ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

呉の街を歩く〜ピンクの船に華麗に掌返し

2018-11-04 | お出かけ

呉艦船巡りのレポートを読んだ方からメールを頂きました。
このクルーズを運行しているのは(有)バンカーサプライという海運会社で、
夏の呉における水害の際には、遊覧船や定期船を稼働して
被災者を江田島や離島に輸送するなど尽力されたということです。

さて、その艦船巡りを終えてホテルの部屋に一旦帰り、
しばらくPCに向かっていたのですが、ふと今日の晩は何を食べよう?
と考えた時、ここまで来たのだからクレイトンベイホテル まで
歩いていって「愚直たれ」関連メニューを頂くことにしました。

早速ホテルを出て、スマホの道案内に従って川沿いに出ます。

実はわたし、今回アメリカ滞在時に毎日歩き回ったせいで、
(アメリカはモールといっても広大なので、車で移動しても
買い物などしているとあっという間にかなりの距離を歩くことになる)
今や一日1万歩歩かないと気が済まない体になってしまったのです。
地方出張の際も運動靴を持っていく有様。

(ただし季節限定で暑くなるとやる気がなくなる模様)

今回の呉訪問でも、ほとんど初めて自分の足で街を歩いてみよう、
写真を撮りながら・・・と楽しみにしていたのです。

今までタクシーでしか行ったことがなかったので、
ものすごく遠いようなイメージがあったクレイトンベイホテルですが、
調べてみたら今いるホテルから徒歩17分というではないですか。

今のわたしにとっては17分なんて近すぎて物足りないレベル。
目標の1万歩にはとても届かないけど、歩かないよりマシです。

早速靴を変え、肩にカメラを下げてホテルを出ました。

境川の古い(おそらく海軍が作った?)パイプの鉄橋の上に、
サギさんと鵜さんが仲良く止まっていたので一枚。

川沿いを歩きながら、呉教育隊をさりげなく観察していると、
これは間違いなく海軍時代のものだと思われるレンガの建物発見。

屋根だけ葺き替えて今も倉庫か何かに使っているようですね。

鉄扉で覆われた小さな窓が一面ずつしかないところをみると、
弾薬とかそういうものの倉庫だったのではないかという気もします。

それにしても窓の右上の白丸は何でしょうか。

Googleマップがこちらに行けというのでその通り歩いて行くと、
三菱日立パワーシステムズ(株)呉工場の横に出ました。

MHPSは、GE、シーメンスと並びトップ3というくらい
火力発電分野ではシェアを占めている大会社です。

三菱と日立どっちやねん!というこの名前なんですが、実は
東日本大震災後、両社の顧客である電力会社の経営が苦しくなったため、
GEやシーメンスとも渡り合えるように統合した結果なんだとか。

工場内はまだあかあかと灯が点っています。

海側に向かって歩いていくと、いきなり現れるてつのくじらのノーズ。
よくみると艦体に不思議な形の切れ込みがたくさんありますね。
特に砲弾のような形、これは何の機能があったのでしょうか。

ついでに貼っておくと、これが「てつのくじら」あきしおを、
現在の居場所に設置した時の写真。

実は「てつのくじら」のすぐ隣のブロックに(株)日立物流、
その一軒おいて隣にエンジニアリング・ヒロという会社がありまして、
どうやらこの作業を行ったのは超近場のこの2社だったみたいなんですよね。

左上で「あきしお」を釣り上げている起重機船の名前は
このパネルによるとなんと「武蔵」だそうです。

前にも書きましたが、「あきしお」の設置に際しては、
深夜、歩道を取っ払い(段差があるとダメなので)、
信号を止めて一晩で運搬と据付を済ませてしまったそうです。

このパネルは日立物流の正門に埋め込んでありました。

二河川の河口湾に突き出る突堤に、海上自衛隊第101掃海隊があります。
呉の掃海隊基地がどこにあるのか、この散歩で初めて知りました。

基地といっても突堤に面した二階建てのこぢんまりした隊舎ですが。

第101掃海隊には艦番号730の「くめじま」、そして
この731の「ゆげしま」がいます。

この日「くめじま」は外出中だったようですね。

フリッツ・ラングの「メトロポリス」に白黒で出てきそうな光景。
三菱日立パワーシステムズの一角にあるので、工場のパイプ的なものが
全部集めてある塔だと思いますが違ってたらすみません。

