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子孫にツケを残すなは正しいか?

2015年05月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

報道番組で財政の健全化について「子孫にツケを残すな」などというまともに聞こえる発言が多いのですが、私はこれは違うと思います。国は永遠に続くもの、少なくとも続ける努力を継続しなければなりません。 

国家は永遠に続くものと言う前提で、現在作った社会インフラ、例えば高速道路ですが、これを作るのに1000億円かかるとし、その資金が手元に無ければ国債を発行して借金する訳ですが、これは100年後の子孫も使用するのですから、100年後の子孫たちにも応分の負担を残してやれば良いのです。 それを短期間で返そうとするから大変なのです。10年/20年で返還するのではなく、100年/200年で返還すれば良いのです。

100年償還の国債など市場で売れないでしょうか? 100年では誰も自分では受け取れませんが、その額は相続の際に控除対象とすれば、子孫のためのプレゼントとして購入する人は多いのではないでしょうか? 何故、無税なのか? 相続人がいるから相続税が発生するでしょうが、100年後の相続人は未だ未定だからです。 こういうことを言うと、なぜ、それがダメなのか即座に3,4つの理由を挙がってくるでしょうが、所詮、人の決めるルールです。 物理法則に逆らう訳ではないのですから絶対に不可能などあり得ません。

例えば、米国の経営者ですが、自分のせいぜい3年の任期のうちの業績を良くするために、長期的には不利な事であっても、短期の利益を優先させます。 その弊害については、多くの事例があります。 これも同じことでして、国家や会社は100年の長期で計画すべきことを目先の効果優先で自分の実績を誇示するところに間違いがあります。

目まぐるしく変化する中で100年先などと悠長なことを言ってはいられないという焦る気持ちも分かりますが、100年が無理なら50年。 少し遠くを見て考える事も必要です。

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