雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

事前予防と事後処理

2015年11月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

病気は発症してからの治療よりも病気にならない予防に重点が置かれるようになりました。 事が起きてからより、起さないようにすることは大事なことです。 

落雷対策も同じことです。 雷を落としてから、それをバイパスして機器を護るのではなく、そもそも落雷を発生させないようにして機器を護るのです。 落雷してしまった後の事後処置では完璧にはできません。自然相手ですから常に100%完璧というわけではありませんが、まずは落ちないようにし、それでも落ちた時のために事後処置を対策するのが、まっとうな順番であり、いきなり、避雷針に落雷させようと言うのは、オイルランプ時代の考えです。

先日、紹介しましたHHOガスによる燃焼促進も同じことです。 ディーゼルエンジンの排気ガス対策に、生じてしまった有害物質をフィルター(DPF)や尿素水噴射で浄化する事より先に考えるべきは、有害物質の生成自体を防ぐ事前予防です。 エンジンで言えば、排気系での処置ではなくて、吸気系から燃焼室までの間で問題を解決すべきです。  

こじつけに聞こえるかもしれませんが、真理というのは共通するものがあります。病気でも、落雷対策でも、排気ガスでも、困った事象が発生しないように事前予防が大事であることは誰も否定できないと思います。 これは、事後の処置を否定するものではなく、事前予防しても発生してしまったことについては、当然、事後の対処が必要です。 

本質を考えずに流されたままになっている事が多いのですが、大事なのは順番の問題です。 最初から事前予防ができないものとして事後処置に走るのではなく、事前予防ができないかを考えるのが最初のステップです。 発生してしまった事にはその対策を真剣に考えますが、発生する前の予防策と言うと、発生してもいない事に真剣になる方は少ないのが現実なのです。 しかし、これからの時代、事後の処置では間に合わなくな類事が多々あります。 事前の策の重要性が高まる事になるでしょう。

〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする