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ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

自衛隊観閲式

2010-10-29 | 自衛隊

海軍に興味を持つ以前から、自衛隊の大ファンです。
大ファンという言い方が不謹慎なら、もし莫大な資産と権力があったら明日にでも軍にしたいくらいです・・・・・ん?

阪神大震災で被災したものからみると、自衛隊の皆さんはまさに神。
息子がもし行きたいと言ったら、どんな手を使っても幹部候補生学校に
入学させてやりたいと思っています(が、あまり息子はそういうことを言いそうにはみえない)。

もちろんのこと、、凛々しい制服の皆さんが行進しているところなど、
ほとんど涎を垂らさんばかりの勢いで見てしまいます。

という人間ですから、観閲式や観艦式というもの、昔から行きたくて仕方がないのですが、
はっと気が付くと締め切りは過ぎているのですよ。
どれくらい前から注意していないといけないんでしょうかね。
アメックスのコンシェルジェ・デスクにでも頼んでおいたらいいのかしら。


今年の観閲式は10月24日に行われました。
ニュースで終わったと知り、がっくりしながらせめて動画を、
とニコニコ動画などを指を加えながら見ました。


この観閲式は朝霞で行われる中央観閲式というもので、
観閲部隊が先頭にパレードが始まります。
そして、行進曲があの「陸軍分列行進曲」(抜刀隊)に変わると、

防衛大学校学生隊、
防衛医科大学校学生隊、
少年工科学校(現陸上自衛隊高等工科学校)
生徒隊普通科部隊(第1師団隷下主力)
第1空挺団

の順で行進します。


この、「分列行進曲」、実は、雨の神宮での学徒動員出陣式のフィルムの
悲壮なイメージが強烈だったのですが、なんと、陸自では連綿と使われているのですね。

あらためて聴くと、名曲です。

ここまで来たら、指揮者が海自軍楽隊に交代。
そして始まる行進曲「軍艦」
海上自衛隊の入場です。
おお!と聴いていたら、ワンコーラスで終わってしまいました。

というのも、中央観閲式における海自部分は海上自衛隊部隊(陸戦隊?)のみ。
そもそもこれは主催が陸自なので、海自は「ゲスト」的扱いなのですね。
海自はもちろんのこと「観艦式」があるわけですから。

でも、一つ発見しましたよ。
今年のではなく、福田総理のときの観閲式では、ずっと貴賓席が映っていたのです。
海自の行進が眼に前に来たとき、
立ちあがって敬礼する何人かが!
それは、外国の海軍士官たちでした。

海上幕僚長が
「同年に卒業した士官はどこの国の海軍であろうと『クラスメート』なのだ」
と言っているのをきいたことがあります。
海軍士官同士の連帯というものはこのように強いものなのですね。


さて、この観閲式、「観閲官」という最高責任者から観閲を受ける、という趣旨なのですが、
この観閲管は言わずと知れた自衛隊最高司令官たる、内閣総理大臣だったりするわけで
・・・・・・・orz

そう、学生活動家として左翼活動をしてきた、そして、つい先日、
どうやら自分が最高責任者であることを知ったらしい管総理が、今年の観閲官だったのです。

面白かったのがニコニコ動画のコメント欄。
分列行進曲で

「この曲で血が騒ぐ」
「←同意」
「私も同意」
「絶対軍にするからね」
「みなイケメン」

軍艦で

「キター!」「お前ら好きな曲来たー」
「かっこいい」
「涙が止まらない」

などど盛り上がっていたコメント欄、管総理が映るたびに
「いちいち映すな」
「帰れ」
「内心イヤイヤなんだろ」
「最低司令官」
「赤い司令官」
「自衛隊の皆さんかわいそす・・・こんな最高司令官で」
「照準!でこのほくろ!撃て!」(本日画像)
「一発だけなら間違いかもしれない」(有名な北朝鮮核ミサイルに対する朝日新聞社説)

「管の嫌われようにフイタ」

などと大荒れ状態。

しかしですね、エリス中尉、見逃しませんでしたよ。

「管が・・・意外といい顔してるんだが」

というコメント。

そう、実は私もちらっと、これは大嫌いな自衛隊の行事にイヤイヤ付き合っているというばかりでもないなあ、と総理の顔を見て感じたのですよ。
観閲式の間、ずっと帽子を胸に当てるポーズを崩さないのがしきたりなのですが、国会のいねむりから起きたときのようなふぬけた顔では少なくともないようにお見受けしました。

この日の訓示?っていうんですか、挨拶が

「わが国周辺の安全保障環境は、ミサイルや核兵器の開発が懸念される北朝鮮、軍事力の
近代化を進め海洋における活動を活発化させている中国に見られるように厳しさを増している」

「自衛隊は多様な事態に実効的に対処し得る態勢を常に取っておく必要がある」と述べ、
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を踏まえ中国海軍への警戒・監視活動を強化する必要があるとの
認識を示した。



まともじゃないですか?

