あれから6ヶ月、予想してたよりは綺麗に繁ってくれました。
サイシンの庭です。
“緑の宝石”という形容詞は色々な植物に対して使われ、富貴蘭にも使われることがありますが、
日本の園芸植物の中で、これほどこの形容詞が似合うものは無いと思います。
鮮やかとか、濃いと言ったものとはまた違う、青味を感じるような神秘的な緑です。
水板にびっしりとこの葉を浮かべた写真を見たことがありますが、私には宝石箱に見えました。
泥軸のカンアオイのアントシアニンが抜けて素心になったことにより、なぜ緑の色がこんなに違って見えるのか不思議です。
金牡丹や葵錦は分かりますが、ラベルを抜いて地植えにしてしまうと、ほとんど名前が分からなくなってしまいました。
まだ30鉢ほど残っているので、全部地植えにしてあげたいところですが、もう植える場所がありません。
しかしこのジンジソウの斑入りの派手なこと派手なこと。
こちらはまだいいとしても
こちらはまるで蛍光塗料をぶちまけたみたい。
ちょっとした彩りのつもりで植えたけど、ちょっと邪魔かも。