Web会議嫌い あるいは、デジタル・アーミッシュ

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　暑いさなか出掛けることなく情報交換ができ、それも１対１だけでなく、N対N なのですから、この便利さは否定できません。　Web会議が便利であることは認めますが、便利であるからとホイホイ使ってしまっては偏屈ジジイらしくありませんから、Ｗｅｂ会議による打ち合わせは極力お断りすることにしています。　必要であれば、こちらから何処にでも出向きますが、弊社が購入する側の場合、営業の方がWebで説明したいという時には、横着な事を言わないで、弊社を訪問して説明して欲しいとお願いします。と、言いながら訪問の段取りは電子メール、宿の予約はネットで探して、説明自体もパワポで行い、完全な「デジタル・アーミッシュ」にはなっていません。　

　ただ、便利なものはどこか胡散臭い。　マイナ・カード？　もちろん、使いたくありませんが、もし、社会生活に大きな不便が生じるようであれば、仕方ないかもしれませんが、日本で一番最後の登録者になりたいと思っています。金融機関からの紐づけがあれば、国からの支給が効率的になる？　そんな個人への補助金など年に何回、アルンヤ？、イランワ！　そもそも国民に対して金を配るなどと言う政策自体が間違っていて、政府は国民の御機嫌取りなどしてはいけないのです。住民登録だとか戸籍謄本、そんなものが必要になるのは数年に１回、あるかないかで、それがコンビニで取れたところで少しも便利ではない。　保険証として使う？　医者など、ここ何年も行ったことナイワ！　顔写真の無い健康保険証はナリスマシで、受診資格の無い人まで使用されているのを防ぎたいというのであれば、顔写真付きの保険証にすれば良い。マイナ・カードであれば、身分証明として使える？　身分証明が必要なのは、郵便局に不在で配達されなかった荷物を取りに行くとき時だけで、再配達してもらえば、身分証明などイランワ！　日常生活に身分証明などイランワ！　それなら、運転免許で間に合う。　マイナ・カードって、不要な機能を厚化粧して便利に見せようとし、これを使え、使え、とねだられるのは、安いキャバクラで厚化粧した、高齢のお姉さんに隣に座られオネダリされているような居心地の悪さを感じます。

　西邊邁先生の「「世論」の逆が概ね正しい」を実践していると思っていますが、世の中の変化についていけないジジイが屁理屈を並べているだけのようにも見えますね。。。

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リスキリング、リカレント教育

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　大きな書店に行くと、理工学書の大学生用の参考書に必ず立ち寄ります。　私が学生であったころとの大きな違いは、昔は「演習」とか言った問題集ばかりだったのですが、最近の参考書はカラーを使い、説明も分かりやすいものが多く、時代の流れを感じます。このように情報が分かりやすくまとめられ、簡単に手にはいるとなると、「知らなかった」「分からない」などの言い訳は通用しなくなります。　参考書だけでなく、ネットまで加えれば、学習のための情報源は、昔の何百倍も身近にあります。　この恵まれた環境をどう使うかが重要です。ただ、それに気が付かず、毎日を過ごしているのは全くもったいないのです。　土日に出勤する時に見る光景ですが、朝九時前にパチンコ屋さんの開店に合わせてに若者の長い行列ができています。　若者が土日にパチンコ屋に開店前から長い行列を作っているような国に明るい未来はないのでは？　 変化の激しい昨今、学ぶべきことは沢山あります。夢や目標はないのか？　貴重な週末ををパチンコで費やす若者が気の毒に思えます。

 これは、パチンコをする青年の責任ではなく、今さら、リスキリングだと学んだところで、それを評価する社会でないことも背景にあります。　大学を卒業した時、どこの大学を卒業したかが付いて回る社会では、自己啓発の前に社会の壁が立ちふさがります。学習意欲の原点は、１）学ぶこと自体が楽しい　２）学んだ結果のインセンティブ　のどちらかでしょうが、リスキリングなどと笛を吹いても、若者が何処まで踊るかと言えば、リスキリングのための学ぶ場だけではなく、それをし易くするサポート、学んだ実績を受け入れる環境を整えることも大事です。過去のXX大学卒というラベルを引っ剥がし、新しい経歴に対して新しい評価が必要です。

