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子育て支援

2023年04月04日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 私の子育ては終わってしまいましたが、岸田さんの『異次元の』と言う枕詞には既に期待などしない免疫が付き、やはり中途半端と言う印象です。何のための「子育て支援」かと言えば、人口減少に歯止めをかけるとの説明も聞きましたが、今回の「子育て支援策」だけでは、子育て世代が増えるとは思えない内容です。 これは単純に、子育てのための支援だけではなく、その前の「晩婚化」への対策まで含めねば片手落ちです。 若い世代では、家庭を持って子育てをしたいという人の割合が減っているそうですが、自分の家族が増えるというプラス面よりはそれによる負担増、トータルではマイナス面をなるであろうことを避けているという報告もあります。

 私より2~4歳上の団塊の世代と言われる方々が誕生したのは、戦後の日本経済が立ち直ったキッカケになる朝鮮戦争の特需で世間は活況を呈していたそうで、経済規模で比べれば、今の方がはるかに巨大なのですが、現在は、当時のような血沸き肉躍るという雰囲気のカケラさえありません。この30年日本、日本経済は活力をを無くし、今や先進国から世界における地位の低下もあり、今後どのように生きるべきかを真剣に悩むと、子供の責任さえ持ちづらいと思うのもナルホドなのです。 今いる子供たちへのサポートは重要ですが、それに続く世代を絶やさないようにするのためにも、若い世代が将来的な希望を持ち続けられるように日本の経済がこれ以上、劣化しないための産業政策、エネルギー政策も土台の両輪に大事な点です。この基礎の上に若い世代の結婚を促し、次に子育ても支援するというかなり広い領域をカバーしなければならないのですが、今いる子供の支援だけでは何か一貫性が感じられません。団塊の世代が誕生したころの日本には子育てのための支援など皆無でした。しかし、経済が上向きであれば、人の心も上向きになります。経済が停滞すれば、人の心も停滞します。経済を発展させることこそ国の基礎なのです。

 少子高齢化と騒がれますが、日本の人口はそれでも1億2千万人がいるのは、欧州から見れば、まだまだ大国なのです。欧州で人口が5千万を超えるのは、ドイツ、イタリア、スランス、イギリス位で、日本の人口が5千万程度に減るのはまだまだ先です。人口減少を憂える前に人口が1千万以下であるのに世界で活躍しているノルウェー(550万)、スイス(845万)などの国は我が神奈川県(905万)よりも少ない人口で世界的には神奈川県よりも大きな存在感があります。 人口が少なくなることを憂える前に一人当たりの生産性をいかに増やして、欧州の小国に劣らない生産性を得ることの方がよほど重要なのです。実力も無いのに欧州並みの労働時間のマネをするなど、エエカッコをする前に改善すべきは多々あります。

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