アイ・アム・ア・バッドマン 「表現者」

2015-07-22 06:23:08 | ・本・記事。



三橋美智也が不意に出てきた。私は演歌一般をよく知らず、今は神経科に常住しているナカジマさんを通じて三橋美智也の声を格別なものと認識したがまともにきいたことはない。朝マックの片隅で静かに読書している、と思われた後ろの鍔つき帽の前期高齢者系男性がやおら歌い出した。振り向くとイヤホンとモバイル機器が目に入る。私は勇気を得てYouTubeで『赤い夕陽の故郷』を再生した。店の軽快なBGMプラス低く唸るげな男声プラス。ちょうど入ってきた男子が眉を寄せた対象は私だ。よく聞こえないが以前に聞いたことのない歌。

とめてくれるなおっかさんのまた一昔前、「首相官邸や国会の周辺で、何千何万の群集を相手に演説をやらかしていた」。

胡乱(私にとって)なイメージ以外ないひとの書き物を何に触発されて手にしたのか記憶はゼロ、ようわからん字面や語彙を飛ばすにかかわらずたまに魅かれ、最後まで読むような気がする。後ろの男性は時折指とテーブルでリズムを打ちBGMをジャムる。



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想像ラジオは世界といううみのなか

2015-07-12 06:41:20 | ・ことばの尻尾踏み。


こんなふうな話ができるふたりが世の中にはたくさんいるのだろうか、と思う。それなりにはいるのだろうか、と思う。そうかもしれないと思うと悲しみじみた青びた深みがこの縦横に屹立するような朝の新青梅街道沿い、に世界として聞こえるのだと想像する。


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「社主にはこの夏も近況ご報告を書くという思いがありましたが、それは叶いませんでした。」

2015-07-11 23:32:48 | ■だらだら。
とあるDMが薬師堂から届いていた。知らずに暫く放置していた。
気になっている赤の他人の訃報に触れると、世界の何かがふっと抜け落ちる。異なる世界が果てしもなく殖え続け…こども。
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( )。

2015-07-09 08:09:26 | ・ことばの尻尾踏み。


福祉をお荷物と捉える一面を持つのが「小さな政府」観だろう。その目指すが、軍事と偶像のおまつりと。

驚くべき正道が、なにゆえか驚くべく秘匿されているとしか思いつけない。
気が違っていく感染症がVIPsを緩慢にも強力に侵蝕しているのでなければ。

障害を障碍とすべきだとする理由の"中には"、害の加害と被害の混濁印象というごく感覚的直接的なものがある。差別にかかわる名称は変えずにはいられない。

呼称としてほとんど誰もが知り、その誰もが心中の言葉としてさえ制しているであろうキチガイ。
かなり思いやりのある優しい控えめな表現ではないか。「気が違う」。


福祉の意味。
「金がない」。
違う気がする。


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無為では免疫力を上げられないか。

2015-07-08 08:23:30 | ■だらだら。
ありもしない危機感を「平和」で煽れないことはない。顕らかな危機が「安全ですよ」で除せるのか。紡ぎ繋れてきた土とひとを壊すポイント、嘲笑うポイントを稼ぐゲームに頭をヤられ、まつりごとは祭りのごとく。
「免疫」の二大語意!
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間違えた

2015-07-01 23:23:38 | ■だらだら。
永遠なるじゃない、壮大なる、だったかな、本人がステージ上で言ったのは。鮮烈なる(グーグル)は知らない。
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歌えない。断片の普遍

2015-07-01 11:44:52 | ■だらだら。


永遠のマンネリズムと笑っていたのは浅川マキだ。独特なアーチストはみんなマンネリだろうときのうmixiで呟いてから、
思い出す。ユーミンはマンネリねと20年前に言ったのははらちゃんだったね。翌日のひとりカラオケを予約した。

ひこうき雲が思いがけず歌えなくなったのは17で橋から飛び降りた優子さんが消えなくなったからだ。



5cmの向う岸。
なぜだろう。

歌えない。持ち直せない。かといって号泣の引き金もない。
恋愛の意味では何一つかぶることはない。若いころには、でもない。
とても身近なとても断片なる。

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