　私の家内は女子大生です。と言っても、ピチピチのギャル女子大生ではなく、会社勤めをしながら学士入学した社会人大学生ですが、毎週の土日はレポート作りに励み、勉強するのが楽しいとイキイキと勉強しています。学生時代に学んだ事とは全く別の専攻ですが、昔から興味があったとのことで、大学の教科書だけでなく、図書館からは関連資料を何冊も借りて来て、中々レポートがまとまらないのは、次から次に興味を引く点が見つかりそこの迷路に入り込んで出口を忘れるというくらい熱心に楽しく学んでいます。高校を卒業したばかりの大学生より、実社会の中で鍛えられた事務処理能力、経験、作文力など、これは明らかに社会人学生の方が有利です。社会人が学び直すのは非常に意義あることです。また、自分の娘のようなクラスメートとの交流も楽しんでいるようです。これは、学ぶこと自体が楽しい例ですが、会社勤めをしながら、精神的に余裕がなければ両立は困難です。

　リスキリング、リカレント教育、これらは、学びの場を設けるだけでなく、リスキリング、リカレント教育を受けた人たちを会社と言う枠を超えて評価する社会にならないと難しいものがあります。

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雷研究会

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　月に一度、月末の金曜日に「雷研究会」という勉強会を開いています。　大学関連の先生3名と雷保護の業界で長い経験を積まれた方、弊社関連の３名、特許事務所の方で８名ですが、一番の重鎮は早川先生、元電気通信大学名誉教授で、電波の専門家、大気電気学会の会長を務めた事もある雷研究の大家ですが、雷だけでなく地震と電磁波、と言うより自然現象はバラバラの独立した事象ではなく、雷も地震も何か関連性があるかもしれないと分野を自ら絞らないで研究されている姿が非常に刺激になります。　前回は、早川先生のお話の中で、「交流と直流は、同じか違うものか？」との質問が私に向けられましたが、「現象面で言えば電流の流れる方向が、一方向か、２方向かで異なるが、直流は周波数がゼロの交流と解釈すれば同じもの」と、まあ、無難な回答ができましたが、このような話、日常生活の中ではまずありませんので、とても新鮮なのです。

　研究会を実質的にドライブして下さるのはM先生で、冬季雷の研究では有名な先生で、ここに、小松大学のY先生も加わり、北陸での冬季雷の観測を地道に継続されていて、その研究結果をどのように論文にまとめるかなど、３名の研究者の議論もとても刺激になります。　また、重電の分野で高電圧を扱われ、その後、落雷対策に進まれたSさんもこの分野での経験が豊富なだけではなく、色々な文献を探してきては紹介し、毎月の話題を提供して下さり、ありがたい存在です。

　こういう方々との交流は、落雷に対する理解のレベルを高め、あるいは掘り下げ、弊社の落雷に対する知見を高めていることに間違いありません。　自然科学の中で生きて来た方々は、自然現象への対峙の仕方が真面目で、営業の世界にはままある、ハッタリなどとは無縁の世界で、地道に観測を続けている姿には頭が下がります。　こういう交流を汚さないためにも、営業にウソ/ハッタリなど加えてはいけないのです。

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第三次世界大戦

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　今まで、第三次大戦などありっこない、と理由はありませんが、期待だけでそう思っていましたが、ウクライナに対しG７が支援を続ける約束をした時点で、長期的に見ればロシアの敗北は決定的となりましたが、ロシアが大人しく敗北することなど期待できるのでしょうか？　ウクライナに NATOや G7 からの支援が届いてロシアの戦況が不利になる前にロシアはウクライナを片付けなければならなくなりました。ロシア軍の頭上にクラスタ－爆弾などバラまかれるのをロシアは黙って見逃すことはないでしょう。クラスター爆弾まで使用するという事は兵器に関するシバリが無くなったも同じ事ですから、ロシアはキーウに対し核攻撃をするでしょうし、それに対抗してロシアにも数発の核攻撃はされるでしょう。これが、数発で終わるか全面的な戦争になるかは分かりませんが。ソロソロ、核戦争に向かう事でしょう。「窮鼠猫を噛む」、ロシアを追い詰めては危険です。

　プーチンのウクライナ攻撃は稚拙すぎました。開始してから一年も長引かせることなく、核を使用してでも、もっと早い段階で終わらせるべきでした。　兵力を分散し、何か所にも攻撃を仕掛けるのではなく、首都一本に絞って集中させるべきでした。本気で戦うなら核兵器に何の遠慮も不要なのです。南部や東武の大きな都市も壊滅的な破壊を受けましたが、そうなる前にキーウだけの破壊で終わりにするべきでは無かったでしょうか？　蛇は頭を切り落とさねば、シッポを痛めつけても何にもならないのです。　ロシアは前線を広げ過ぎました。

