井口真紀子さんは「医療と社会への強い関心から上智大大学院へ」行ったという。医療への関心と社会への関心だ。「強い」けどね。医療と社会を結ぶ語彙が欠けている気がする。
スマホはうるさい。替えたくないのに替えさせ、替える都度うるささが激化する。次々と私の需要を創造して要らんと伝えてもなおうるさいうるさい。と言いながらたまにのっちゃう。写真のテキストを読み取ってくださる。よく見ると過激な置換や要らん空白が散見される。
むかし速記の資料の関連で、PDFかなんかの読み取り校正をすることがあった。
こちら特報部ニュースの追跡で、『「地縁」と書くべきところを「地緑」と書いたり、参照条文の数字を間違えたり』と書くその二段下に、長時間労働で意識がもうろうとか最下段で官僚には短期間でものすごい負担がかかったという言葉を引用し、それについての言及はない。疲れた人間が書いたり間違えたりしたととらえ得る。
書いたら、もしくは入力したら、チエンをチミドリとするわけがない。機械に読み取らせたのだ。デジタル改革だもの。
だからなんなんだ井口さんの設立した会について、官僚の人手不足について、伝わればよし なはなしだ。
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小松由佳さん人間の土地へを読んだ。K2登頂の過程にもパルミラの一家族のくらしにも引き込まれた。少ないけれど写真もよかった。内戦と難民とへうつっていくと、日本国内の難民と国の対応に思いが及びもした。返却日が過ぎており、終盤は斜め飛ばし。月曜、BS世界のトップニュースのWorld Eyesに由佳さんがリモート出演した。だからなんなんだ好きなタイプの顔なのである。
有期唯一人の人生に絶望ばかりを語るわけにはいかない。
** 写真は3/15の空。