ナツエビネなどなど

フウランの棚下では、ナツエビネやベニシュスランが花盛りです。



















我が家の温室には農業用のヒートポンプを設置してあって、
昨年までは、熱帯夜にならないように夜は24度で冷房してました。


でも、最近の電気代高騰に参ってしまい、今年はもうやってません。




夜温が多少高かろうが、フウランには特段影響ありませんが、
ナツエビネの花の色は薄くなってしまいました。





それよりも、目下の問題は、小型のものがヒノキシダに埋もれて、
弱ってしまってることです。



ヒノキシダの繁殖力、恐るべしです。




アコウネッタイランや





ツルランなど





シダのジャングルの中で、探すと色々咲いてます。

ホオズキ

夏の花材と言えば、私は先ずホオズキを挙げます。


おふくろは、毎年買うのはもったいないと畑に植えてますが、
それはそれは貧相な実しか付きません。



ということで、立派なのを買ってきました。











足下のツルはグロリオサです。



素敵な花器は、行き付けの蕎麦屋のおやじさん作です。





場所を変えて、土間の飾り棚に置いてみました。






ホオズキとアサガオは、それぞれ朝顔市、ほおずき市が開催されるなど、
文化的にも日本の夏を代表する花です。


いつまでも受け継いで行きたい素敵な伝統ですね。

建国縞変わり

前回の南州達磨の変わりと同じ棚で、
建国縞から変化した特殊芸の木です。













どこが？と言われそうですが、秋に天葉が白覆輪状に冴えるとのことです。


それだと建国宝冠と同じタイプと言えそうですが、
私はまだその芸は写真でしか見ていないので、
はっきりとは言えませんが、雰囲気は随分異なる印象を受けました。


一昨年、全作者の棚にお邪魔すると、雨ざらしの棚のためか、
分譲可能な株には親子共に葉に黒点があったため、
最悪の場合は親子共に枯れてしまうのではと不安がありました。


建国宝冠並の評価の木ですから、枯れたらキツイなぁ、と思いながらも、
この機会を逃したら、次の機会はいつになるやらと思い、持ち帰りました。




結果はご覧の通り









子供は天葉から枯れ込み、そうなると出てきた孫も枯れてしまいました。


親も黒点が拡大した時には、終わったかと思いましたが、
切り取って消毒すると、何とか踏み止まってくれました。





やれやれです。


さて、我が家にきて２作目になりますが、
昨年の秋は特に変化は見られなかったので
「今年こそは！」と願ってます。


こっちも、棚が合ってない、なんてことは勘弁願いたいものです。

キバナノセッコク『南州達磨』

こちらも１カ月前の撮影、キバナノセッコク南州達磨です。



植え替えた後に乾燥気味にしてしまったため、
かなり傷めてしまいました。
隔年くらいで、そんなことしてます。


それでもバルブの力で、花はちゃんと咲かせてます。















さてこの品種、以前にも書きましたが、
長生蘭無地葉品種の中で独特な存在感を発揮しています。


さらにいつの日か斑入りが出現し、凄い芽変わり品種が誕生してくれると確信しています。



その気（微妙な斑）がある木だと言うことで、数年前に入手したのが、この株です。









超後冴えで、落葉前にちらっと覆輪気味になるとのことですが、
我が家では全くピクリとも出てくれません。


ご本家では継続しているとのことなので、我が家の棚が気に入らないのか、観察中です。

ボウラン素心

これも１カ月前の撮影。
だいぶ大きな株になってきた、屋久島産ボウランの素心です。














多肉植物展に出したら面白そう。







残念ながら、花のアップは全部ボケてました。