二河川を渡る「かもめ橋」に差し掛かりました。
この川にはなぜか二車線の橋と歩道専用橋が二つかかっていて、
その間にブルーと年代を感じさせる茶色のパイプ橋、
これらが二本渡されているのです。

(つまり橋が各種4本架かっている状態)

最初のサギと鵜の止まっていたこの橋もそうでしたが、
呉の川にかかるこの「パイプ橋」、「水管橋」であれば水、
あるいは電力線かガス管を渡すためのものだそうです。

昔は左の歩道橋と古い水管橋が架かっていたのが、
交通量の増大で戦後もう一つ車用の橋を敷設し、さらに
水管橋も新しく作ったというのが予想される歴史的経緯です。

二河川(にこうがわ)を渡ります。

灰ヶ峰を水源とする川ですが、その姿が変わったのは1886(明治19)年、
この地に海軍区が制定され呉鎮守府が置かれることになり、
安芸郡呉港を軍港として整備することが決まったからでした。

つまり呉鎮守府一帯に安定して上水を送り込む軍用水道の水源として
大日本帝国海軍により二河川の開発が始まり、まず明治時代に
二河峡内に取水口「二河水源地」が造られ、大正時代には貯水地
「本庄水源地」が建設された、というのが歴史に残っています。

さらにいうと、河口部の現在の呉市築地町、つまりこれから行く
クレイトンベイホテルのある一帯は、1927年(昭和2年)に
帝国海軍によって埋め立て工事とそれに伴う大規模な河川改修の末、
出現した地区だったということもわかりました。

というわけなので、先ほどのこの水道橋は、当然のことながら帝国海軍が
上水を引くために昭和2年敷設したもの、ということになります。

呉という街は海軍が作ったということをあらためて実感させられますね。

さて、時は下り平成の世になって、帝国海軍呉鎮守府長官庁舎の主は、
海上自衛隊呉地方総監と名前を変えたわけですが、その総監は
海軍の作った呉という街においてこんなプレゼンスを展開しておられました。

いやー、歴代呉鎮守府長官も、次の世紀で海軍中将がこんなことをやれるほど
世の中がある意味平和になっているなんて想像もしてなかっただろうな。

 

前回このクレイトンベイホテルで、わたしは「愚直たれうどん」を食し、
それはお世辞下心忖度抜きでまことに美味しいものだったわけですが、
その呉濤(ごとう、って読むのかな)にも感謝状が飾ってありました。

しかしそれにしても・・・

「想像を絶する愚直さ」「無理難題」「水を得た魚のように」

この賞状の文章考えた人、誰?

 

実はこの晩、当ホテルのカフェで提供されている「がんすバーガー」を
一足先に試食してみようとここまでやってきたのですが、
そのカフェが会社団体の貸切になっていたため、呉濤で
まだ愚直たれうどんを提供していないか尋ねてみたのです。

「申し訳ありません。
あのメニューは期間限定でしてもう終了してしまいました」

というマネージャーのお言葉に、わたしはここで普通の
レディース御膳を頂いて帰ったのでございました。

帰りにかもめ橋の西詰で見かけて感動したこのトマソン的建築。
建物の中に階段がないので、外付けの階段で二階に上がるという・・。

廃屋なのか?それとも使われているのか?
よく芸予地震で倒れなかったなあと思われるこのデンジャラスな造形。

こういうのを見ると廃墟(じゃないかもしれないけど)好きの血が
わーっと騒いできます。

さらに角度を変えると、なんと看板が。
看貫(かんかん)という言葉は変換もできないわけですが、
サマセット・モームの「アンティーブの三人の太った女」という小説では
体重を量る、という言葉をこう翻訳していたのが記憶にあるのみです。

ここは何かを計量する場所であることはわかった。
それが「川原石」なのか?
「川原石」というのはこの計量所の持ち主の名前なのか?
そもそも計量してそれを買うのか?売るのか?

