年末年始の営業について







2009年も大変お世話になりましてありがとうございました。

インプレッションは12月30日(水)~1月3日(日)までお休みさせていただきます。
1月4日(月)から始業いたします。

2010年もどうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。


インプレッション











母のクリスマスデコレーション















今年ほど忙しく感じた年はなかったのではないだろうか?

「はぁ、忙しいなぁ~」と思うたびに、昔、ボーイフレンドに「忙しい」と言ったら「忙しいという字は『心を亡くす』と書くから、あんまり忙しいのもよくないよ」と言われたことを思い出す。本当にその通りで今年はなんだか気忙しく気持ちが落ち着かなかったのだが、先日友達にそう話すと、なんと私の2009年の運命はまさに気持ちが散り散りになることが多いという運命だったそうだ。最近は占いにも飽きていて運気などまったく気にしていなかったのだが、あとで聞いてみるとまさに言い得て妙!びっくりした。そんな今年とはうってかわり、来年2010年には大幸運期が待っているらしい。今年が当たっていただけに来年がどうなるか楽しみである。

気持ちは落ち着かなかったが、どうにか頑張って今年も元気に無事に終わろうとしている。が、そんなこんなで今年のクリスマスはなんと仕事に追われているうちに過ぎてしまった。クリスマスらしいことといえば、イブの日に妹の家にいったら待ち構えていたかのようにイチゴのデコレーションケーキの材料が用意されていて、甥と一緒にクリスマスケーキをつくったことぐらい。(といっても、イチゴを何切れか置いたら彼は飽きてしまったが)

一心不乱にキリキリ仕事をしている私に「たまには河口湖に行って一緒にクリスマスツリーを飾って楽しみましょうよ、空気もいいし気分も変わるわよ」と母。母は気分転換がうまい。「そうだろうな、きっと」と思いながらも、ひとつのことが終わるまでなかなか頭を切り替えられない私。そうこうしているうちに母は1人でクリスマスの飾りつけをしに河口湖に行ってしまった。

「すっごく寒かったけれど”1人っきりで”飾りつけしたわよ、それは綺麗にできたわよ」と母に言われ(←ちょっと嫌味)、どうにか次の週に久しぶりに河口湖に行ってみた。扉をあけた途端、「たしかに!」というか、「思った以上に」素敵にクリスマスの飾りつけがされていた。東京の仕事の暗い気分を少し引きずったままだった私の気持ちは突然に晴れ上がり、嬉しくなってせめてものお詫びとして写真を撮った。

クリスマスはやっぱり楽しい。どんなに忙しくても、クリスマスオーナメントを飾ったりしまうのが面倒くさくても、やっぱりそういう時間はつくるべきなのだ。無言で母が教えてくれた。来年は頑張りま~す!

左の写真の果物のオーナメントは昔NYで見つけたもの。デパートのクリスマスグッズ売り場でお砂糖でお化粧したようにきらきらと輝く色とりどりのフルーツを見て一目で気に入った。売り場ではフルーツのオーナメントが鈴なりになったクリスマスツリーの根元に大きなウッドバスケットが幾つも置かれ、その中にグレープやアップル、洋ナシなど様々な果物があふれんばかりに盛られていた。用意された緑色の買い物かごに、ひとつひとつ、まるで市場で本物の果物を買うかのように、悩みながら選んでは入れていったのを思い出す。自然のモチーフは、河口湖の家にも、食いしん坊の我が家にもよく合うと思う。