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ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

MINEX(海上自衛隊掃海隊・機雷戦訓練)再び

2016-02-06 | 自衛隊

アメリカに行く直前にこれは発病したなと思ったとき、
アメリカに行くことより何より、心配したのがこちらでした。
そう、わたしは帰国して中2日の休み後、前回の日向灘に続き、またしても
掃海隊の訓練「MINEX」に同乗させていただくことになっていたのです。

帰ってきた夜は咳はもちろんのことまだ明らかに熱の残る状態で、
とにかく次の日は何もせず寝ていることに集中しました。
インフルエンザくらいでは医者はもちろん薬も飲まずに治す派なので、
まるで野生動物のようにひたすら寝てなんとか出発日を迎えます。


今回の掃海隊訓練は例年そうであるように、伊勢湾で行われました。

伊勢、と聞いた途端、それは久々に伊勢神宮にお参りせねば!と
わたしとTOの中で意見の一致を見たため、前日に到着して、一日、
伊勢神宮参拝を執り行いました。

また後日お伝えするつもりですが、伊勢神宮に造詣が深く、
お参りについての「作法」に詳しい現地の知り合いに連絡を取って
正しいお参りを伝授していただき参拝を敢行する、という
予定をがっつりと組み込むことになったため、何が何でも当日までに
わたしは元気になっておかなくてはならないのです。


正直前日と伊勢に向かう新幹線+近鉄の車内では心もとなく、

前日掃海隊訓練に行くことをご報告した関係者へのメールには
最後に「逝ってきます」とおもわず書いてしまうほど悲壮な気分でしたが、
やはり神に手を合わせ祈りを捧げるというのは不思議なもので、
お参りのために境内を約2時間強歩きまわっているうちに、
いつの間にか気分はすっかり良くなり、完治したと言える状況になりました。



当日朝、松阪駅の前に三重地本の車が迎えに来てくれるので、
ホテルは駅前のAUというビジネスホテルにしました。
前日夜はおなじみ掃海隊の「専属カメラマン」であるミカさんと、
ホテル最上階のレストラン(というより飲み屋さんみたいな)でご飯。

ホテルはビジネスと言いながら気を遣った作りで、ありがちな殺伐さもなく
ぐっすり眠ることができました。
駅前の集合時間に間に合うようにホテルの部屋を出ます。



朝日が昇ったばかりの松阪港には、すでに681の「すがしま」、
そして向こう側に我々が乗り込む「ししじま」がいます。

地本の車は港湾に巡らされたフェンスの外側に停められ、なぜか
そこから先に入る許可がもらえないので皆外側で全員揃うのを待ちました。

日向灘の時のように車で来ることを許されないのは、自衛隊と地元港湾との
話し合いの中で、許可されなかったということのようです。

日向灘は毎年11月末、伊勢湾は2月初旬、陸奥湾は7月、と
掃海部隊の訓練はだいたい定期的に場所も期間も決まっているのですが、
その時期になると自動的にいつ行ってもオーケー、ということではなく、
やはり毎回毎回、そのために掃海部隊は地元と交渉をし、どちらかというと

「許可をいただいて訓練海域を確保させてもらう」

という立場なのだと聞いたことがあります。
それもなんだかすっきりしない話で、アメリカ海軍は少なくともそんな苦労は
しなくてもすむんだろうなとやりきれない思いを持たざるを得ないわけですが、
とにかくそういう立場なので、訓練にまつわることで地元を怒らせたり、
迷惑をかけたり、ということは自衛隊としては避けたいことなのです。



しかし、この港で車両乗り入れ一切禁止、となってしまった経緯は、
やはりというかなんというか、かつて訓練取材のため乗り付けてきた報道の車が、
こういった
朝から(7時です)お仕事している港湾内の作業車の邪魔になるような
駐車をして地元を怒らせた、ということがあったとかなんとか。(噂です)


ちなみにこのドーザのおじちゃんはミカさんのお馴染みさんで、

このときも手を振ったら向こうから振り返してくれました。
どこにいっても気さくに声をかけ、仲良くなってしまう彼女の才能は
わたしには到底持ち合わせない天性のもので、 心底羨ましい限りです。



とにかくまあ、港湾内の立ち入りすら一般人の恣意的なものを許さない、
なんとかいう規則に則って皆はおとなしく柵の外で待っていたのですが、
やっぱりいるんだな。勝手に中に入り込んで写真撮る報道が。

同じホテルに泊まっていたらしく、ロビーで名簿のチェックをしていた
シュッとしたイケメンの広報幕僚が、彼らに

「まだ中に入るな」

と注意して外に連れ戻すためにわざわざ中に入っていきます。
まったく・・・・・、小学生じゃないんだから小学生じゃ。 



ほーら怒られた(笑)

