大学院生の頃,
東海大学の林先生という方の所に
ミナミマグロの保存管理のことを伺いに訪れたことがあります。
お名前しか知らなかったのですが,
お会いすると結構なお年でした。
間もなく定年だとお聞きしたと思います。
私がミナミマグロのことを伺うと
「私の研究生活でこれと言うものは2つしかしていないけれど,
ミナミマグロの件は,そのうちの1つだ」
とおっしゃいました。(・・もちろんご謙遜)
で,「その論文が載った雑誌は引っ越しを繰り返すうちに
どこかへ行ってしまった」と言われたので
「それは残念ですね・・」と言うと
「水産関係の図書館に行けばどこにでもあるから,そうでもないよ」
とおっしゃいました。
かっこいい・・と思うと同時に
私が書いているあんな文章やこんな文章も
残って行くんだな,しっかり書かなくては・・
などと思ったりもしました。
今日,取り出してきた「北転船」の論文は
自分でも不出来だと思って,泣きながら書き上げたものです。
(事情があって,どうしても提出しなくてはならなかったので)
執筆している時に
「これは不出来な論文と自覚出来るなら良い」と
励ましてもらったのも良い思い出です。
東海大学の林先生という方の所に
ミナミマグロの保存管理のことを伺いに訪れたことがあります。
お名前しか知らなかったのですが,
お会いすると結構なお年でした。
間もなく定年だとお聞きしたと思います。
私がミナミマグロのことを伺うと
「私の研究生活でこれと言うものは2つしかしていないけれど,
ミナミマグロの件は,そのうちの1つだ」
とおっしゃいました。(・・もちろんご謙遜)
で,「その論文が載った雑誌は引っ越しを繰り返すうちに
どこかへ行ってしまった」と言われたので
「それは残念ですね・・」と言うと
「水産関係の図書館に行けばどこにでもあるから,そうでもないよ」
とおっしゃいました。
かっこいい・・と思うと同時に
私が書いているあんな文章やこんな文章も
残って行くんだな,しっかり書かなくては・・
などと思ったりもしました。
今日,取り出してきた「北転船」の論文は
自分でも不出来だと思って,泣きながら書き上げたものです。
(事情があって,どうしても提出しなくてはならなかったので)
執筆している時に
「これは不出来な論文と自覚出来るなら良い」と
励ましてもらったのも良い思い出です。