よこすかYYのりものフェスタシリーズも終わりましたので、
今日は我が家の年末についてゆるくお話しします。
ようやく空港で長時間足止めされたり、バスで遠隔地に拉致されて
そこで隔離されたりするようなことがなくなったので、
クリスマス休暇にMKが帰国して以来の家族イベントです。
と言いながら全く関係ない歯医者からの帰りに撮った写真。
イタリア街のアクセサリー屋さんで、いつ通り掛かっても
営業しているのかしていないのか謎のお店でしたが、
先日は店主が膝に矢を受けたらしく休業していました。
MKに画像を見せたら、これゲームからきたミームだよと。
ロールプレイングゲーム「The Elder Scrolls V: Skyrim」の衛兵の、
「昔はお前のような冒険者だったのだが、膝に矢を受けてしまってな...」
"I used to be an adventurer like you.
then I took an arrow in the knee... "
というセリフからきているのですが、シュールなことに、
スカイリム全土の町々に駐在する衛兵たちは、
全員が全員とも膝に矢を受けて引退した元冒険者であるらしく、
全員がこれをいうのだそうです。
店主、スカイリムの衛兵だったのか。
MKが帰国してすぐ、再会を祝うディナーとして、
たいへん予約が取りにくいと評判のペルー・フュージョン料理、
MAZ(”まず”ではなくマスと読む)に行ってみました。
東京紀尾井町ガーデンテラスの隅っこに、
これでもかとわかりにくいドアが開くと、そこで展開している、
摩訶不思議なペルー料理のお店です。
MKが帰国してすぐ、再会を祝うディナーとして、
たいへん予約が取りにくいと評判のペルー・フュージョン料理、
MAZ(”まず”ではなくマスと読む)に行ってみました。
東京紀尾井町ガーデンテラスの隅っこに、
これでもかとわかりにくいドアが開くと、そこで展開している、
摩訶不思議なペルー料理のお店です。
「東京にいながらにしてペルーの豊かな生態系を料理で体感できる」
がコンセプト。
南米のペルーというところは、日本と違い季節という感覚がないかわり、
アンデスの海中から海抜4000mの標高によって全く違う気候を持ちます。
そのさまざまな生態系を9皿の料理で再現するという試みです。
「何種類ものジャガイモやカカオなどの農産物、
また現地のアーティストがこの店のためだけに作った食器や自然の音まで、
味覚のみならず、視覚・聴覚を用いるプレゼンテーションは、
ペルーの自然や文化、芸術にまで触れることができる新しい美食体験」
ということです。
どの皿も珍しく驚きがあり、しかも美味しいので
ついつい出されたものを全部調子に乗って食べてしまい、
これがわたしには大失敗でした。
最後のカカオやシャーベット、ブリュレなどは、
唯一パスできる「馴染みの味」だったのに、ついこれも食べてしまい、
3人の中でわたしだけお腹が痛くなってしまいました。
別の日。
クリスマスには関西に行くことが決定していたので、
クリスマスのお祝いディナーを早めに、
赤坂プリンス旧館のクラシックハウスで頂いてきました。
メインのステーキを鴨に変えてもらいました。
まわりは一足早くクリスマスを祝うカップルや家族がいっぱい。
クリスマス当日はどうしても一緒にいられないので、
この日にディナーを、という人たちもいたかもしれません。
MAZ以降の食事はかなり量に気をつけたので、
(多そうならそっと家族パスするとかして)
その後腹痛の惨事は起こっていません。
そして、クリスマス当日、わたしは愛車で新東名をかっとばし、
夕方には神戸に来ておりました。
今回の旅行の目的は、
1、MKの学費をプレゼントしてくれたわたしの母にお礼を言う
2、偶然来日しているMKの大学の友人に京都でご馳走する
3、旧任天堂社屋を改装したホテルに泊まる
まずわたしの母からタスク攻略することになったので、
最初に実家に近い神戸オークラに宿泊しました。
関西在住時好きだった懐かしのホテル。
一階フロアにコンビニができた以外、ほとんど変わっていませんでした。
この日はおりしもクリスマスでした。
うちの家族はめったにケーキを食べないのですが、
家族が揃っているクリスマスにはやはり気分として欲しくなります。
そこで、ホテルのベーカリーにケーキを買いに行きました。
これは実は最後の一個で、買いに行ったTOによると、
お勘定をしていたら、うしろから中年のご夫婦がケーキを買いに来て
売り切れましたといわれてがっかりして帰ったということです。
そんなラストワンケーキ、もう筆舌に尽くし難いくらい美味しかったです。
クリームはもちろん、スポンジケーキのとろけるような舌触りは、
3人とも躊躇いなく二つ目をお代わりしたほど。