インターネットで検索してみたのですが、それらしい記述はみられず。

かろうじてマピオンで出てきた情報は電話番号と(電話はあるんだ)
ジャンル:精密機械器具 というもの。

精密機械・・・・・がこの建物の中にぎっしりとあったらすごいなあ。

ものすごく気になるのですが、どなたかこの企業?について
情報をお持ちの方はおられますでしょうか。

さて、空けて翌日。
わたしは自衛隊記念日の式典が始まるまでの自由時間を利用して、
呉の街を散歩することにしました。

今まで車で主に移動していた街ですが、歩いて見る景色は
またずいぶん違ったものになると思われます。

昨夜のトマソン的建物や水管橋みたいな発見もあるわけだしね。

ホテルを出て境川のほとりをまず歩き出しますと、
やっぱり目に飛び込んでくるのはあの蛍光ピンク・・・。

20bさんに頂いた情報によると、これがあと少なくとも
半年は続くということですが、御察しの通りで、
わたしはこの散歩によって、クルーズでは遠くに見えていた
さらにもう一隻のONEのピンクコンテナ船を確認したのですが、
それは次回にお話しします。

それより、20bさんの情報で注目したのが、このONE という会社が、

Ocean Network Express

2017年設立の日本の海運会社

川崎汽船31%、商船三井31%、日本郵船38%

という統合会社であるということです。

昨夜横を通り過ぎたMHPSもそうであったように、
外国の同種大企業と対等に渡り合うことを目的の一つとして
このような統合が行われたと考えていいのでしょうか。

そういう経緯を考えると、この蛍光ピンクには、日本の造船業界の

「まだまだ負けるわけにいけんのじゃあ!」(なぜ広島弁)

というZ旗的意味合いが込められているような気がして、
途端に手のひらぐるんぐるんに返してみるわたしでした。

Z旗的、というのは背水の陣の覚悟、つまり吹っ切れたという意味です。
そう思えば、このピンクも「ホルモン系」ではなく、日の丸の紅白を
混ぜ合わせ(てちょっと蛍光をまぶし)た国粋色に見えてきませんか?

・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・見えませんかそうですか。

と、とにかく日本の造船業、がんばれ!

 

呉散歩編、続く。

 

 


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7 Comments

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コメント (お節介船屋)
2018-11-04 18:50:10
呉探訪をされていたのですね。

三菱日立パワーシステムズの写真の工場は2014年まで
バブコップ日立の工場であり、原子力発電所の製造メーカーで
大和ミュージアム横の岸壁からよくバージに搭載して出荷していました。

また昭和町にあった旧呉海軍工廠砲塔組み立て工場で原子炉圧力容器も

製造していましたが福島原発事故で全く製造もなくなり、
今の会社に吸収されたようです。

発電プラント等を製造しているようですが今は出荷が少ないように見受けられます。



掃海管制艇MSL730「くめじま」は本年3月27日除籍、MCL732
「ながしま」(旧MSC680)に交代しました。

橋の横に映っている真っ赤な錆びた配管は旧海軍の燃料送油管であり、
吉浦や広等に敷設していたものが現在は海軍遺産として
一部残置されているのではないかと思います。


ONEですがシンガポールの海運会社ですが記されているように日本郵船、
大阪商船、三井船舶、川崎汽船の日本海運会社大手三社が
コンテナー部門を切り離し合併させ、確か世界6位の会社として
世界に立ち向かわなければ成り立たないようです。

俗に言われる便宜置籍船でシンガポール船籍となるとおもいますが
前にもコメントしましたが1隻ごとに別会社にしたりしますので?です。

コンテナー船の海運会社はデンマークのマースクラインが最大であり、
550隻保有し世界に航路を張り巡らせており、なかなか太刀打ちできないですが。

船舶用コンテナーを発明したマルコムマクリーンのアメリカのシーランドも吸収しました。

海運業は荷動きに相当バラツキあり、その度に合併吸収があり、経営が難しく、造船もまた景気や投資に左右されます。

日本の海運業も船舶は便宜置籍船で船員もフィリピン人約4万人等ほぼ外国人に支えられています。
川原石その他 (Unknown)
2018-11-04 19:31:56
>艦体に不思議な形の切れ込み