　台湾有事ですが、この時、C国は房総半島の沖合上空千メートル付近でも巨大なキノコ雲を東京在住の人にも見せつけるのです。電磁パルスの影響で通信/電力は使えなくなり、過度の携帯依存症である日本国民はパニックに陥ります。台湾を支援すれば次は東京に核攻撃をすると脅されれば（それも言葉だけでなく、本当にキノコ雲を実演しながら）、恐らく大半の日本人は戦うことなく、C国の奴隷になってでも降参しようと言い出すことでしょう。自衛隊にも戦わないでくれ、余計な手出しをしないでくれとの声が高まり、左巻のマスコミに世論は２分され内閣は何も決められずに潰れ、中国寄りの政府が樹立されればそれで、それで日本は終わりです。「戦わずして勝つ」と言うのが理想的で、実際に戦う前に相手を脅し上げて降参させる。核などいくらでもあるのですから、腰ヌケ日本に対しては、まずは核ででデモンストレーションするところから始まり、いきなり武力侵略など始まらないでしょう。　

　そういう恫喝を受けないためにも、日本もC国と同様の核兵器を持たねばならないのです。正義が勝利し、邪悪な国が負けるのは、お話しの中だけで、邪悪である事は少しもマイナスにならず、お人好し国は、邪悪であっても強い国には勝てません。 C国に核攻撃で脅かされた時、それでも戦いますか？　降伏しますか？　これは、ソロソロ日本国民の誰でもが決めておかねばならない事です。

私？　奴隷として生きるのでは生きる意味もありません。日本が亡びることがあても戦うべきと信じます。　キチンと準備をしていないと国は亡びる、、そういう例は歴史に多々あり、特別な事ではありません。　

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もう一人、自分が欲しい

こんにちは。落雷抑制の松本です。

　突然、人材派遣の会社の方からの訪問がありました。「もう一人、自分が欲しいから、私と同じスペックの人がいたら検討するよ」と冗談で答えると、「弊社、登録データが X万人いますから、早速、社に戻って探します」「どのような経歴の人が必要でしょうか」と真顔で答えてきたのにはこちらがビックリでした。　そもそも、ビルの中をグルグル回りながらの訪問でしょうが、これがダメです。　訪問する会社のHPくらいは一度見て、どのような業界で、どのような仕事をしているのかも見当も付けずに回っても時間の無駄なのです。少し調べて、「珍しいお仕事なので、少しお話を伺いたい」とかアポ取りたいというのであれば、こちらもその場でお断りなどしませんが、弊社の事業内容や私のこと、何もご存じないまま訪問してくるのです。　何万人の登録データがあろうとも、学歴、職歴程度の浅い情報で、私と同じスペックの人間など探せるはずはありません。　そういうことが自社のデータ・ベースに完結していると思っている事こそ浅はかです。これは、相手には興味がなく、自分の契約を取りたいというだけの事なのです。

　世の中、浅い仕事で仕事をしているようなつもりの方が多いのです。恐らく、自分のしていることがどれだけ浅いのかまでも気が付いていないかと思います。　仕事の目的を「ランドマークの会社を最上階から１階まで、全て訪問せよ」とか上司の方も仕事の目的の設定の仕方が浅いのでしょうね。　仕事の指示は大きな目標で具体的に与えるべきです。　ボンヤリした目標で、一日何社と結果だけ数量化してもダメで、訪問する事だけが目標になっている場合もあります。

　このように偉そうなことを言えるようになったのは歳を重ねたからであって、若い頃の自分はアホでした。　そこでいつも思うのは、ジジイへの年齢差別で、これは LGBT への差別などよりも酷い社会的ロスなのです。　私の周りに多いのは、定年を迎えると、定年延長がオファーされるが、同時に給料が６０％であるとか人を馬鹿にした話です。　このような差別を許して良いのでしょうか？　仕事にもよりますが、体力よりは、それまで築き上げたスキル、人的ネットワークの方がより重要でなのです。　少子化対策などでいくら予算を付けようと、生産年齢に達するまでに２０年近くかかるのですから、いまさら子供を増やせ、子供への手当てを厚くしろと騒いでも手遅れなのです。　あてにならない人口増加よりは、社会的に無視されているジジイの活用の方が大事です。身の回りのジジイが如何に過小評価されているか。。もちろん、例外はどこにでもありで、全てのジジイと言う訳でもありません。　ジジイ世代としては、歳を重ねても周囲から必要とされるジジイを目指さねばなりません。

