ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

明けましておめでとうございます。

2022-01-03 | 自衛隊

新年早々映画の紹介がずれ込んだので、毎年恒例の
写真年賀状シリーズと参ります。

今年は、年末年始が帰国してきたMKの自粛期間と重なることもあって、
お出かけが4日からになったのですが、いつも現場に参戦しては
自衛隊の写真をくださるKさんが、今年は横須賀軍港のお正月風景を
ご覧のように素敵に撮影して送ってくださったので、
ぜひ皆様に見ていただきたく、ご紹介します。

冒頭の写真ですが、潜水艦にもちゃんとお正月飾りを付けるんですね。
他の艦もどこかに注連飾りしていたりするんでしょうか。



この写真、いったいどこから撮影されたのでしょうか。
「いずも」甲板にはF -35戦闘機発着用に黄色いラインが書き加えられているとか。



仲良く並んでいる101「むらさめ」と154「あまぎり」ですが、
看板号の塗装がずいぶん違っている、とのこと。
単純に「塗装前塗装後」っていうことではないってことなんですか?

Kさんによると、海上自衛隊ではロービジ化が進んでいて、
艦番号は白文字から目立たない灰色に変更されて行っているということです。


お正月なので流石の海自もこの日は訓練はお休みだったんでしょうか。



いつもの場所のレーガン先生、補修工事真っ最中。


さて、Kさんによると、コロナのせいで昨年は
「腰のひけたことを繰り返しただけの一年」だったということです。

ただ、わたしはこれが悪いことばかりだったとは思いません。
コロナで全ての公開イベントなどがなくなったこともです。
今後、爆発的な感染が形を潜めても、しばらく人の集まるようなイベントは
自衛隊においても自粛の方向でしょう。

そして、世の中がすっかりコロナ前に戻る、ということはいろんな意味で
もう期待しないほうがいいとわたしは思います。

従前、イベントが昨今過熱気味で、例えば観艦式や総火演などでは
多数の入場券がネットオークションで高額で取引されるなど、
何かとよからぬ問題も起こっていたことを考えると、この自粛傾向を奇貨として、
新しい形の自衛隊広報活動を模索することも可能なのではないでしょうか。

広報活動は自衛隊にとって重要ですが、あくまで最優先の任務ではないのですから。



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4 Comments

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Unknown (Unknown)
2022-01-04 08:07:23
「いずも」の写真は、コースカ(旧イオン)屋上の駐車場から撮られていると思います。

>仲良く並んでいる101「むらさめ」と154「あまぎり」ですが、艦番号の塗装がずいぶん違っている。

横須賀ではもう過半数がこの低視認塗装になっています。煙突の上の黒い線もグレー一色になるので、当初は「これじゃ(女性の)すっぴんじゃん」という声もありましたが、慣れて来ました。

ビックリしたのは練習艦「かしま」も、今回の年次検査でロービジになりました。目的は個艦識別を困難にすることですが「かしま」は他にはない姿なので、そこまでする必要はない(意味がない)と思います。そのうち「しらせ」も全部オレンジになるんじゃないかと言う人もいます(嘘)

水上艦のお正月飾りですが、舷門に門松の他、マストの高いところに松飾を付けます。https://twitter.com/Alstar_tw/status/1478012312288382978
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田浦港比与宇岸壁 (お節介船屋)
2022-01-04 10:02:25
潜水艦の写真は米軍横須賀基地ではなく船越岸壁の対岸比与宇地区に出来た潜水艦用岸壁での写真と判断しました。
田浦港地区の整備も2術校地区や船越地区に続き、比与宇地区での整備が完成したのかと思います。

海上自衛隊の基地整備は艦艇航空機の整備に比べ、なかなか進みませんが横須賀地区が完成すれば、来年度令和4年度佐世保地区の教育隊のある崎辺地区に海上自衛隊にとっては大きな岸壁整備が予算案に計上されています。
艦艇航空機整備に比べ施設整備は裏方であり旧海軍施設老朽化や雨漏り修理もままならない状況が続いていましたが重要な後方支援項目であり少しずつではありますが整備されつつあるのではと感じています。

陸自の離島配備で問題となりました弾庫整備についても海自も旧海軍弾庫を利用していますが火薬等取締法での制限や住居が近傍に出来たりして保管量の縮小もあり相当以前から問題となっています。
新しい弾庫が必要ですが住民の反対や地方自治体の非協力でままなりません。
本当に地方自治体や国民の軍事や安全保障の無理解には難渋していることでしょう。
残念ではすまされない事ですが。
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ロービジ塗装 (お節介船屋)
2022-01-04 10:28:20
雑誌「世界の艦船」でも批判し、低視認塗装がどの程度有効か疑問で、艦名の特定に手数が掛かると嘆いています。
案の定雑誌搭載写真で間違っていることがあります。
低視認が何の目的かによると思います。
水上艦同士の戦いのためはないのでは?艦艇行動の秘匿?

以前からアメリカを始め多くの国が採用しており海自の採用は遅いほうですが、煙突の上部や後部マストの上部の排煙の汚れのための黒色塗装まで止める必要があるのかなとも思います。レーダードームや無線アンテナ保護ドームの白色を止めるほうが先ではと感じますがこれは新しい就役艦から灰色にしているようですが。
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あけましておめでとうございます (ウェップス)
2022-01-04 18:37:08
 今年も読みごたえのある投稿期待しております。(特に新東宝系('ω'))

>広報活動は自衛隊にとって重要ですが、あくまで最優先の任務ではないのですから。

 この騒動を機に、広報の在り方について見直すことが出来ればいいのですが。 
 軍組織が募集広報に血眼を上げるのは自然のことですが、そもそもそれって誰がやるべきことなの?という問題意識は持ち続けていかなければならないでしょう。
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