無為案。

2008-02-23 22:51:26 | ■だらだら。
提案未満。

小学校中学年対象。概念としては曖昧でよいがそれなりの位置づけの単元として、タモリ倶楽部を見る時間をつくる。

どの回を放映するかは担任教諭のくじ引きによるため偏る可能性も大きいが、可能性を言うなら、その被選択幅は、その長寿番組であることより、児童にとっての種々教育環境選択のそれよりは格段に大きい。

産業、諧謔、無意味、趣味嗜好、スリル、退屈、生き方、道の歩き方その他学ぶことは多い。すべてはその生徒による。評価方法はない。ゆえに評価というものはない。なくたっていいじゃん評価。ってことはあり得ないから、最初からこれはない。

自分の評価を気にするだけでも大変なんだから生徒への評価というものがなかったら先生もすこしは楽だろうにね。
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≒草間彌生わたし大好き。

2008-02-22 20:38:20 | ■だらだら。
学舎入り口を覗き込みながら桑沢とバンタンてどっちがエラかった(過去形って。)んだろうなんて思ってみる。大体並べていいものなのかも知らない。

デザインと芸術の違いを知ろうともしていない。

下からとつぜんニアイコールクサマヤヨイデスと早口で言うのでこちらが確認する羽目になりクサマヤと言い掛けるとその感じのいい女子はそうですはいくさま云々。映画では顔と姿と声色を堪能できる。インタビュアーはばかではないと思うがばかなコトバがじゃりじゃりした。

草間彌生をきわもの扱いするひとはきわもの扱いなんてしていませんよと経済に明るいのと同じくらい明るく言うだろう。私は芸術のことはわからない。好き嫌いだ。それは作品だが、その先では作家のランダムイメージが大きい。私はきわものが好きかもしれない。言いわけとして言葉について言いたい気がしたのは、きわものときわもの扱いの次元のちがい。

────
【2008-02-22 21:12】かなり違いますね。バンタンはただ昔通っていたところのごく近所だったという…。
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椿。

2008-02-10 10:06:22 | ・ことばの尻尾踏み。
椿は透明な空気を際立たせる
ユウコサンは季節のそとにいて
透明の向こうを問う

宙も目指せたとその母は言う

なにもないそらに跳ぶように
闇に澱みを隠す水を目指した

「椿コウエンが好きだったから」
とその母が言う
引かれてゆくというその好き

夜でもなく朝でもなく
椿のなかというほどの光

それは何年も前の出来事。
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ガラスや鬼萩や(近代美術館工芸館)。

2008-02-05 21:14:12 | ■おもに美術。
比較的若い作家が多いのは、作家ごとに掲示される本人による文章でわかるかもしれない。韻文的散文は対象を択ぶ。4行ほどの小さいものだけ完読。鬼萩作家の生年。から98歳。
写真を撮ったって自分のものになるわけではないのに、写真が撮れないのがかなしかった。とても悲しくなった。葉っぱのことだった気もするが、等身大の顔と顔と顔と顔と顔と顔を突き合わせたあとに次の部屋に行ってからのことだから、悲しい理由はわからない。
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ひろいひろいひろい世界を結び──

2008-02-03 23:36:58 | 自ら援くる者以外はその在るを神も認めず。
──すべてのひとつ
ひとつひとつ
アパートメント。
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くーるなかんけい(写真)。

2008-02-01 10:07:01 | ■きゃっと。
このあと老婦人はカートの後ろに回り、そろりと上げた手を猫の頭にやった。撫で


るかと思いきや微かな声を発してそれをぽんと置くようにはたく。猫は右に跳びカートは左に緩く旋回した。
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