『婦人画報』3月号 掲載
















編集部おすすめの今年のバッグはGucciの新しいバンブーバッグ。昨年リバイバルしたときはピッグスキンでちょっと重めでしたが、このバッグは驚くほど軽い!今春のスポーティ気分にぴったり。






2月1日発売の『婦人画報』3月号の「私たちのパートナー・バッグ」の特集にて、取材記事が掲載されました。(p.162~)

皆様はバッグに何を求めますか?どんな視点でバッグを選んでいるのでしょう?

今回のバッグ特集では、色々なライフスタイルに合わせて、3つのタイプに分けて今春の新作バッグが紹介されています。

あなたのライフスタイルにはどんなシーンが多いでしょうか?日常に多い場面を思い起こしてみると、どんなバッグが本当に必要がわかってきます。小さな子供がいる妹は荷物が多いので、以前より大きなバッグを買うようになりました。仕事をする時の私にはノートや書類が入るバッグが必要ですし、仕事帰りにどこかで会食という場合は小さめに見えて実はものすごい収納力があるバッグが便利だったりします。

どんな装いにも、どこに行くのにも合ってしまう、そんなバッグを見つけられたら、もしかしたらそのバッグがあるだけで足りてしまうかもしれません。以前、かなりこだわって黒い普段使いのバッグを探したことがあります。私には黒いバッグが必要なのはわかっていましたが、なかなか似合う黒いバッグが見つからず、2年ほど、これでもない、あれでもない、と吟味していました。そしてある時ほぼ理想のバッグを見つけました。それ以来、かなり長い間、(他にも色々バッグはあるのに)出かけるというときまってそのバッグを持ってしまうくらい、それは重宝しました。たぶん、よく会う人には「このバッグしか持っていないのかしら?」と思われてしまっていたのではないかというほど、どんな時にも、私のどんなワードローブにも合ってしまうのです。そのうち、普段は無駄遣いを叱る母が「いつも同じだからたまには変えたら?」と言い出すほど。デザイン、サイズ、金具の具合、収納力、ハンドルの長さ、素材などあらゆる面で「その時の私」にとってパーフェクトだったのだと思います。

ライフスタイルが変わると必要なバッグ、最適に感じるバッグも変化します。今まで使っていたバッグがなんだかしっくりこないと感じるようになったら、あなたのライフスタイルが変化したのかもしれません。また今まで使ったことのないようなタイプのバッグなのになぜか強く惹かれたり、持ってみたらとても似合うように感じるときは、もしかしたら新しいライフスタイルにチャレンジする時がすぐ近くまで訪れているのかもしれません。

理想のバッグを探すことも結局は自分探しの1つなのでしょう。