アリスでいっぱい(ただの風景)。

2005-10-26 23:35:53 | ・ことばの尻尾踏み。

そのときそらは
巨大なアリスでいっぱいで

たいこのおとにじゃまされていたが
笛が弦を邪魔していた筈

かくもねがちぶにそらをはげむ

素直が皮肉に聞こえ
皮肉が素直を返してさかあがりに励み

風を孕んだ二次元の
そらが反る

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やっぱり猫は……。

2005-10-22 18:12:56 | ■きゃっと。
下方☆☆☆の上に、翌朝、ど~でもe写真&追記。

命名

Pon de la linda

こっちの写真はあ~まいよ♪ぽんちゃんの義理の御父上のアシ

  ジツの御父上は黒白ノラさまでぽんちゃんはクロ系灰まぶしです。


  (アシの蛇足)
     御母堂とはいうけど御父堂とは言わないらしく。


──── ☆☆☆ ────


ネコ本開いたらイエスノーテストがあって

 ★ ペットを飼う前に自己啓発をしましょう。

ちょっとごまかしてやり直したら

 ★ ペットを飼うのはあきらめてください。


ほいほい。
想定内核心。

人間用野菜炒めすらめんどくさいの。
たまあの手抜き掃除もめんどくさいの。
結局家人もたよりなく。
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ぷろじぇくとXな。

2005-10-20 17:02:07 | ■おもに建物。
まるで牢獄のようだがもちろん人は住んでいる。
敷地内で高層化建てかえがやっと動き出した。
公の気が長いのかときがはやいのか。

できればとまっていてほしい。

立ち退き料をもらってから引っ越そうよと言ったが
あたしがいやな思いをさせたこともあり家人は早く出たがった。
あれから10年たつのにその部屋は放置されている。

家人と誕生年が同じ団地は
プロジェクトXでも放映された斬新な設計で
当初から住み続けるご近所さんはみな一流大卒だったりする。
そういうご近所さんの家に届け物に行くと
玄関だけでも
これが同じ部屋かと思うほどの数十年積もった美醜の差だった。

当時はまだあたしはマメだったので汚い部屋だったがきれいだった。


南西の入り口には巨木と言うに近い桜の並木がある。

北西は学園町といって隣の市域になるが、
羽仁もと子が創立した自由学園を中心に整然と区画された中に
すこしむかしふうなモデルヌな一戸建てが並んでいる。


明日館には行ったことがありません。
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刑務所志望。(『嫌われ松子の一生』)

2005-10-20 07:35:42 | ・本・記事。
家人が読み捨てた活字をあたしが読むのは
夕刊フジと勝馬を除けば
初めてだ。タイトルのせいだと思う。

 勝馬はちゃんと読めません。
 すこしみえをはりました。

ベストセラーだったとは知らなんだ。
ベストセラーを読む習慣がないのに言っちゃいけないが
その中の小説ジャンルとしてのこれは
ノーベル大江氏嘆く意味での小説離れ現象に通ずるものの
ような気が、した。

 じんせー何が起こるかわからない♪という読まれ方
 も、けっこうされているようだが。

主人公は自分の心を整理しながら
一生懸命やっているのだが
客観的には不運を自分で招きたがるように
為すことすべてがずれている。

一生懸命さと美貌はかなり違うが
その心理形成や動きに
自分と符合することが多くてくらくらする。
 逆に言えばふつうのひとにその心理は
 あり得ねええっと思われてしまわないかというのは
 巻末の評論家のあとがきで裏づけされた。

美貌という点でやはり違う映画『顔』
の、映像もちらちら交錯する。
両者とも多くの人とかかわりながら
どこにも自分の定位置をつかめない。


まともな一晩が過ごしたくて食い逃げをする
という一幕を昔はよく漫画などで見かけたものだ。

あたしももし刑務所に入りたいのなら
犯罪を犯さなくてはならないのだろう。

まともな生活をするためには
そのぐらいのことは必要かもしれないが
一生いさせてもらうのは難しそうだ。

この話の舞台の一つである某事(誤変換?)で高名な雄琴温泉は
ここで以前浅い観光案内をした美しい滋賀県にある。
──────────────────────────
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しかられて。

2005-10-16 18:23:47 | 自ら援くる者以外はその在るを神も認めず。
あのひとは叱ってるんじゃない怒ってるだけだ
と思っていて
あとで教育ヒョーロンカが同趣旨で陳べていると
溜飲を下げたりするつまらない子供だったが


ひとりが怒るということはほかの誰かも怒る可能性があり
それは叱ることと同じはずだった。


今はそれがすこしわかってはいるので
ありがたいとも思うのだが

不如意を如何いたさむと
途方に暮れるばかりでもある。
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原美術館とやなぎみわ。

2005-10-14 19:01:48 | ■おもに建物。
いかにも私邸だったというロケーション。
2階の愛想のないいまどきのドアを
抜け出たとき
ちょっと朝倉彫塑館を思い出す。