どうまともかというと、中国がこの観閲式と首相の挨拶を受けて

「日本の軍国化」

と騒いでいる、というんですね。

観閲式も訓示も毎年やってるっつーの。

全く、これが軍国化なら中学校の運動会も軍事訓練って感じなのですが、
少なくともあの国にそういう印象を与えられたのだったら、「まとも」じゃないですか。
まあもっとも整列部隊の中の人(J隊の人)から
「拍手が一切なかった こんなの初めて」
って書かれてましたけどね。


野党にリーダーシップがないと言われてキレたとき、
「俺、実は遺骨収集事業したもん!お前ら知らないで責めんなよ!」
と「功」を思わず大声で語ってしまった管総理。

仙谷官房長官のように確信犯的左翼ではなく、夫人が著書で暴露したように
「確固たる信念がない」「その場その場でいいと思われることをしているだけ」
というのは本当かもしれないなあ、とはこの一連の総理を見て思ったことです。

実は、管直人が観閲式に出るのは今年で二回目。
去年ルーピー鳩山が観閲式をぶっちぎったので、代理で出席しています。

この観閲式での管総理の表情を実に興味深く観察していたエリス中尉ですが、
「実は、管さん、まんざら嫌いでもなかったりして、こういうの」
と思ってしまったんですよ。

インターネット画像を見ただけでその頼もしさにびりびり体が震える人間から見ると、
国家指導者たるもの、防人の気概を目の当たりにして、
心に響かないわけがないとしか思えないのです。(もし日本人であれば、ですが)

すべてに「いいところなし」に思える管総理ですが、実はあの観閲式の映像を見て
「もしかしたら」と思う私がいます。

あの、「意外にいい表情」は、日本総軍を実際目の前で見て、
それも全軍が自分一人に敬礼をする、ということが

誇らしかった

からではなかったのかなと。
まともな訓示は・・・まあ、官僚の作成したのを丸読みでしょうが・・そのあらわれではないのかなと。

若干の期待交じりで勘ぐってみるのです。




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19 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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初単独飛行の夜 (エリス中尉)
2012-09-14 09:28:49
一人で初単独飛行するわけではないんですね。
これはどの機種の飛行機に進む練習生もこのKM-2で練習するのでしょうか。
アメリカなどだったら、学生互乗で教官がいなければ興奮して「オーイエー!」「オーサム!」ってやりそうですが、我が自衛官たちはお行儀がいいので決してそういうことはしないんですね。
じゃ、単座の戦闘機なら一人だから「キャッホー」ができるかというと、しっかり音声は拾われているので無理、と。

しかし今も昔も独り立ちした瞬間の「荒鷲」のタマゴくんたちの感激に全く違いはないのですね。
「感激のために涙が止まらず」
この若き日の鷲さんの姿、映画の一シーンのように思い浮かべました。
粛々と任務に当たっているように見える自衛官たちの原点にはこんな熱い瞬間があることを改めて知ったような気がします。
返信する
Re:Solo Flight ()
2012-09-13 23:04:53
海上自衛隊の操縦基礎課程で使用される練習機は、私たちの頃は富士重工業製のKM-2という飛行機でした。

キャビンの広さは、一昔前の軽自動車とほぼ同じで、定員も4人と、これも軽自動車と同じです。

そんな小さい機体に、340馬力のエンジンを装備したものでした。
一般に、自家用免許で操縦されている方々が飛んでおられる機体のエンジンで、300馬力オーバーは常識外れです。

しかし、そんな機体なので、「SOLO」とは言え、「学生互乗」といって、コパイロット席には、同期の学生が座っているという「単独飛行」でした。

確かに、初めての単独飛行に心躍るものはありましたが、直ぐ横に同期生がいる状態では「キャホ-!」などと叫ぶ雰囲気でもなく、淡々と、初単独飛行を終えた記憶があります。