しかしそれにもかかわらず、堂々と手前から中に入っていく人影あり。
まるで学級崩壊したクラスの小学生みたいです。
幕僚も諦めたのか呆れたのか、もう何も言いません。 

「ダメだって言われてる端からああやって入るとは・・」

「なかなかフリーダムですね」

わたしとミカさんがその人影を確認すると、このブログではすっかりお馴染み、
前回ヘローキャスティングにもっと近づけといってみたり、2時半には港に着けと
帰港時間を指示したり、その他にもいろいろ(怒)あったあのおじさんではないか。

あまり書くと参加者の少なさから特定されそうなんで書きませんが、
今回もねえ・・・いろいろあったんすよ。いろいろと(怒)



しかし、入るなと言われて連れ戻されている人がいるのに自分だけはオッケー、
とばかり堂々とやりたいことをやって憚らない、貴様一体何者?

ミカさんとわたしが朝っぱらから嫌な予感に暗い目を交わしていると、
フリーダム爺はまた別なるフリーダム爺を呼ぶもので、こんどは別爺が
ちょろちょろと埠頭に入っていくではありませんか。

「なんかあのおじさんも”本日の地雷”っぽいなあ」

機雷戦訓練だけに・・・誰がうまいこといえと。



連れ戻されている報道二人の後ろではラッタルの積み込みが始まっていました。
つまりこれからすぐに「すがしま」は出港するということなのです。



わたしとミカさんはフェンスの外から「すがしま」を撮りました。
出港準備の進む「すがしま」の後ろが朝焼けで染まっています。



朝焼けの松阪港、この辺にいる渡り鳥の(名前忘れた)大群が通り過ぎました。
それにしても、なんて穏やかな海なのでしょうか。

今回のMINEX、参加前にわたしは散々この訓練の過酷さについて脅かされていました。

「寒いなんてもんじゃない、船の上は北海道にいるより寒くて辛い」

その言葉に文字通り震え上がったわたしは、年末遭遇したエーグルのバーゲンで
膝丈のがっつりフード付きの防水ダウンコートと同色の防寒用スカートを
裏起毛付きのパンツと重ねて着用し、ロングブーツにニットのレッグウォーマー、
念のために無印良品で買った携帯用のダウンジャケットをコートの下に着込み、
まさに着ぶくれられる限り着ぶくれた、ふくら雀状態で(上記ホテルの鏡の写真)
なおかつ今回クパチーノのアップルに買い物に行った時に見つけた、
手編みのニットのスヌードを大小二枚重ね、手袋も二枚重ね、
風邪の病み上がりなのでマスクを着用という前代未聞の厚着で臨みました。

まあ確かにこの装備が功を奏したと言えなくもないですが、この朝の時点で
わたしはなんだか暖かいな、と感じていたのです。
こんな格好をしているから当然とはいえ、それはそうと風が全くないのはどういうこと?

「きょうはベタ凪らしいですよ」

ああそうですか。でも船が動けば風も吹くよね?

寒さをクリアしても
わたしにはもう一つ懸念材料がありました。
船酔いです。

前回は掃海母艦との間にラッタルをかけられないくらい海がうねって、
ついにわたしはライトに船酔いを体験したわけですが、
また酔って多少なりとも隊員の方々にご迷惑をかけるのではと心配したわたしは、

コメント欄で教えていただいた酔い止め薬を手に入れる暇がなかったので、
アメリカで「ホメオパシー」を謳ったシーシック・レメディを買ってきていました。

字が小さくて読むのがめんどうなので息子に読んでもらったところ、

「気分が悪くなったら飲むんだって」

「なってからじゃなくて、ならないようにしたいんだけど」

「無理。なってから飲んだら治るって書いてある」

いや、だから船酔いっていうのはなった時にはもう遅いのであって(怒)
薬を飲もうとする前に多分中からいろいろ出てきちゃうんですけど。

「急いで飲めば押し戻せるんじゃね?」

それは嫌だ(笑)

それにしても、なんなのか。ホメオパシー。
わたしは「プラシーボ効果」と同義みたいに思っていたフシもあるのですが、
なってから飲む薬のプラシーボ効果って、まったく意味なくない?

