いじめといじり。

2006-08-08 20:33:33 | 自ら援くる者以外はその在るを神も認めず。
おことわり:被害妄想と言葉いじりです。

当事者がいじめと自覚もしくは疑っていることがある。
当事者がそれは軽いいじりだと思っていることがある。
最近のいじめの話ではそこから展開されることが多い。

被害妄想の年寄りの経験だと少し違うことがある。
実際気づかなかったという話の割合はどうなのか。

だれかが自分の気にいらない者に忠告をし続ける。
だれもがそのだれかの気持ちをかなり理解できる。

なぜなら障害者手帳保持者には礼節を守る人であり
そのだれかの忠告はだれも文句が言えない正当さだ。

だれもそれをいじりだともいじめだとも思わない。
いじめられているのと同じ感覚は被害妄想とされて
いじめられているのと同じくひとりの味方もいない。

NHKの解説者は今の子供たちの中にはいじめをいじり
と呼んで自分の加害意識を隠蔽する子もいると言う。

いじりもしくはいじめで仲間外しをしていると言う。

仲間外しというのはいじめの認知後にできた言葉か。
能動的な言い方をしていじめの印象を刻もうとするか。
そもそもいじめの問題は受動と能動の双方向かと思う。

その証左には殆どならないとは思うが私の子供時代
教師の中には気に入らない生徒を悪罵する者がいて
私がそのことでその教師に噛みつかなかったことを
恥じずに済む程度に彼らはクラスに溶け込んでいた。

「いじめ」を「いじり」と言うのがもし不当とするなら
「いじめ」を「仲間外しをする」などと言うこともない。
「いじめ」の行為と「仲間外れにされる」気持ちを質せと。

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1 コメント

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ごじつ。 (ramen)
2006-08-15 02:33:02
嘉田由紀子さんがどうのと多分にイメージだけで言ったことをおっちょこちょいなどと言ったら、何かを生まずばならぬ席に座るおっちょこちょいに申しわけないと思う。

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