むしろ、終わった日の夜、就寝前に、その感激のため涙が止まらず、なかなか寝付けなかった記憶が生々しく甦ってきますよ。
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単独飛行 (エリス中尉)
2012-09-13 09:30:20
たまたま甲種予科練の記録映画「空の少年兵」を見直したところなので、単独飛行に反応して出てきてしまいました。
あの映画でも単独飛行を許された瞬間、空に上がった時、そして帰ってきたとき教官から「なかなかうまいぞ」といわれた瞬間の練習生の表情が印象的でした。
やはり最初の単独飛行のとき、練習生は今の飛行機でも特別高揚した気分になるものなのでしょうか?
あの頃のように、大声で叫んだり、歌を歌ったりするものですか?
それとも今どきの青年はもっとクールなのかしら。
つまらないことだけど気になりましたのでよかったら鷲さんの単独飛行の時の気持ちをよかったらお聞かせください。
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しんさんへ、info エリス中尉 ()
2012-09-12 21:10:38
「info」とは何ぞや?と思われるでしょうね(^_^)

これは「CC」と同じような意味で、海上自衛隊の通信規定で「通報先」という意味です。
因みに「あて先」は「to」で表し、除外するあて先は「xmt」として表します。

先のコメントで、しんさんの年代の書き込みがありましたね、よく読まずにコメントしてしまいお恥ずかしい限りです。
自家用操縦士の免許取得は、そんなに難しいものではありません。
航空身体検査さえ合格すれば、自転車に乗れる人ならば、8割以上の方が取得可能だと思います。
ただ、取得するまでの経過時間の多少には個人差があります。
それと、自動車運転免許の10倍近い金銭的負担がかかると思います。

私たちの場合は、税金により養成される立場から、規定の時間内に単独飛行に出られなかった学生は、容赦なく罷免とされました。
たしか、同期生が120名近く入隊して、ウィングマークを獲得した人数は半数近くだったと記憶しています。
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鷲さんへ、CC:エリス中尉殿 (しん)
2012-09-12 01:00:16
私も、陸海空の免許を目指し、最後の空の免許をいかに取得するか悩んでおりますが、やはりパイロットは憧れです。歳をとりました。同じく五十代後半であります。以前の会社の顧問の防衛省OBは、確かにP-3C乗りでしたが、USメインランドまでは、途中給油されたんですね。直行したと言う話はありませんでした。また、観艦式の件、以前の私の上司は、海、陸、空の観閲式を全て見に行っていた為、私が勘違いしたに違いありません。しかし、防大の息子のおかげで観艦式に行った!とはっきり言っておりましたので、まあ信じるしか無かったです。しかし、エリス中尉殿のブログ、益々盛況、祝着至極にございます。敬礼!
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そんな! ()
2012-09-11 20:27:19
しんさん、そんなに恐縮なさらないでください。
また、コメントに気付くのが遅れ、レスが遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

さて、ご質問の答えですが、P-3Cに限らず、航空機が目的地まで飛行するためには、法律や所属する機関の規定で定められた予備燃料を搭載しなくてはなりません。
一般的に、目的地までの燃料+代替飛行場までの燃料+上空待機(概ね1時間程度)の燃料を搭載します。
この燃料で飛べる距離が最大航続距離になりますから、実際には最大航続距離の6~7割程度の距離が実用航続距離になります。
私が米国派遣訓練でカリフォルニア州モフェットフィールド基地へ飛んだときには、アラスカのエィダック基地を経由しましたし、ハワイを経由したこともあります。
米国まで直接飛行した例は、私の知る限りありません。
知り合いの方は、貴殿に説明されるとき、言葉足らずだったのではないでしょうか?