こんど家人が出かける気になったら
伊香保温泉を提案してみるか

行きがけに気になった三菱開東閣(3番目。)
下賤の者には非公開で、検索すると
密談したりお茶召し上がってきたセレブ?なブロガーは勿論いる、と。

──────────────────

記憶とはあたしにとって消滅を急ぐものだが
つくってしまいがちなものでもあり
やなぎみわ展は3度目のような気がする。
もっと多いような気もするがやはり2度目だろう。

具象にせよ抽象にせよ
つくる
とか
ストーリー性
とか
は語るべくして語らないのがえてしてげーじつである。
である。と言っちゃっちゃいけませんでしたか。

つくってますよー!

ストーリーありますよー!

さあ!

 おなじみの老女は
 まるけすなるほど。
  いえ百年の孤独は数十頁でリタイアしましたすみません

 モデルの少女たちのいまどき的PTSDや如何。

 ラプンツェル懐かしい。
 案内曰く「決してベースになった物語のイラストレーションではなく」。
 そんなこと思うのってふつうなのかい。

やなぎみわという
なまえがすきだ。


京都系といえばイチハラヒロコもまた見たい。
またって、またまた。見たのは雑誌だけ。
晴れてほんとによかった。
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他人の夢の話ぐらい退屈なものはない。10分ほどは眠れたのだろうか。

2005-10-13 01:48:37 | ■だらだら。
Hがいたのは古い木造二階建ての2階で
案の定、以前は考えられない寡黙さだ。

触ると粉が落ちてきそうな木枠の硝子戸をあけると
池のようなものがあって
部屋に上がるための石の上に
小亀が3匹こちらを見上げるのを

Hが覗き込み
上から私が覗き込み
その上から家人が覗き込み
いつあわられたかと困惑する。

部屋の外に家人をいざなうのをHが目で追い
私は慌てるような気分でHに手を振る

急いで戻ると部屋はもぬけの殻
あちこちの襖障子を開け閉てするたびに2階は迷路となり
ときに部屋を外界から俯瞰するようなせかい

反対側のガラス戸の外に
Hが着そうもないHの服がハンガーで2枚干されている

暗くて広くて短い階段を下りて
カウンターで2階の住人のことを聞こうとすると

随分と高い薄暗い中2階にHの髪形をしたパックをする顔がある
1階ロビーに向かって椅子が並んでいる

人口密度が増しているなか
中2階に向かってくちぱくで白い顔に叫ぶふりをするが応えはない
別人か

階段を上ると別の中2階に入り込み
棚も台も埃だらけやらぴかぴかやらの硝子器が埋める
向こうに1階ロビーが見える

簡易な階段があり中2階の中の中2階で
Hの部屋に抜けられそうだから上る

ところがなにものかに頭がつかえ
わからないがとにかく先に進めないことを悟り

おりようとしたら階段の踏み板がむしろになっていて
足を滑らせかけ危うく
大騒ぎを起こしてHに迷惑をかけるところであった。
細い鉄の棒でできた階段は1段が高かったが
慎重に下りて事なきを得る

Hに言い訳をしたかった
言い訳こそが刃物となったことについて。

相変わらずもぬけの殻の部屋では
クリムトのような重いカーテンが風になびいている 

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皇室の存在意義のひとつ。

2005-10-10 22:00:57 | ・ことばの尻尾踏み。
だとあたしが思っていることがある。
日本語だ。
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ハルキな日ではないけれど。

2005-10-08 22:06:57 | ・ことばの尻尾踏み。
一階建てだった向かいの家が3階に新築中で
その右隣に2階建ての小さな家が2軒。
その右側がパソコン系稼業のての~るカシュの家。

右2軒のかたとあいさつしたことは、ない。

同じ集合住宅に住むヒトとの会話の機会はほとんどないが
出遭えばあたしのほうからあいさつは、する。
あたしだから答えてくれないヒトも多い。


会話は基本的には発声を伴うが
想像できる猫と人間との会話は
おたがい黙っているじょうけいだ。

路傍で猫と出遭って目を見つめると
数秒で目をそらされるのが常だが
その黒いこはあたしの歩みに目を沿わせる。
ナカタさんに憑依していただきたかった。



思いがけない大胆な言動という話題を呈した。
言いながらあたしもそれでどうにか生きてきた
と思った。窮鼠猫を噛む。とはちがうが。


狭い歩道で後ろからチャリがやってくる一瞬の気づき


慌てて道を譲り際、あたしはなぜか口走る。
「声を聞くだけですぐわかります」

なんのこっちゃ

一瞬×2の後にマヂこけたての~るカシュの後ろ姿に
わらいながら謝罪するのもすっとんきょうか。

眩しすぎるラトビア戦は影が競う
フェンスの影で影はおたがい透明で
影をなくした人間たちが走るワンダーランド

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