夢。

2007-03-02 09:05:10 | memo。
ウインドウショッピングをしている。このながいじんせいで記憶に残った夢のなかで記憶にない夢だ。というか現実でもあんまりない街歩きなのであった。
書こうとすると消えていくバブルほーかい未満。

最後は広く閑散とした駅コンコース左前方にサーティーワンがあって、これからどうするのかを決めようよそのあとで例えばの話ちょうひさびさのサーティーワンにて時間調整しようと私が提案するとそれはやめとくと言うkinちゃんの手には既にして持て余す大きなソフトクリームの残りが。捨てることを神は許すと私が言い放つと、ハートウォーミングな色を組み合わせた歩道にある金網製のごみ箱にkinちゃんは私の心を代弁するかの如く申し訳なきこと極みなしの風情で捨てる。

ウインドウをぎりぎり広くとってあるが如何せん天井が低いレトロなぼんやりした黒茶色の改装ビル、隙間なく隣接するビルは上の空間がもったいないほど広すぎる空を背景にしているのは林立した上海ビル群はそこでは消えている小さなポストモダン系きっかり真四角な明るいビル。

それぞれに小さな空間をまたガラスと空間で区切っている。その間を縫ってはまた路に出てくる。いいなあ高いなあ欲しいけどそこまで出すにはいまいちだなあと思うばかりであることは現実とおなじ。

私を見ている私がいる。私は私でなくダークグリーン系のふしぎなコーディネート、モスグリーン系迷彩色のタイツを履き、ということはやはりボトムはスカートっぽい、グレイのレースの手袋をして小さなバッグを腕にかけている。

ひとつとしてありえねえありえねえ。

しばらくいくと吹きさらしの大きい地べたにドぅああああっとコートバーゲン、黒いビニール製ノンベルトのだらんとしたコートを着た少女おんなたちがバーゲンコートの波のそこかしこから出てくる。足元はまた黒のローファーみたいなパンプスみたいな安っぽいビニールで、カラフルな薄地ソックスの上にアンクレット。こけないか心配するがこけるわけもなし迫力の無言集団が街の角を曲がっていくが興味はそこまで。

コートバーゲン少しく遥か見やれば100円ショップ、ここはひゃっきんなのだろうかすごいと憶えつつ目を戻すと、コートの波の向こうにさっきのビルが巨大化して暗い裏口を見せている。

既にHが隣にいた。現実には一度もない仲直りが一度あって行き来が復活したあと再びダメになってまた今回互いに心を開いたのだと喜びつつ何かを語り合っていた。暗いなかで気づいたときは消えていたとき。

薄暗かったり眩しかったり温かかったりコンクリートだったりリノリウムだったり薄黄土色の岩土だったり上ったり下ったり開放された回廊だったり非常口だったり直立する階段だったり高年者男子がずっと簡単な道を知っていたり向こうは病院臭いと思ったりそっちはブランド街で私には関係ないやと思ったり暗いところから明るいところへ抜ける穴蔵はかっこいい中年女と渋く若い男が営む細長い雑貨商いで私より大人で私より若い中年女はペンチと太い針金を私に渡そうとしながらあんたも何かつくっていきなよと言うのを流したことに後ろ髪を引かれながらツレを連れてきていたら何かつくるかななどと思ったときには同伴者は誰もいない。

針金はいろいろな置物にゼンマイのような形で生かされている。眩しい出口にショッピングへの期待が膨らむ。

出てきたところは横浜西口ムービルへ向かう街模様だ。そこからソフトクリームごみ箱行きへどうつながったのだったやら。

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