さて、エリス中尉の御疑問ですが、私は、現在50台後半です。
しんさんのお歳を存じませんので、ここまでしかお答えできません。
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鷲さんへ (エリス中尉)
2012-09-11 09:23:24
鷲さんに質問入ってます~。
もし、このログを見なければしんさんのコメントももしかしたら見逃してしまわれるかもしれないので、一応わたしもコメントしてみました。
わたしの頭越しで結構ですので、もし見られたらコメントして差し上げて下さい。

もしかしたら鷲さんとしんさんって、同年代?
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鷲さんへ、CC:エリス中尉殿 (しん)
2012-09-11 01:40:07
軽率な発言、お許しください。毎年あると思っていた観艦式は、3年に一回なんですね。私の誤解、お詫び申し上げます。なんせ、毎年DVDを見せられましたので・・・。また、P-3Cを輸送機と言ってしまったのは、卑兵です。しん二等水兵です。申し訳ありません。知り合いの顧問が、アメリカメインランドまで飛んだ時は、輸送機でした。それで、対潜哨戒機を輸送機と誤った表現になりましたこと、お詫び申し上げます。しかし、P-3Cの航続距離9000Kmwo考えますと、東海岸までは無給油が可能ですね。そのように飛ぶのでしょうか?では、失礼致します。敬礼!
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わかってませんでした(-_-) (エリス中尉)
2012-09-09 20:12:23
すみません・・・・輸送機も哨戒機もわかってないのでとんでもないこと言っちゃったみたいですね。
そう言えばP-3Cは哨戒機であった・・・・。
しかも居眠り運転などと比べたりして、全く失礼な!
「鷲」さんの、まさに「一緒にするな」という叱咤が聴こえてきたような気がいたします。

しかしながら、「そのために鍛えている」というお言葉には、まさに「うーん」と唸ってしまいました。
その鍛え方については、今回いろんなところで見学しましたので、片鱗とは言え知っています。
呉で、「自衛官は体を鍛えるのが仕事」であるという実態をただただ驚きつつ眺めて帰って来たのですが、これすべて任務のため。
日本のため。ひいてはわたしたちのためです。
この言葉に千金の重みがこめられていると、自衛隊の皆さまに対する感謝の念と共にあらためて感じます。
このようなブログでそのような実際の任務について貴重なお話をいただけるのは、光栄の一言に尽きます。

実現するかわかりませんが、赤☆氏に再会する機会のために、哨戒機についてもうすこし色々調べてみます。
(よかった=3 もしこの会話無く会っていたら、『眠かったですか』なんて聞くところだった・・・・危ない危ない)
本当にありがとうございました。
返信する
輸送機と哨戒機 (ん~ッん(ーー;))
2012-09-09 18:35:25
何か誤解があるようで。。。。。。。。。

P-3Cは輸送機ではなく哨戒機でして、その主任務は、敵(?)の潜水艦を発見撃沈することです。
飛行中は、捜索対象となる潜水艦(洋上救難任務の時は、遭難した漁船等)に関連する探知情報により、飛行高度等を変更したり、燃料節約のため4発あるエンジンの1発を停止したりと、「暇」を感じる余裕など皆無です。
敵潜水艦を発見し、その位置を特定できれば、高度60mまで降下し、必殺の魚雷攻撃のための機動を行いますが、その機動時には45度くらいまでバンクをとることもあります。

ごくたまに、VIP等を乗せた輸送任務もありますが、少なくとも私は「暇」を感じたことはありません。
私たちにとって、「飛ぶ」ことは「目的」ではなく、「任務」を遂行するための「手段」でしたから。

P-3Cの飛行時間は、任務によっては12時間以上におよびますが、そのような長時間の飛行にも耐えるよう鍛えられているのですよ(^_^)b
返信する
しんさんへ (エリス中尉)
2012-09-09 13:25:44
「鷲」さんが輸送任務中「誰かに変わってもらいたい」とお考えになったかどうかはお聞きして見ないと分かりませんが、少なくとも息子さんは輸送任務のなんたるかをご存じだったようですね。
責任重であること大であるが長時間の航路、眠いものは眠い。

昨日、連日の忙しさから睡眠不足で、必死で眠気と戦いながら運転して大変つらい目にあったエリス中尉としては、この気持ちがよくわかります。
・・・・え?一緒にするなって?
返信する
それはF-2ではない! (エリス中尉)
2012-09-09 12:56:45
最後のアイコン可愛いですね。F-2には見えませんが。