魚雷発射管の扉です。発射管を開けないと魚雷は発射出来ません。どこの国の潜水艦でもそうですが、扉を開けると盛大な音がします。この音が聞こえると相手は「やる気」だということになります。

看貫とは「計量」(下にそう書いてます)という意味です。呉線に乗って行けばわかりますが、クレイトンベイホテル最寄りの駅は「川原石」(呉の一つ広島寄り)で、あのあたりの地名です。川原石にある計量所だから「川原石看貫」です。面白くも何ともなくて済みません。

某大の写真集が届きました。情報ありがとうございました。

一年生?と思われる男子が学生舎の廊下を雑巾がけしているところを週番の腕章をした四年生?が見ている写真がありましたが、我々の頃は床は雑巾がけではなく、モップ(護衛艦で甲板の水気を取るもの)でした。

普段から土足で歩く廊下なので、雑巾がけまでしなくてもいいんじゃないかと思いました。ただ、我々の頃でも、月一回はワックス掛けしてピカピカにしていました。その時はちょうど写真のように、床に這いつくばってワックス(乳液状の液体)を雑巾で伸ばしていました。

乾燥するまで待って、その後、ポリッシャーで磨くと床がピカピカになりますが、あれは気持ちよかった。最初はポリッシャーが踊るので両手で支えないときちんと磨けないのですが、慣れると片手でひょいひょい出来る様になります。

ああいうことばっかりやっているので、江田島の赤レンガ前の砂利の目立てとか桜の花びらをお箸で拾うという作業が苦にならなくなるんでしょうね。今でも庭掃除とか落ち葉拾いは達成感があって大好きです。
切れ込み (お節介船屋)
2018-11-05 16:20:32
「あきしお」砲弾のような切れ込みと書かれているのは艦首部分の
3つの部分と思いますがこれ魚雷発射管の前部扉部分の
整流覆いのことを指されていると考えます。両舷に各々3個あります。
(発射管6門)
看貫! (20b)
2018-11-05 21:18:47
またもや!面白いものを発見されましたね。計量所なるものは、意外に町中に散見されるものです。
トラックスケール等とも呼ばれていますが、重量販売するものを、台貫で計量する所です。
wikiでは
事業所などの敷地内に置かれるものは、車両を自走させて台貫に載せ(入出の際の2回。
検出部が往復の2箇所に設置されているものもある)空車と積車の重量差から積載量を算出するために
用いられる。
採石場や油槽所などで、粉体・液体等のばら積み貨物(バルク)の出荷時の重量確認に使われるほか、
産業廃棄物処分場などでは受け入れ量の算出に使われている。
と記載されています。上から目線ですが、よくまとまっているのでこの解釈で良いと思います。

隣にガソリンスタンドが有り、そこで管理されているとドラム缶と同色のものが置かれているので、
おそらくこの石油会社の関連施設ではないかと思われます。これは事業所(採石場や油槽所、石油化学基地)
敷地内の台貫ではなく、トラックスケールそのものです。住宅街にありませんが準工業用地域等に見られます。
なお写真でトマソン式建築とガソリンスタンドの防火塀の間の地面は鉄板です。まさにここが台貫です。
ここで何らかの積荷重量を計測しているのでしょう。トラックごと鉄板に乗ると重さが計量されます。
建物には秤の表示部や印字機等の装置が納められていると思います。

余談ですが石油類やガスは積み込みを行う基地(一般に沿岸部にありますね)入構時に台貫で計量し、
積込後台貫で計量して、積込数量を確定して配送納品します。関東圏であれば、横浜や千葉の沿岸部に
基地が有り、北は長野方面までタンクローリーで配送を行います。
全て荷卸しした際、先の出荷基地での計測数量が納品数量となります。