とりあえず、ぎりぎりまで不精したためアメリカの自然食品店で
船酔いの薬を買うしかなかった自分を叱ってやりたい。



ところで、掃海艇の船酔いというのは海自隊員の中でも有名みたいですね。

掃海隊経験者のこの某掲示板での告白が、その凄さを物語っています。


あのー掃海艇経験者ですが、ガブッた時はハンパじゃありません。 

護衛艦の大きさで揺れが違うとか言われてますけど 
掃海艇の揺れは次元が違います。 
正面から大波食らうと、掃海艇は宙に浮くんです!! 
「フワッ・・・ドッス~ンメリメリメリ!!!」 
と船体はキシみまくり、身体も何かに捕まってないと床や構造物に打ち付けられて 
非常に危険です。 

私は吐きそうになり居住区からラッタルを上がって便所に駆け込もうとしたのですが 

その時も、ラッタルに手を掛けた瞬間波に乗り上げ、 
身体ごと床に抑え付けられたかと思うと船体が波の谷間に落ち、身体は宙に浮いて 
上層の食堂へ自然に上がった事がありました。 
あまり信じてもらえないでしょうが、本当にジェットコースター気分を 
一晩中味わいました。 

ちくごクラスにも乗った事あるけど、小さくても護衛艦と言うだけあって 

20度以上のロールでもそんなに気になりませんでした。 
ゆきクラスなんか常にフラットで天国でした。 
オレみたいに小さいフネからデカイフネへ順番に転勤して行くと 
身体もラクで良いけど、逆パターンは 体力的、精神的にもかなりシンドイと思われます。 



まあ、こんなコンディションの時に報道関係者のツァーは行わないでしょうが(笑)

とにかく、早朝のこの暖かさ、ベタ凪の噂。
心配するだけしながら臨んだ当日ですが、どうやらどちらも大したことなさそうです。

もしかしたら前日のお伊勢参りのご利益かな?
とチラッと思ったのですが、前日の「伝道師」は、

「神様に参るというのは自己の利益を求めるためにではありません。
自分の道を間違わないように自然の導きを心の声に聴くためです」

とおっしゃっていたっけ。



さて、ようやく中に入って乗艦することになりました。
柵の中に入るのを許された時、ちょうど「すがしま」が出港です。

写真を撮るために一直線に走っていくミカさんの勇姿(右端)



美しい・・・。

「すがしま」は「すがしま」型の1番艦。


竣工が1999年で17年経っているのですが、やはり木でできた掃海艇は
ライフサイクルが20年くらいなので、もうしばらくしたら1番艦から
退役していくのかもしれません。

「えのしま」などのFRP素材だと、寿命は30年くらいに伸びるそうです。


さて、乗艦が始まりました。


続く。 



 



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11 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2016-02-06 13:08:37
その困り者のじいさん、そこを言うならこの場合、「本日の地雷」ではなく「本日の機雷」もとい「本日のきらい」ではないのかと。しっかりと「掃海」してもらえばよかったじゃないですか?「そーかい」・・・。
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訓練海面 (雷蔵)
2016-02-06 14:38:32
掃海艇は沿岸なので、海面確保のため、関係者は日々、漁協を巡業しています。

護衛艦は遥かな洋上なので、漁協との調整はありませんが、取り合いになるので、ご予約はお早めに!
返信する
乗物酔い (昭南島太郎)
2016-02-06 15:39:32
実は中学の遠足のバスで酔って戻した事があります。
同じ頃、前方でも同じ目にあった女子がいて、二人運転手さんの後ろに座らされたのですが。。。
実はその女子、ずっと太郎の好きな女子で、それ以来バスで移動の度に「は~い、ゲロちゃん二人はここ」って無条件二人一緒で座らされてました(笑)。
船と言えば、せいぜい宇品港ー江田島、か宮島口ー宮島、びくともしない豪華客船ぐらいしか経験なく船酔いの記憶はありません。

それにしても、日本人にも団体でいるのに和を乱す人達いるのですね、辛の国や支那の国の人達がそうなら「やっぱ民度低い奴らめ」、と白い目で見てお終いですが、同じ日本人からそんな輩がいると怒りのボルテージが更に上がりますよね。
やっぱ、一緒に掃海して頂いた方がよろしいようで。。。
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MSC-681 (お節介船屋)
2016-02-06 16:37:44
エリス中尉は本当に東奔西走、アメリカから帰国、すぐに伊勢、それも風邪が治るか直らない内に。
本当に頭が下がります。
伊勢神宮の参拝記事も楽しみにしております。

本当に美しい朝日に照らされた掃海艇の写真。
クレームを付けるのが憚れますが、MSC-681は「すがしま」です。
すがしま型1番艇、510トン、2本煙突、「ながしま」はMSC-680、490トン、1本煙突です。

大人げない訂正コメントですが、またお節介まで。
決して和を乱すつもりはありません。

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皆様 (エリス中尉)
2016-02-06 18:55:45
うろうろする人さん
「きらい」「そうかい」。お後がよろしいようで。

雷蔵さん
訓練を行う地元の漁業組合廻りは基本らしいですね。
前回もぎりぎりまで日程調整(日にちは決まっているけどどこに入港するかとか)
を行っておられたようですし、本当に関係各位の努力が欠かせないようです。