そうですか。
中の人ではないのでどうなっているかは全く噂話の域を出ませんが、しんさんの上司の方はもしかしたら「父兄枠」ではなく、毎回応募して居られたのかもしれませんね。
現役幹部自衛官にも防大生父兄にもいたるところにコネが利くようなら、大変なことになってしまいますから、実際は「知り合いが自衛官」くらいでは観閲式観覧は無理でしょうねえ。
実は赤☆氏に(さっそく(笑))お会いしたとき、新しい駆逐艦の出航式が午前中にあったのですって。
赤☆さんは、この式に関係会社相談役として参加した後だったのです。
ちなみにこのお披露目式ですが、やはりこのような式には関係者しか参加することはできませんから、如何なるコネでも不可能でした。
(ダメもとで聴いてみてやっぱり駄目だった)

そのときはまだ赤☆氏にお目もじしていませんでしたので、今後知り合ったことで10月の艦観式がどうなるかはまだ未知数です。
ただ、名刺を頂いたからと言って本人に取り入ってコネ利用に走るなどみっともない真似はとてもできないので、じわじわと周りの方に「聞いてもらって」いるだけです。

それに、実のところ艦観式に何が何でも出たい!というより、それを実現させる過程をあくまでも楽しんでいるので、10月の艦観式に間に合わなくても、いいんです。(きっぱり)
艦観式は逃げていきませんから。

それにしても息子さんの「オヤジより速い飛行機に乗る!」宣言、いいですねえ。
男の子を持ってこんなこと言われたら、お父さんメロメロですね。
たまに会ったら、パイロット同士、父子で乗り機の話を言葉少なく交わすなんて、
・・・絵になるなあ・・・(うっとり)
返信する
観艦式 ()
2012-09-09 10:24:33
エリス中尉、早速のコメントご承認、ありがとうございました_(._.)_

さて、上のコメントで「しん」さんが仰っておられる内容に疑問があります。
自衛隊観艦式は、3年に1度行われており、「毎年」ということではありません。
また、私の長男も防衛大学校出身ですが、息子(娘)が防大生だったとしても、観艦式や(航空)観閲式に、その親族(父母を含めて)が招待されることは、私の経験でもありませんでした。
ましてや、長男が防大生の頃は、私は現役の海上自衛官(幹部)でしたが、所謂「コネ」は全くなかったと記憶しております。
因みに、今年は観艦式が行われる年になっております。

しかしながら、(裏)人脈は確実に存在します。
おそらく、元海幕長のコネなら、かなりな確実性をもって招待状を入手可能でしょう。
そのようなコネで入手できる招待状は、特等席とも言える、観閲部隊旗艦(多分、護衛艦「ひゅうが」になると思います)の乗艦券になるはずです。

最後に、またまた余計なことですが、長男は「親父より速い飛行機に乗る!!」と言って、現在は航空自衛隊で、戦闘機F-2のパイロットをしています。
返信する
P-3C (しん)
2012-09-08 21:06:30
エリス中尉殿、しんです。私の以前の会社の顧問で、防衛省からの方がいらっしゃいましたが、彼は、卑兵と同年代でした。つまり、50代後半。とてもハンサムで背も高く、背筋が伸びていたことが印象的でした。彼も、P-3Cのパイロットで、米国メインランドまで飛ばしたことがあるといっておりました。憧れでしたが、「しんさん、輸送機のパイロットはとても暇なんです。誰かに代わってもらいたいと良く考えました」とのことでした。確かに、現代の飛行気乗りは、昔のポルコたちと違って、電気計算機で制御された飛行機の一部品かもしれませんね・・・。HN鷲さんのコメント、期待致します。敬礼!
返信する
追伸 (エリス中尉)
2012-09-08 16:38:46
赤☆元海幕長、というのにウケてしまいました。
なるほど、その手があったか・・・・・!
返信する
元パイロットの方が・・・! (エリス中尉)
2012-09-08 16:25:52
鷲さん、ようこそおいで下さいました。
元予科練、元自衛隊護衛艦乗組などの方から過去数名コメントをいただいておりますが、パイロットとして現役を務められた方は初めてかと。

自衛隊は退官が非常に早く、幹部、曹で50歳代、
士だと20代半ばということですね。
おそらく鷲さんもお若くていらっしゃるのだと思いますが、
やはり最初からパイロットを志望されたのでしょうか?
そのうち現役時代のお話など聴かせていただければ嬉しいです。

なるほど。
このとき菅総理が最敬礼をしていたのは、つまり、鷲さんのお話によると「自衛隊旗、艦旗」に敬意を表する、という意味だったということですね。
列席の各国海軍の軍人たちは「艦旗」には敬意を表するのが慣習であると。
象徴としての旗の捉え方、と言うのは軍隊でははっきりと明文化されているという事例かと思います。