納品先が大工場等では自前の台貫を保有しており、今度は逆のパターンで最初に積んだ状態で計量、
荷卸し後再計量し、その差分が納品数量となる場合もあります。

これらは秤は計量法で厳しく管理され検定に合格にせねばなりませんし、法定定期検査が義務付けられ
公平公正が求められています。

ガソリンスタンド業務には台貫は必要ではないので、おそらく別の目的で利用されているのではないか
と思います。ドラム缶の計量には大袈裟ですから。
ただあまり大きな台貫ではないので4tトラックまで用なのか近くに鋳物の工場があるので、
原料用の屑鉄か何かを計量しているのか、或いは工場から出る廃棄物の計量なのか。謎は尽きません。
ってもうこれ以上はお腹一杯ですね。長文失礼しました。
みなさま (エリス中尉)
2018-11-06 10:49:41
お節介船屋さん
「くめじま」は退役していたんですか。
掃海隊部隊が情報を書き換えていなかったのでまさかと思いました。

海運業の吸収合併の話をよく聞くと思ったらそういう事情があったんですね。
全くゼロになることはありえない業種ですが、変動が激しいわけだ・・。

unknownさん
「川原石」は地名ですか!
河原の石を計量していたのではないのですね。
(そんなわけあるか!とツッコまれそうですが、ちらっとその可能性も考えた)

防大の写真集、いいですよね。
OB ,OGの方々はunknownさんのようにかつて在校していた時代に想いを馳せ、
変わったところ、変わっていないところを確認して感慨に耽るのでしょう。
わたしが感動した写真は、陸上要員の訓練で全員が塹壕に丸くなって
体を小さくしているところです。

後、「足速い」のTシャツ、あれは不肖宮嶋氏の「ウケポイント」だったのかと(笑)

20bさん
>計量所なるものは、意外に町中に散見
そうなんですか!気が付いていなかっただけで実はあるんですかね。
そういえば高速道路にあった!と思いましたが、あれは違いますかね。

>地面が鉄板
ええええ〜!?とびっくりしてグーグルアースでも現地を見てみました。
本当だ!地面が鉄板になっている!

実際見ている時にはこれに全く気づいていなかった(建物に気を取られて)
のでものすごくびっくりしました。
マピオンの「精密機器」というのはこの秤のことだったんですね。

ガソリンスタンドの敷地とは完璧に壁で仕切られているので、
直接は関係ないのではないかと思いましたが、ドラム缶は
GSが置かせて貰っているだけという可能性はないでしょうか。

しかしそもそも現在進行形で稼働しているかもしれないとわかっただけでも
写真を撮ってきてよかったと思いました。
いやー、ネットではなんでも疑問に思ったことを聞いてみるもんだ。
貴重な情報ありがとうございました。
様々な台貫 (20b)
2018-11-06 14:26:09
お腹いっぱいとは思いますが追加御説明申し上げます。
ガソリンスタンドは、言うまでもなく一定数量以上の危険物が貯蔵されているので、危険物取扱者をおいて
安全に取り扱う事が消防法により規定されています。ガソリンスタンドは給油取扱所にあたり詳細は省略しますが、
防火塀の設置が必要となります。仮にガソリン等が発火した場合、防火塀が無ければ類焼危険が著しく高まる為、
計量所が自己の設備であっても、塀を設置する必要があります。法的にも求められます。よって、この点では
無関係とは判断出来ないと思います。とは言え不明ですので今度給油する際に聞いてみましょう。

高速道路で見かけられた、台貫は正に同じ計量所ですが、こちらは取締の為で過積載取締に使用されています。
東名高速東京料金所をはじめ随所にあり、一般道でも主要国道には設置されています。例えば国道1号線の
大阪京都の境、洞ヶ峠近くに枚方計量所が有ります。またも失礼しました。
第101掃海隊 (お節介船屋)
2020-10-08 15:39:08
令和2年10月1日解隊されました。
掃海管制艇「ゆげしま」「ながしま」両艇とも同日除籍されました。
https://blog.goo.ne.jp/runx-123-neo/e/c2e8f3455e508915ebce628ccdb6a3a1
SAMは置いてあります。
ただ陸上事務所も閉鎖されているようですので使用されないのでしょう。

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