古鉢
2019年05月01日 | 鉢
令和になりましたね。
新元号を迎えて一発目は古鉢です。
これは江戸後期か、明治初期あたりに作られた鉢だと思います。
さて、いよいよ今月は全国大会です。
昨年は展示品は持って行きませんでしたが、今年は一つだけ持って行く予定です。
鉢はこれに決めてあります。
尾張?伊万里?
不勉強なためよく分からず、華幸園さんに画像を送って見てもらいましたが、
人によって見解が異なる鉢だそうです。
鉢は大好きなのに全く勉強する気のない私ですが、
根拠もなくどちらか分からないという答えに行き着いたのは、
まんざらでもないなと自分にちょっと感心しました。
華幸園さんによると、土の色が識別ポイントの一つとのことで、伊万里は白く、
尾張は赤味があることが多いそうなので、それからすると尾張かもしれません。
さてこの鉢は我が家に来る前は、三橋さんが長い間楽しまれてたものです。
手放す時にはよろしくとお願いしてあったもので、昨年やって来ました。
欅鉢以外の鉢を三橋さんに分けてもらったのは、これがはじめてです。
盆栽鉢でしょうから、蘭や草ものに使いやすい鉢ではなく、
使ってみたいというよりも眺めてたいと思わせる鉢です。
そして何よりも私にとっては長い間三橋さん家にあったというところに意味があります。
そんなわけで使うことはないかもと思っていましたが、今回の展示品を決めた瞬間に、
この鉢に入れた姿が頭に浮かびました。
どの品種かは当日会場でご覧ください。
あ、鉢はとっくに決めたのに、中身の植え替えがまだでした。
本当は古鉢に真新しい苔はあわせたくないのですが、仕方ありません。
植え替えないままだと、真っ黒な苔にノキシノブだらけですから。
皆さんもそろそろ大会の準備を始めましょう!
私なら、鑑賞用にします。(笑)
う~ん、これ、コバルトの感じからいっても、江戸時代は、あると思います。
結構古いと、おもいますよ。
産地は、江戸時代にこれだけのものが、できるとなると、
限られて来ると思われます。伊万里?か中国?
素直に見れば、伊万里かなあ~。
失礼しました。
鉢は以前から好きで集めてますが、買う基準は好みのタイプかどうかと、
中身の植物(品種)が思い浮かぶかどうかであって、鉢の種類や時代にはあまり頓着しないもので、
ブログで紹介する時には説明が書けなくて困ることがあります。
また気が付いたことがあったらよろしくお願いします。