ただ同じ海軍が来たから親近感で立ってみました、というのとは全く違うんですね。

返信する
外国士官の敬礼 ()
2012-09-08 07:46:41
初めてコメントさせていただきます。
数年前に海上自衛隊を定年退官しましたHN「鷲」と申します_(._.)_

1ヶ月ほど前に、このブログに出会い、素晴らしいエントリーの内容に引き込まれ、それ以来、日々、新たなエントリーを楽しみに、また過去記事を楽しく読ませていただいております。

さて、本エントリーにあります
>海自の行進が眼に前に来たとき、
>立ちあがって敬礼する何人かが!
↑の部分について解説させていただきます。

観閲行進における海上自衛隊徒歩部隊の先頭には、「海上自衛隊旗(通称「艦旗」)が行進しております。
「艦旗」は、諸外国では「海軍旗」として扱われ、「国旗」と同格のものです。

そのため、行進してくる「艦旗」に対しては、観閲官たる総理大臣であっても敬礼をしなくてはなりません。

「艦旗」に対する敬礼は、列国の海軍軍人にとっては常識中の常識なのですが、他の軍種(陸・空軍)の軍人ではご存知ない方も居られるようです。

故に、外国の海軍士官が立ち上がって敬礼をしていたのは、「艦旗」に対しての敬礼なのです。

僭越ながら、少し気になりましたのでコメントさせていただきました。

余計な事ですが、私も、赤☆元海幕長と同じで、現役時代は哨戒機P-3Cのパイロットをやっておりました。
返信する
親の希望 (エリス中尉)
2012-07-18 23:26:35
親が観閲式に出たいからと息子を自衛官にする例はあまりないと思いますが(笑)それとは関係なく、度々言っているように、息子にはできれば防衛医大に行ってほしいんですよ。
結構これまで折りにふれては刷り込みをしてきたつもりなんですが、本人の趣味傾向が全くそっちに無いのです(泣)
もしかしたら新さんの上司の方は三人の息子ができたので、
長男=考えられる限り一流の勤務先
次男=自分と同じ(ような)仕事、
三男=自分の興味のある仕事
と割り振ったのかなあ、と、あまりのこの見事さに思わず勘ぐってしまいました。
(しかし、羨ましい・・・)
でも、我が子とわたしの親子関係から考えても、子供って親が「こんな風に進んで欲しい」という道を選んでくれるとは限らないんですよね。
わたし自身父の希望を裏切ったという経験からかんがみましてもそう思います。

と言うわけで、息子の5年後まで待っていられない&刷り込みがうまくいかないエリス中尉は、艦観式に出席できる(裏)人脈を今着々と構築中。
ブログで発表できる日がいつになるかはわかりませんが、何しろ実現に向けて思いっきり「引き寄せて」いる最中ですので、報告を気長にお待ちください。

ところで上司の方のご長男、今大変なんじゃないですか・・?
返信する
観艦式 (しん)
2012-07-18 14:47:40
(`・´)ゞエリス中尉殿、こんばんは。バックナンバーをチェックしていたところ、この項に触れ、申し上げます。観艦式にご出席されたいのであれば、5年後、ご子息を防衛大学校に入学させるのが一番手っ取り早い方法です。3年前までの上司は、3人の男子に恵まれ、長男は、東電、次男は銀行、そして三男が防衛大学校に学んでおりました。上司本人は、敬虔なクリスチャンでありながら、大変な軍事オタク、毎年父兄として観艦式に喜々として参加しておりました。それで毎年、一年前の観艦式DVDをお土産で買ってきて、見せてくれるのでした。この上司の話によると、長男は「東電では、やる仕事が無い、暇だ」と言うので「暇で結構、選ばれて入社しているから何もしなくても出世できるので心配するな」と助言したそうです。次男は「父さんは、おしゃべりが仕事で、会社では、何も仕事してない様に思っていたが、銀行に入行して、どれだけ父さんが苦労して頑張っていたのか、分かるような気がする」との事。三男坊は、2年前に卒業と同時に予備士官として駐屯地実習、1年後には従兵付きの二尉任官だったように記憶しております。大学卒業後2年目には秘書付き管理職、戦争さえなければ、良い職場ですね。以上、報告終わり (`・´)ゞ
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