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雷雨の時に避雷設備に近付いては危険です

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　弊社の販売店さんの方が、ハンディ型の静電気測定器の写真と共に、これを用いて構造物がどれだけ静電気に帯電するかを測定したいと問い合わせがありました。危険であるからしないように伝えましたが、社会的には分別のあるキチンとした方で、その探求心も立派なのですが、そもそもの雷の怖さを全く理解されていないのは、構造物は通常であれば地面と同じように帯電しているでしょうが、そのようなものは測定しても大きな意味はありませんし、ここに大きな静電気が流れるのは上空に強い雷雲が来た時で、そのような時に高い構造物に登るなど無謀な事です。米国１００ドル札にもなっている避雷針を発明したベンジャミン・フランクリンですが、雷雨の中で凧をあげ、雷が電気現象であることを実証したのですが、これは、たまたま運が良かっただけの事で、同様の実験して亡くなった方も多数いるとのことです。雷雨の時には、落雷を受けそうな場所には絶対に近付いてはなりません。　避雷針の工事屋さんも、その日の天気の具合によっては避雷針の工事などトンデモナイことで、高い所に登りません。

　弊社のPDCEの営業を始めたばかりの方は、どうしても原理的な話に興味を持ち、静電気を測りたいなどと言い出します。　ところが、弊社は、既に１４年もこの製品を販売し、３６００台近い実績の中で、もう１０年に渡り、毎年１００台近くを設置されているお客様もおられます。会社ですから、効果のない製品には投資しませんから、毎年の実績を見ながら次年度の予算を確保し、これを１０年も継続しているのは、やはり効果ありとの判断があるからです。　試験的に数台を設置してそれから５～６年を経過し、やはり効果ありとのことで、増設を決めるお客様も増えています。　今さら、原理的な話に時間を費やす必要などありません。

　ある地方での新築マンションなのですが、通常の避雷設備（これは積極的に落雷を招いています）でなく、なるべく落雷を招かないということを売りにしています。　マンションですが、立地条件、広さ、価格だけで競争しているのではなく、今、新築のマンションを購入してそこに共住すれば恐らく２０年、３０年とそこに住むかもしれません。昨今の天気が毎年、暴力的になっていることを考慮すると、今から２０～３０年後の天気はどうなるのでしょう？　電化製品の数が増える中、落雷など受けない方が良いに決まっています。　それが、何千万円、何億円も費用を要するのでは現実的ではありませんが、マンションの建築費と比べればまるでゴミのような僅かなものです。　ということで、より付加価値を高めるという事に着目し上手に商売をしている方もおられます。　お客様の先で、雷の話しかしてこないのでは、理科の出張授業ではないのですから、自分にとってもお客様にとっても何の役にも立ちません。　商売上手と言われる方は、確実にお客様の利益を考えていて、つくづく、商売と言うのは目の付け所が大事と思います。

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自然現象との対峙

こんにちは。落雷抑制の松本です。

　自然現象と対峙する時、観測、計測をして得られた事実を話をしているのか、あるいは、こうなるであろうという期待/予測だけで、何も測定していないのか、その２種類を的確に見分ける必要があります。　既成事実のように、自信を持って「ああなります」「こうなります」と説明している場合、それはどの様に観測したの？　どの様に測定したの？　という客観的な視点を忘れることなく評価することです。弊社も落雷相手と言う自然現象と対峙した仕事ですが、自然現象には不明な点も多く、残念ながら、弊社製品だけでなく、通常の避雷針でも保護角が規定されていますが、その理屈までキチンと解明されている訳ではありません。　

