刈谷大会の会場で、何人もの方から漆黒牡丹について質問され、
中には
「○○さんが先日売った漆黒牡丹は漆黒牡丹とは思えないけど、本物ですか?」
といった困った質問もありました。
漆黒牡丹は、我が家で一番いい系統の黒牡丹に、ベタ墨が流れた状態のものを私が勝手にそう呼んでるだけですから、
他の方が同じ名前を別系統に対して使ったとしても私がとやかく言うような話ではありませんので、
私が困るような質問はしないでくださいね〜。
さて前回紹介したベッタベタの漆黒牡丹は、相変わらずベッタベタです。
最上芸の墨山みたいです。
このままベッタベタでは縞は出てこないですが、これはこれで観賞価値があるので、
このまま維持してほしいものです。
墨が減って、良い感じ〜な縞の木が今ないので、4年前のこちらの画像を見てください。
今よりずっと作がいいです。
さて後くらみの縞が派手になると金牡丹になるわけですが、この系統は金牡丹にはなりにくくて、
縞の状態をキープする性質が強いです。
また金牡丹になっても、普通の金牡丹とはちょっと違う雰囲気の金牡丹になるので、
総合的に見て、我が家で一番面白い黒牡丹です。
この木は'白金牡丹?'って顔をしてます。
金牡丹と白牡丹と至楽の良いとこ取りみたいな雰囲気です。
しかもこの木については墨がしっかり残ってます。
少なくとも我が家の白牡丹よりは数倍魅力的です。
この白牡丹は、今年清水会長が大会に出品されてたのと同じ系統の白牡丹ですが、
あれに比べてまぁ貧相なこと。
しかもこの系統の最上柄を2度も真っ青にした実績があるものですから、
我が家の棚の白牡丹との相性の悪さは半端ないです。
この木がもしまた青くなったら、もう2度と(もうすでに四度目だけど)白牡丹は作るまいと思ってます。