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日本だと、航空機のように、開発に多くの人が携わる大規模システムの場合、開発時にはProgram Officeが出来ますが、開発終了で解散で、そのシステムの生涯に渡って面倒を見る仕組みはありません。
例えばイージスシステムはPMS-400(Program Management, Ship)でP-3CやP-8(対潜哨戒機)はPMA-290(Program Management, Aircraft)です。PMA-290なんて、除籍になったP-3Cを海外に販売する仲介までします。軍の部局ですが、民間人も多いので、もしかしたら、独立採算?なのかもしれません。
イージスシステムや対潜哨戒機は、一度開発すると、数十年使い続けるので、途中で近代化して行かないと、陳腐化したり、部品枯渇で動かせなくなりますが、Program Officeは、そういう維持整備の長期計画も立てます。自衛隊にはそういう組織がないので、問題が発生すると、一々、手当てします。担当者も二年程度で交代してしまうので、なかなか長期戦略は立てられません。
昨今、F-35やオスプレイ等、大型装備をアメリカに依存していることに批判がありますが、ユーザーから見たら、アメリカの大型装備はそれなりのサポート体制が出来上がっていて、信頼性が高いのです。個々の装備品では、アメリカに引けを取らないものはありますが、自衛隊では、あそこまでのサポート体制は作れません。ありゃ売れますよ。買って、さほどはずれはないです。最初はダメでも、そのうちに必ず使えるようになります。