　例えば、国と国の条約、会社と会社の契約などは双方が話し合い納得した上で決めた数値目標ですから、これは信頼に値しますが、相手が自然現象である場合、例えば雷様と話し合いをして決めたのではなく、人間が一方的に決めた数字ですから、時に自然に裏切られ、保護角と決めた内側に落雷がある事もあるのです。　例えば、「１００ｍ以内から電荷を集めます」という文句を聞いた場合、どのように１００ｍ以内と観測したのだろうと考えると、これをキチンと測定するのは大ごとなのです。まず、何故、98mや102ｍでなく、人間界のキリの良い100mなのか？　日本の社会は１０進法とメートル法ですが、自然現象まで含めた世界統一基準ではありません。　日本の社会の都合の良いように100m ちょうどで発生する自然現象などありません。それでも100mと言うからには、測定したなら、測定は1m毎のグリッドに配置すると、少なくとも,10％増しの　110 x 110 の 12.100個は、必用になります。　また測定と言うのはスカラー値で行うのが普通ですが、「集める」のような動きと共に測定するとなると、これは「ベクトル値」で大きさと方向がありますから、これを測定するのは非常に困難です。ましてや、地面だけであれば二次元ですが、これを上空を含む３次元であれば、測定器の数だけで100万個を超えますし、そのような測定器がありませんし、あったとしても1辺が110mの巨大なジャングルジムで格子点を作ららねばなりませんが、そのようなジャングルジム自体が測定に影響を与えるので、これは現実的な話ではありません。　ですから、現実的にはこのような測定は不可能なのです。現実的に不可能な事をあたかも確認したかのように言い切る宣伝に対しては、それは本当のことなの？　と確認しなければなりません。

　自然現象と対峙する時、まずは観測/計測による事実を積み上げ、その知識を基に次に「推論」するのが順番です。　観測/計測が無いままの推論は単なるファンタジー、お伽噺の世界です。　数字を用いた自然現象の説明には、その数字の根拠、測定したのならどのように？　まで問いただすと世の中には測定した訳でもない数字を振り回している場合も多々あります。　自然現象と対峙する会社の姿勢の違いのようです。　弊社は、観測した事実でしか説明しません。　分からない事も未だありますが、分かったフリをするよりは、分からない事は分からないと誠実にお答えします。

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馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　私の好きな言葉の一つです。　英国の諺だそうですが、教育と言うのは、学習者を水辺に連れて行く行為なのですが、そこで水を飲むか（学習するか）どうかは学習する側の責任であり、教育する側の責任ではないのです。　私も人様をプッシュするのは好きではないので何も言いませんが、弊社関連の仕事をしていながら、弊社の製品や会社自体に興味が無さそうな方もいます。　向こうも、イチイチ製品の説明を求めるのは何か気が引けるのでしょうか、せめて弊社の製品についてある程度、自ら学習してからにして欲しい場面は多々あります。そのための情報はHPに各種用意されています。

　学校の教科書がタブレットになるそうですが、こういう道具が教育効果を刷新できるかというと小中学生の場合、本人の意欲、「やる気スィツチ」の問題で、教材を作る側のIT産業/教育産業は、タブレットの画面から指先一つで何でも学習できると自慢するでしょうが、学習と言うのはそれほど単純ではなく、その簡便さがアダになる事もあるのです。

　昔、「構造化プログラミング」と言うのが業界でブームになった事があります。エラーを含まない、スッキリとした構造のプログラムを如何に作るかということで、これを発案したオランダの数学者のダイクストラ先生が東京でで講演した時、数時間ですがお供したことがあります。さすがに数学者ですから、構造化プログラミングには何の道具立ても必要はない、数学と同じで紙と鉛筆があれが十分である。。と言うお考えでしたが、これをプログラミングの生産性に結びつけようとした、某社では、コンピュータ上に共通的なテンプレートを用意し、スキルが無くても、そのテンプレートに従えばある程度のプログラミングができる道具立てを作る事に邁進しました。　物静かな数学者と元気の良い実利的な米国人の違いが面白かった記憶があります。

　子供のため、先生の労働時間を減らすためと、教育現場が変化するのは当然でしょうが、裏で原動力となっているのは「商売」でして、全国の小中学生にタブレットを配布し、そこの色々な教材ソフトを載せる、その市場の大きさたるや、途方もない金額ですから業界が夢中になるのは当然ですが、子供を食い物にしない方向で進んでくれることを願います。