昭南島太郎さん
あー。遠足なんかで酔う人はいつも同じでしたね。
狭いバスの中、近くの席でディザスターが起こった場合、本人には悪いけど
「あーあ」という気持ちでダークになってしまったものでした。
不思議なのですが、車酔いの生徒が出るのはせいぜい4年くらいまでで、
中高生になると不思議なくらい誰も酔いませんよね。
あれも一つの経験値の賜物というものなんでしょうか。

船酔いはわたしも前回が生まれて初めてです。
少年の船で1週間乗っていましたが瀬戸内海だったせいか平気でした。

日本人でそういうひんしゅくを買うのは残念ながら必ず「亀爺」ですね。
やはり高価なカメラって人間の理性を吹っ飛ばすのかも・・。

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お節介船屋さん (エリス中尉)
2016-02-06 18:56:58
和を乱すなんてとんでもない、ご指摘ありがとうございました。
ご指摘に従い本文文章を訂正させていただきました。
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毎年この季節ですね (鉄火お嬢)
2016-02-06 19:27:18
あのいわゆる団塊ジジババーズの、The自己チューは何もカメラのあるなしには関係無い、世代の業病かと思います(笑)
バレンタインセールの書き入れ時でうちの業界は忙しく、私も只今14連勤の最中、毎年この時期のため掃海部隊を眺めに行けません(泣)訓練後も以前名古屋港に寄港してくれましたが、今年は四日市港だけのようだし。
松阪はAUにお泊まりでしたか。なかなか部屋もベッドもいいでしょ?ただ、私は出張にはもうビジホに飽き飽きしてて、どうしても利便性とベッドにこだわりたい時以外は、鯛屋旅館とか満喜ですね。まるで民宿みたいでエリス大尉にはとてもお奨めしませんが、満喜の離れは改築して大きめユニット バスに綺麗な洗面、居間に寝間とスイート感覚で、土曜夜は(辛うじて国産牛ではありますが)すき焼きが夕食で一泊二食6500円なので、なかなか他に泊まる気にならないのです。
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ペルシャ湾と松阪 (婆裟羅大将)
2016-02-06 23:40:10
ども、
先週は通勤時に『ペルシャ湾の軍艦旗』読みました。
まあ、毎度おなじみ碇ぶしですがやはりあの笹舟で地球を半周するのは無茶ですな。

松阪、、90年代にシャープ松阪に通いました。
当時は宿が満杯でとても苦労しました。
あれがホンハイ傘下に入るとはねえ。
さらに 何倍も苦労したシャープ堺も、既に何年か前にホンハイに売られてます。
別に台湾にも装置売ってるので、オーナーが誰でも良いんですが、特に堺は世界最高性能の第十世代の露光機を開発してあげて、他所には売ってないのになんで左前になるかな。

寒い日が続きますがまた風邪を召しませぬように。先週は
返信する
疑似医学 (kmtlc33100)
2016-02-07 23:50:43
ホメオパシーは似非医学の代表です。

元の母液(物質)1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,
000,000,000,000,000倍に希釈

薬効なぞ皆無、砂糖玉舐めてるような物です。
アメリカじゃこんな代物を店頭販売してるんですね。

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皆様 (エリス中尉)
2016-02-09 18:16:37
鉄火お嬢さん
鉄火お嬢さんはカメラマンでもあるので、きっと団塊ジジババーズには日頃から
悩まされているのではないでしょうか。

今回、四日市では隊員総参加のマラソン大会があるそうですよ。
日向灘ではソフトボール大会が行われたそうですが、寄港地によって
大会の種類が変わるのではないかと思われました。

鯛屋旅館、満喜、どちらも調べてみましたが良さそうですね。
わたしこんなところ大好きです!
今度機会があれば特に鯛屋の方に泊まってみたいなあ。
いいところを教えて頂きありがとうございます。

婆娑羅大将さん
碇節(笑)、まあそうかもしれません。

伊勢神宮の休憩室に置いてあったテレビのに「世界の亀山ブランド」と書いてあるのが
栄枯盛衰といった感があり涙を誘われました。

風邪の心配をしていただいておりますが、もうかかったので手遅れ、というか大丈夫です。

kmtlc33100さん
今回買った酔い止め薬も、いかなるおまじないか「ツタ成分配合」でしたねー。
ツタが船酔いを抑えるとは初めて聞きましたが、プラシーボ効果を信じてみました。
アメリカではドラッグストアが一つの大きなスーパーマーケットみたいなので、
当然そちらに行けば普通の酔い止め薬も買えるのですが、わたしが買ったところは
「自然食品店」でしたので・・。

幸か不幸か今回はベタ凪で薬の出番はなく、それが効くかどうかの実験もできませんでした。

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