次の朝ホテルのカフェで朝ごはんを食べました。
しかし、残念なことに昔とても美味しかったコーヒーの味が落ちており、
クリームも、ポット入りの本物でなくポーションに変わっていました。
そこでホテルの近くで見つけたブルーボトルコーヒーに寄ることにしました。
お店は旧居留地(アメリカ大使館)の近くにあり、
となりはヨージヤマモトという、なかなかとんがったビルに入っていて、
当然のように店内はとてもいい感じです。
ブルーボトルコーヒーでオーツラテを注文すると、
わたしが全てのオーツミルクの中で一番美味しいと思っている、
マイナーフィギュアズで作ってくれるのです。
これは銀座であろうが神戸であろうが全て同じ。
がコンセプト。
南米のペルーというところは、日本と違い季節という感覚がないかわり、
アンデスの海中から海抜4000mの標高によって全く違う気候を持ちます。
そのさまざまな生態系を9皿の料理で再現するという試みです。
「何種類ものジャガイモやカカオなどの農産物、
また現地のアーティストがこの店のためだけに作った食器や自然の音まで、
味覚のみならず、視覚・聴覚を用いるプレゼンテーションは、
ペルーの自然や文化、芸術にまで触れることができる新しい美食体験」
ということです。
どの皿も珍しく驚きがあり、しかも美味しいので
ついつい出されたものを全部調子に乗って食べてしまい、
これがわたしには大失敗でした。
最後のカカオやシャーベット、ブリュレなどは、
唯一パスできる「馴染みの味」だったのに、ついこれも食べてしまい、
3人の中でわたしだけお腹が痛くなってしまいました。
別の日。
クリスマスには関西に行くことが決定していたので、
クリスマスのお祝いディナーを早めに、
赤坂プリンス旧館のクラシックハウスで頂いてきました。
メインのステーキを鴨に変えてもらいました。
まわりは一足早くクリスマスを祝うカップルや家族がいっぱい。
クリスマス当日はどうしても一緒にいられないので、
この日にディナーを、という人たちもいたかもしれません。
MAZ以降の食事はかなり量に気をつけたので、
(多そうならそっと家族パスするとかして)
その後腹痛の惨事は起こっていません。
そして、クリスマス当日、わたしは愛車で新東名をかっとばし、
夕方には神戸に来ておりました。
今回の旅行の目的は、
1、MKの学費をプレゼントしてくれたわたしの母にお礼を言う
2、偶然来日しているMKの大学の友人に京都でご馳走する
3、旧任天堂社屋を改装したホテルに泊まる
まずわたしの母からタスク攻略することになったので、
最初に実家に近い神戸オークラに宿泊しました。
関西在住時好きだった懐かしのホテル。
一階フロアにコンビニができた以外、ほとんど変わっていませんでした。
この日はおりしもクリスマスでした。
うちの家族はめったにケーキを食べないのですが、
家族が揃っているクリスマスにはやはり気分として欲しくなります。
そこで、ホテルのベーカリーにケーキを買いに行きました。
これは実は最後の一個で、買いに行ったTOによると、
お勘定をしていたら、うしろから中年のご夫婦がケーキを買いに来て
売り切れましたといわれてがっかりして帰ったということです。
そんなラストワンケーキ、もう筆舌に尽くし難いくらい美味しかったです。
クリームはもちろん、スポンジケーキのとろけるような舌触りは、
3人とも躊躇いなく二つ目をお代わりしたほど。
次の朝ホテルのカフェで朝ごはんを食べました。
しかし、残念なことに昔とても美味しかったコーヒーの味が落ちており、
クリームも、ポット入りの本物でなくポーションに変わっていました。
そこでホテルの近くで見つけたブルーボトルコーヒーに寄ることにしました。
お店は旧居留地(アメリカ大使館)の近くにあり、
となりはヨージヤマモトという、なかなかとんがったビルに入っていて、
当然のように店内はとてもいい感じです。
ブルーボトルコーヒーでオーツラテを注文すると、
わたしが全てのオーツミルクの中で一番美味しいと思っている、
マイナーフィギュアズで作ってくれるのです。
これは銀座であろうが神戸であろうが全て同じ。
昼過ぎに実家に到着し、そこでお礼や近況報告を済ませ、
京都の旧任天堂本社ビルにできたホテル丸福楼に到着しました。
昔、このブログでも京都の町屋ホテルに宿泊したとき、
旧本社ビルの写真をご紹介したことがあります。
その後、プランドゥシーという会社がここを買い取り、
任天堂の遺構としてのイメージを残したホテルを開業しました。
かつてのトランプ・たるか(なぜか”かるた”は右から読む)
製造元山内任天堂という門標はそのまま残されています。
このデザインは、部屋の鍵にそのまま使われているのでした。
カードキーはなく、真鍮の鍵が部屋にひとつという、昔ながらの方式です。