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チャスタイズ作戦

こんにちは。落雷抑制の松本です。

　先日、ウクライナのダムが破壊され、下流が洪水となりインフラも使えなくなった事について、酷いことをすると憤っていた知人がいましたが、戦争とはそういうモノであり、飛行機好きであれば、誰でもが知っているのが、第二次大戦中にイギリス空軍が、アブロランカスターと言う大型爆撃機を使用し、ドイツ国内のダムを破壊した作戦です。　ダムには魚雷攻撃を防ぐために魚雷防護網が張られていて魚雷は使用できない。　そこで考案されたのが、川で水面に小石を投げて何回、跳ねるかを競った子供の頃の遊び（水切り）と同じ、水面を水切りによって飛び跳ねた後にダムに着弾し、水中に沈んでから爆発するようにしどの高度、速度で爆弾を投下すれば網を超えてダムの本体に当たるかを綿密に実験しながら１９４３年にメーネ・ダム、エーデル・ダム二つを破壊しました。　この頃は、高度計も低空では不正確ですから、機体から下に向けた二つのライトが高度１８mで水面で重なる工夫をし、爆撃に成功したそうです。　私の知人で飛行機好きな方がいますが、新婚旅行でロンドンに行った時に、新婚の奥さんを残し、一人でアブロランカスターの展示を見に行った方がいます。

　この作戦により決壊したダムからは、3億3千万トンに達する水が下流のルール峡谷一帯に流れ出し、ダム下流域８０kmにわたって被害を及ぼす水害を引き起こした。この水害による被害は、

• 死者：1500名 以上
• 死亡した家畜：6500頭以上
• 流失した橋梁：25箇所
• 操業不能に陥った軍需工場：125箇所
• 一時的に耕作不能となった農地：約3000ヘクタール

これを指揮した、飛行隊長にはビクトリア十字勲章、乗員にはガッキンガム宮殿勲章が与えられたとのことで、戦争と言うのは、相手に最大被害を加えることが戦術的な目的ですから仕方ない事です。日本もトマホークを買い込みますから、これの目標は、三峡ダムでしょうね。

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情けない日本の政治家

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　この話題で話しをしたらホボ、永久に続くのではという事で、口にするのを慎んできましたが、あまりの情けなさに書かねばならないと思いました。　福島でのトリチウムを含んだ水の放出ですが、

1．文句を言う中国には中国製だけでなく、世界中のほぼ全ての原発から出る冷却水にはトリチウムが含まれ、原発大国の中国こそが大量のトリチウムを放出し続けていて、中国も韓国も、自国からの放出を止めない限り、日本に対して文句を一言でも言う権利がない事を、間髪を入れずに反論すべきです。　中国/韓国はいつも、自分の事は棚に上げ、他人の事ばかり文句を言いますが、これは日本がキチンと反論しないからであり、国際社会では反論しないは「負け」なのです。

2．海水浴シーズンだから、この夏は止めたらどうかと言う議員。　この夏をパスしても、来年、また海水浴シーズンは来るのです。　良い子ぶって先延ばししても何の解決にもならないのです。　この手合いには、もう、いい加減に政治家を辞めて欲しい。

3．私、先日、健康診断でPETを受信しました。　これは、ガンの好む糖類に放射性物資を混ぜて投与すると、体内のがんに放射性物質が停滞し、それで人体の外からがんの有無を検査するという方法で、私の体内に放射性物質を注射する間、これは機械で行いまして、看護師の方は放射線を通さない衝立の向こう側で経過を観察し、PET検査が終了した後も、放射線が半減するまで約30分、人と接触しないで安静にするというくらいの放射性物質を体内にワザワザ投入します。　しかし、微量の放射線など体にはプラスで、玉川温泉、三朝温泉には、ワザワザ、放射線に当たりに行って、健康になって帰ってくるのです。いつまで、放射線を怖がっているのか？　PET 絵受ける放射線量は、日本国内で普通の生活をしている１年分と同じくらいで、これがブラジル（カラバリ市）では、日本の約5倍の自然放射線を浴びています。

塩でも砂糖でも微量を使用しているから料理が美味しくなるのであって、これを一度に数Kg、体内に摂取すれが健康障害,あるいは死亡に至ります。それと同じで、十分に希釈してあれば、塩も砂糖もトリチウムなど怖くはないのです。　昔、カイワレ大根の安全性を示すのに自らマスコミの前でカイワレを食べた政治家がいました。当時はアホと思いましたが、何もしない政治家よりは立派した。　岸田さん、山口さん、皆の前でトリチウム入りの処理水を飲んで見せてください。「丁寧な説明」と中身のない言葉ばかり繰り返さず、こういう時こそ、政治家が自分の言葉でキッチリと説明すべきです。言葉が足りない分はパフォーマンスで補うべきです。

