで習ってから、外のタルトが美味しく感じなくなってタルトは買って食べなくなりました」と嬉しいコメントが!皆さん、お家でもよく作ってくださっているのだなと感動しました。アーモンドクリームを敷き込んだタルトは常温保存できるし崩れにくいので、これからの季節には持ち歩きしても安全、プレゼントもしやすく便利です。手持ちのフルーツ等でいろいろにアレンジしてみてくださいね。

テーブルセッティングは、アプリコット色に合うなにか、なかったかしら?と思って花器の部屋を覗き込んだところ、小さな貝がたくさんついたキャンドルスタンドが目に入ってきたのでそれに決定。ちょうど、夏に久しぶりに南の島に行きたいな~という気持ちとぴったり重なって、貝を使った夏を感じさせるセッティングにすることにしました。

ラスベガスでこのキャンドルスタンドを買ったとき、周りの人には「こんな遠くまできてこんな割れモノを買って馬鹿げてない?」と半ばあきれられていましたが、今になると旅のよい思い出です。旅の思いでといえば、貝に合わせて選んだ白い貝の入ったカトラリーもタイに旅した際に買い求めたもの。ナプキンのゴールドのシマウマ柄も、貝と合わせると、まるで風に吹かれて模様のできた砂浜のように見えてきます。

お花は海辺でも合いそうなナチュラルな雰囲気で仕上げます。アプリコットカラーが美しいバラはジャンヌダルク。皆さまに人気のあった白い大輪のバラはブルゴーニュ。その他、ビバーナム・ティナス、アワ、グミ、ホップブッシュ,アルストロ・グリーンデイ、ブラックベリー等をラフにまとめて素朴な感じに。渋めのオレンジ色のアクセントはカンガルーオレンジクロス。引き締めに入れた紫色の葉はアフリカン・ブルーバジル、触れるとバジルの香りが爽やか。

海辺でお食事すると、風が強くて、ものが飛んでいったり、キャンドルの炎が消えてしまうでしょう?それを防ぐかのように、ハリケーンキャンドルや大きな貝殻をナプキンの上に飾ります。こんな穏やかな夏もよいのではないでしょうか?

そういえば、この大きくて綺麗な貝殻も、ロスで買ってきたものと、妹の結婚式で行ったハワイのホテルでベッドサイドに毎朝置かれていたもの。

どれをとっても、テーブルにはいつも旅の思い出がたくさん!

今年の夏はまた、なにか、新しく仲間入りするでしょうか?








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