あれから6ヶ月、五十鈴錦(羆の縞)です。
作秋の秋期大会の交換会のメインディッシュに持って行こうか迷ったけど、
結局メインディッシュには'殿'を持って行きました。
交換会には出したくないものを持って行く、とのポリシーでいつも選んでますが、
思い止まってよかったです。
じっくり見れば見るほど不思議な魅力の柄です。
でも、前回一緒に紹介した木は、ミズゴケがグズグズになってしまってて、
案の定根が腐ってました。
ただいま養生中です。
さて、今年の大会では日頃受賞の機会の少ない初心者の方にもチャンスをと、
実行委員のメンバーが考え、小株の部が設けられます。
無地の葉重ねした立派な親木に、左右にバランスよく子供を配した木、
上柄の親に覆輪の子を抱いた縞、冴えにくい虎を上手く出した木など、
小株でもキラリと光る作品が並ぶといいですね。
高級品でなくても、大株立ちでなくても、素晴らしい木はいっぱいあるはずです。
皆さんこぞって出品しましょう。
とは言え、未登録部門や懸賞部門で入賞するような作品を受賞常連者が出して賞を獲ってしまっては、
せっかく実行委員が考えた本来の目的からずれてしまいます。
役員会では、そういうことは出来るだけ回避しましょうと呼び掛けはしましたが、
さてどうなるでしょうか。
これを読んで賛同してくださる方は、未登録や懸賞部門で競い会える作品はぜひそちらに出品し、
普段なら受賞しにくい作品に受賞のチャンスを譲ってあげてください。
そしてこの部門は審査員が審査を行うのではなく、一般投票だそうです。
投票する皆さんは、ぜひ部門設置の意義を考慮して、楽しみながら投票しましょう!
正直、毎年賞を取る人は役員の方々や同じ人ばかりでしたから、プロフェッショナル部門でも作ったら良いのになと思っていました。
未熟者の私でも楽しめそうな部門が出来たので、そろそろ富貴蘭会に入れさせて貰って、来年度辺りから出品させて貰おうと思います(^_^)
若いあの方ですね。てっきり会員だと思ってました。
皆が入会したくなるよう、魅力的な会にしなければいけないですが、
とりあえず入会して、一緒に魅力的な会にして行きましょう。
大会の受賞者が偏り過ぎとか、役員が自分たちで審査して
自分たちに賞を付けてるとか批判もありますが、
実際は受賞するような人が役員をやらされてるわけで、
あれでも特別賞はダブりが少ないようかなり配慮してるんですよ。
盆栽や洋ラン、錦鯉など、全国レベルの主だった会はどれもガチの審査ですから、
本来はそうすべきとは思うんですけどね。
来場者に楽しんでいただくためには、より素晴らしい作品をずらりと並べるできだし、
広く会員が楽しむためには、受賞しやすい工夫が必要です。
大株立ちでなくても、キラリと光る作品に賞を与える目と意識を審査員が持てば、
従来の審査方法でもそういった方向に持って行けますが、個々の審査員の考えを変えることはなかなか難しく、
ましてや感性の問題となると、より困難です。
手っ取り早いのは、ある程度受賞した人が出品数を控え目にすればいいと思うのですが、
お客様を楽しませるために素晴らしい作品を作り上げる方もいれば、
受賞することが一番の楽しみの方もいるし、品種を指定して持ってきてくれと頼まれることも多いし、
これは個人の価値観の問題ですからね。
とりあえず今回新たな取り組みがなされるわけですから、楽しみにしてます。
ぜひ大阪でゆっくりお話しましょう、若手の意見をいっぱい聞かせてください。
賞を取るような大株立ちや珍しい品種、とても素晴らしい作品を見るのは私もとても楽しみです。特に山口大会で出品されていた会長の至楽の株立ちは凄かったですね。とても印象に残ってます。
私何かの意見とか恐れ多いです。
とにかく明日楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。