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整体？ あるいは 催眠術？

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　自分は、整体治療には詳しいと思っていたのが実はそうでもなかったようです。　先日、友人の行った整体治療院、私が今まで知らなかった治療法であったという事です。記憶の一部を取り去るというモノを頭の近辺に置き、痛い時の状況を想像して、記憶の中の痛みを取り去るというのです。そもそも記憶と言うのは脳の中でどのように保存されているのか？その一部分の痛みの記憶だけとりさることなどできるのか？　心の傷、トラウマを抱えて生きている方も多い中、そんなことができるのか？　と言う疑問はありますが、子供の頃、小さな擦り傷、切り傷位でしたら、信頼する母親が「痛いの痛いの飛んでちゃえ！」としてくれただけで痛みが無くなる、これは世界中で行われていることで、痛さは思考の中で作り出しているだけの事ですから、素直に信じて施術を受ければそれなりの効果はある事でしょう。これは、いわば催眠術のようなもので、施術者への絶対の信頼があれば効果を配意する事でしょう。

　素直な心は失い、物事を疑う事から始める偏屈ジジイの私や、素直で天真爛漫ではあるが、多くの学びや体験からスジの取った自分の考えを確立している友人には、残念ながらこの施療は効果を発揮することはないでしょう。　私が効果を得るには、30分の施療では短すぎ、時間をかけた信頼感の醸成が必要かもしれません。

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2040年の仕事と図鑑 AI 時代 稼ぐのは誰

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　日経ビジネスの　6/26 日号の特集です。　今の中学生が社会で活躍する日、どのような職業が最先端で、稼ぎが良いのか？　中学生の子供を持つ親御さんとしては、我が子にどの様な教育機会を与えれば、将来、大我無く暮らしていけるであろうと心配する気持ちも分からなくありませんが、ここで紹介されている１６の仕事、AIの活用や労働人口が激変する中、そういう仕事も「あり」なのかと思わせるものばかりを紹介しています。次に、いくつかの先進的（？）な教育をしている学校が紹介されていますが、そもそも、教育で社会が救えると思う所が短絡的です。

　ここで紹介されているような先進的な職業を目標とするには不確定な要素が大きく、まあ、SF小説を読むような感覚で捉えれば良いのでしょう。　社会の変化と共に、職種への需要も大きく変化しますから、それに対応できる教育も大事ですが、基本は、社会がどのように変化してもその波を乗り切れる力であり、それは学校教育だけで身に着くものでもありません。　社会がどう変化しようとやっていけると思う自己肯定感、毎日の親との接触の中で築かれるものです。親としては、それCahtGPTだ、やれロボットだと近視眼的に身の回りの変化にアタフタしてはいけません。　将来、時代がどのように変化しようと挑戦し、打ち勝つ自信が大事です。

　将来は、「そんな仕事はAIにやらせればよい」と言う場面も多くなることでしょうが、AIを馬鹿にしてはいけません。AIを使いこなすには、人間の側もAIを超える接し方、考え方などの基礎が必要になります。中学生としては、その基礎力を養う毎日の生活を着実に進めることが大事です。

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新幹線アイスとアフォガード

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　関西にはよく行きますが、帰り道の楽しみは、（柿の葉寿司と白ワイン）あるいはカチカチアイスのアフォガードです。新幹線のアイスは、何故、ここまでカチカチに冷凍しているのか？　新幹線ファンとしては、当然、新幹線ロゴの入ったアルミ製の専用スプーンを持ち歩いていますが、最近は、ホットコヒーをアイスに加え、甘く冷たいコーヒーを楽しみながら、少し柔らかくなったアイスを食べて、さらにそこにホットー・コーヒを加え、アイスクリームの穴を大きくしながら加えるコーヒーの量も多くなり、甘ったるいアイス・コーヒーと苦めのホット・コーヒの二つを楽しみながら、この繰り返しで、カチカチアイスをホットコーヒと共に楽しんでいます。　一仕事を終えた後の帰り道、新幹線大好きです！

〒220-8144 　
神奈川県横浜市西区みなとみらい　２－２－１
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問題意識とその解決方法

こんにちは。　落雷抑制の松本です。

　常々、いくつかの問題の解決方法について考えておくと、夢の中でその解決方法が示されることがあります。　それは既に自分の中で解決法に至っているのですが、周囲の小さな問題をどうするかでスッキリト解決には至っていないのでモヤモヤしていることが上手く整理されて夢を見るようです。夢の中では理屈だけの話しで、それを実際に実現するとなると、そちらの問題の方が大きく、夢で解決されたからと言って、実世界ではどうにもならないことが多いのですが。。。　

