(石川真生 ─私に何ができるか─オペラシティ アートギャラリー)。

2023-11-25 04:18:30 | ■おもに美術。

モノクロ以外でみずいろのない写真は見つけにくい。

わたしにできること─見に行く
と、読むことができる物理的に。




113
「ハダカ」
サカナと同じハダカになればわたしは弱い生きものだ
サカナと同じハダカでおどればいのちの声が聞こえてくる
(略)
世界が丸腰になって戦争のない地球にしたい。
(2022年4月7日、名護市瀬嵩の浜)


20-24
港町エレジー
(略)そこには芝居以上の芝居があって、私にとってはすごくおもしろい世界でさ。自分がその世界に住んでいないからこそおもしろい世界。自分の好きなように生きて、好きなことを言って、好きなように行動する人たち。両方ともすごいプライドの高い人たちだったからさ。自分がやっていることに対して、全然卑下していなかったよ。
私は人を撮るとき、誰にでもプライドがあるからそれを傷つけないように、ちゃんと相手をリスペクトして、撮っているんだけど、ふと、私はひょっとしたらこのおっさんたちを舐めて見ているときがあったかもしれない。ひとりのおっさんが酔っ払っているときに、ピッと真顔になって、「俺たちにも人生があるんだよ」というセリフを言ったからさ。ドキッ!とした。それから再び襟を正して (略) だから私は、相手が私が撮っていると見える距離でしか撮らない。隠れて撮るなんてやらないわよ。


107
「黒人に誇りを持って生きていく」
私が、私も日本の中のうちなんちゅだと言うと、いやいや、違うよね、と言われつづけ、私がもう日本人には思われたくない、私はアメリカ人でブラックだと振る舞うと、いやいや、日本人らしくしなさい、と言われる。息子のティーダが学校の同級生に「ティーダってアメリカ人のくせに自分では日本人って言うよねー」と、言われたらしい。ティーダは「はあ? ア メリカ人じゃないよ、黒人だよ」と返したらしい。黒人に誇りを持って生きていこうと、息子は成長しています。


125
「蟷螂(とうろう)の斧、でも続ける」
(略)気は抜けない。一日中ゲート前に立つことはできないが、せめて午前中は立ち続けたい。ほぼ毎日参加してくれる地元の人々や応援の皆さんとともに。皆さんには心から感謝している。(2022年5月23日、宮古島市陸上自衛隊保良訓練場)
※ 蟷螂(とうろう)の斧: (カマキリが前あしを上げて、大きな相手を止めようとする意から) 明らかに弱小のものが自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。


166
(略)
(略)多くの人に知って欲しいと思います。(2023年7月1日)







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちっぽけ釦譚。 | トップ | ひさしぶりに鈴木明子と宇野... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■おもに美術。」カテゴリの最新記事