goo blog サービス終了のお知らせ 

ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

「明日地球が滅びようとも今日君は林檎の木を植える」

2013-02-16 | つれづれなるままに

はてなブログに移転しました



最新の画像もっと見る

3 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゲオルグについて (柴田昭彦)
2014-09-28 13:26:28
石原氏は「ポーランドの詩人、ゲオルグ」の言葉として紹介していますが、全くの誤解です。この言葉は、ルーマニア生まれでフランスに亡命した詩人・作家のコンスタンチン・ビルジル・ゲオルギウの小説「第二のチャンス」(1952年原著、1953年邦訳・筑摩書房)の巻末に、マルチン・ルターの言葉として紹介されたものです。1944年10月のドイツ・ヘッセン教会の回状にルターの言葉として紹介されたのが初出です。ルターの専門家の徹底した調査により、この言葉はルターの説教集その他のどこにもないことが証明されているので、この言葉は回状の作者の創作と推定できます。ただし、この言葉はルターの思想をよく反映しているので、「ルターの言葉そのものではないが、ルターに帰せられている言葉」という位置づけになっています。石原氏は雑誌「WiLL」2014年10月号の207頁に「ポーランドの詩人ゲオルグ・トラークルの書いた詩の一説」と書いていますが、この言葉は「オーストリアの詩人ゲオルク・トラークル」の「トラークル全集」(青土社)のどこにも見当たりません(全頁調査済み)。ゲオルギウの小説の言葉なので当然です。1944年に初出の言葉が、1914年に亡くなったトラークルの言葉に見つかるはずもありません。この言葉は人生において困難に直面した人々の心の支えになってきたものなので、出典の紹介は正しく紹介してほしいと願うものです。
返信する
柴田さま (エリス中尉)
2014-10-01 15:58:34
貴重なご指摘ありがとうございます。
本稿は国会での石原氏の質疑をそのまま聞き書きしたもので、
内容について検証していませんが、ゲオルグの言葉というのは間違いで
「ゲオルギウが紹介したルターの言葉」であったというわけですね。
わたしもゲオルグで検索してみると、詩人トラークルが一番先に出てきたので思ったのですが、
石原氏はWiLLに寄稿するにあたってこのゲオルグをトラークルと勘違いされたのではないでしょうか。

これを石原氏になんとかお伝えする方法はないでしょうかね。
返信する
ゲオルグの謎について (柴田昭彦)
2014-10-01 21:19:08
石原氏はかなり前からゲオルグ・トラークルの詩と考えていたふしがあります。詳しいことは、私のサイト「ものがたり通信」の「真実を求めて」およびその中の「ゲオルグの謎」において詳しく考察していますので参照いただければ、出典を含めて確認いただけます。石原氏は、2004年10月の「日本よ」で「ゲオルグの詩」、2007年6月の「日本よ」で「東欧の詩人ゲオルグの詩」、「文藝春秋2009年8月号」において「ポーランドの詩人・ゲオルグの言葉」と紹介しています。この紹介は、ゲオルグがゲオルグ・トラークルであるという前提のもとでありつつも曖昧な表現での紹介になっています。それが、明確にされたのは、2009年11月12日の朝日新聞のオピニオン欄のインタビュー記事において、朝日新聞の記者の記事という形で(つまり石原氏自身の執筆記事でないということ)、「オーストリアの詩人ゲオルク・トラークルの言葉」と初めて明確に示されています。新聞記者の言葉であることにこだわるのは、石原氏は、雑誌「WiLL」2014年10月号の207頁において、「ポーランドの詩人のゲオルグ・トラークルの書いた詩の一説」と記していることで区別できます。石原氏は、「オーストリアの詩人ゲオルク・トラークル」を絶対に認めず、自身では必ず「ポーランドの詩人ゲオルグ・トラークル」と「ゲオルグ」へのこだわりも含めて、執筆する方針を貫いてきているからです。これ以外の情報は全く遮断して認めないという姿勢を綱抜いてきているのではないでしょうか。私自身は、石原氏にこの情報(この言葉はC.V.ゲオルギウが小説でルターの言葉として紹介したものだということ)を伝えるために、東京都知事あてに手紙を送ったり、「日本よ」の記事について産経新聞出版あてに手紙を送ったりしましたが、全く、なしのつぶてでした。もっとも、2013年ごろからは、依然として「ポーランドの詩人ゲオルグ」のままとはいえ、ルターの言葉であることについては紹介するようになっているので、石原氏にきちんと伝えることのできる立場の人であれば、受け入れてもらえるのではないかとは思っています。真実であれば、やはり、受け止めてほしいので、実現することを願ってやみません。ご協力いただければ幸いです。
返信する

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。