　その一つですが、尖閣の海域に堂々と入って来る隣国の公船ですが、あれに一撃を食わせてやりたいと常々思っていますが、先制して武力行使をする訳にはいきません。　そこで自然の力を利用して隣国公船に落雷を仕向けるのです。　仕向ける以上、それが「攻撃」なのかと言えば、直接的な武力攻撃ではないし、自然を誘導するだけで、証拠も残らないという方法が無いものかと常々考えていますと、それが夢の中で自在にコントロールできる方法が出てきました。　我ながら、流石のいたずらっ子。昔から、いたずらが結構得意なのです。

　木造帆船の時代には、落雷で火災が発生し、多くの船が沈没しました。それが、避雷針が発明されると、雷電流を海に流すことで、火災や沈没は少なくなりました。そして鉄鋼船の時代となると、雷電流は船体から海に抵抗する事なく流れますので、船体が損傷を受けることは少なくなりましたが、昔はなかった電装品（例えばレーダーなど）が被害を受けることが多くなりました。　一番、望ましいのは、落雷による電流で燃料タンクや弾薬庫が爆発することですが、残念ながら、そうはなりません。　雷電流による被害は、せいぜい、レーダーや、アンテナ類が壊れる程度なのです。また、雷雲が近所にない限り、これを利用できない、確率的なものでは兵器としては使い物になりません。

　弊社の技術は、落雷を防ぐという極めて受動的な範囲に留まっていますが、究極は、落雷をコントロールして落としたい目標にこれを向かわせる。。そこまでできて落雷を征服したことになりますが、今のところ、落とし難くするだけですから、目標の半分にも到達できていないのが現状です。そんなことまで、しゃべり過ぎかもしれませんが、隣国の事ですから、キチンと研究を進めている事でしょう。　日本側としては、残念ながら、海保の巡視船が被害に遭うまで積極的な事は何もしないでしょうね。。学術会議と言う左巻きの先生方も、そのような研究などトンデモナイと反対することでしょう。ただ、私のような「一人親方」、正しくは「一人日の丸親方」の考えは誰にも止められません。

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コロナからの回復

こんにちは。落雷抑制の松本です。

　コロナに罹ったことはお知らせしましたが、以来、３週間にわたり不調が続いています。まあ、１週目より２週目、２週目より３週目と回復を辿っていますが、今まで経験した病気の中では、痛さの横綱は腎臓結石、気分の悪さの横綱はコロナです。発熱で食欲がなくなり、２週間で５kg　痩せました。　まあ、私は体重については貯えが多い方なので、5kg ばかりではビクともしませんが、高熱で熟睡できずに３時間ごとに目を覚ます気分の悪い夜は長く、亡くなる時と言うのは、こういう風に気分が悪い中で、知り合いに挨拶もできずに亡くなっていくのかな。。などと考えた時、新しいビジネスを思い付きました。　それは、「ご逝去通知サービス」で、予め、元気な時に元気な声で、お世話になった皆様にご挨拶の声を録音しておき、私が亡くなった時には、携帯電話会社から、「ご逝去のお知らせ」のメッセージが、私が登録しておいた方々には届きます。その中で、「メッセージを聞きたい方は１番を押して下さい」で次にすすむと、私の挨拶を皆様に届けられるというサービスです。

　今までお世話になった方々に最後の挨拶などしてから、あの世に旅立ちたいとは、普段は思いもよらない事でしたが、このまま亡くなるかもしれないと思うと、普段は付き合いの悪い、不愛想な偏屈ジジイなのですが、お世話になった方々に最後のお別れの挨拶位はしたくなりました。一期一会などと言う言葉は知っていても毎日の生活で周囲の方にそれほど丁寧に接してきた訳でもなく、お世話になった御礼の一言も無いままと言うのが一番の心残りでした。幸いなことに、現在はそれができる技術的な環境がある訳ですから、どこかの携帯会社さん、そういうサービスしていませんかね？　

　この話を友人にすると、本当に死にそうな人が死に直面して新しいビジネスの話など思い付くのか？　私の場合は、大げさに死にそうな気がしただけで、それほど重篤では無かったのではと一蹴されました。

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