部屋数が少ないのでこの方式も可能。
カードキーはなく、真鍮の鍵が部屋にひとつという、昔ながらの方式です。
部屋数が少ないのでこの方式も可能。
ドアを開けると大正時代にタイムスリップ。
石の壁にタイルの床はおそらく当時のまま。
入るなり目を引く鷺の彫像。
台座に据えてあったそのままでしょうか。
任天堂とステンシル入りの木箱は、
倉庫にあったのかそれともどこかの古物店に出ていたものか。
旧社屋ビルと外壁の間には、通路が整備されています。
歩いて行くと、別の客室棟でした。
客室は全部で18室のみ。
なかなか予約が取れないホテルと言われているようです。
クラシックなオリジナルの雰囲気を残しながらも、
所々モダンを取り入れたインテリア。
エントランスから地下に続く階段。
階下には昔何があったのでしょうか。
改装工事を施す前の写真が残されています。
右下の手洗いはなぜか廊下にあったのだとか。
かつて社屋であった時代に建物に貼られていた各種プレートが
ひとつ残らず歴史を留めるために保存されています。
下京区の消防協力管理証、電話局や関電の管理番号、
家屋調査済証、今では珍しい、水洗便所設置済みの印も。
宿泊した部屋は3階にありました。
これが最上階です。
平成4年に行われた棟上式のときの札には、
施主の他、プランドゥシー、安藤忠雄事務所、
大林組の参加者の名前が書かれています。
こちらは昭和5年に社屋落成を寿いで設られた石板。
どちらの施主も山内さんです。
エントランスの内側はフロントになっていて、
ここで荷物も預かってくれます。
「大統領」とだけ書かれたナポレオン風の肖像は、
トランプの図柄の原画でしょうか。
ラウンジに飾られているこの絵は間違いなく花札のですね。
ラウンジには飲み物とちょっとしたお菓子があって、
好きな時に好きなだけそれらを楽しむことができます。
大正モダニズムとマッチするレトロな版画。
フロント以外の一階のスペース全てがラウンジとなっていて、
ヴォーカル中心のスタンダードジャズが雰囲気とマッチしていました。
ラウンジの角に建物の模型がある!と近づいてみたら、
なんとこれレゴで製作したものでした。
レゴがこのキットを販売したという話は知らないので、
もしかしたら0からオリジナルで作った可能性があります。
ラウンジのソファの後ろにあるカーテン、
このカーテンを通り抜けると、客室へのエレベーターがあります。
このカーテンを通り抜けると、客室へのエレベーターがあります。
丸テーブルでトランプもできるように椅子も4人分あります。
ちゃんと各部屋には大統領印のトランプも備えてありました。
手前のトランプ風のカードは電話用のメモです。
エキストラベッドを作ってもらいました。
モニターからはHuluやAmazonプライム、
YouTubeなども簡単にアクセスできるようになっています。
ちょっと50年代を思わせるテーブルや椅子。
ホテル敷地の周りは寂れていて、手付かずの空き地と古い町屋が並び、
ホテル内部の今風の空気に対してシュールな雰囲気を醸し出しています。
ちゃんと各部屋には大統領印のトランプも備えてありました。
手前のトランプ風のカードは電話用のメモです。
エキストラベッドを作ってもらいました。
モニターからはHuluやAmazonプライム、
YouTubeなども簡単にアクセスできるようになっています。
ちょっと50年代を思わせるテーブルや椅子。
ホテル敷地の周りは寂れていて、手付かずの空き地と古い町屋が並び、
ホテル内部の今風の空気に対してシュールな雰囲気を醸し出しています。
部屋には安藤忠雄先生の落書き・・じゃなくてサインが。
オープニングセレモニーの日付が記されています。
18室全てにサインして回ったんでしょうか。
さすがプランドゥシー、クローゼットはウォークインで使いやすい。
シンクは二つ、ゆったりと広い洗面所は、
ライティングにも工夫がみえます。
ときどき、洗面所を真上から強烈に照らす照明が顔に影を作って
化粧がやりにくいと感じるホテルもありますが。
大きなバスタブ、外が見える窓はいかにもプランドゥシーらしい設計です。
大きな冷蔵庫に電子レンジ、なんと洗濯機まで設置されていたのにはびっくり。
さっそくこの晩は洗濯させてもらいました。
ホテルクリーニングのシステムがないからかな?
部屋の入り口にはさりげなく椅子。
ブーツを履く時は荷物を置くのに便利です。
とにかく気遣いが細やか。
大きなライトはこの部屋の主役のようです。
これも60年代〜70年代を思わせるインテリアです。
さっそくこの晩は洗濯させてもらいました。
ホテルクリーニングのシステムがないからかな?
部屋の入り口にはさりげなく椅子。
ブーツを履く時は荷物を置くのに便利です。
とにかく気遣いが細やか。
大きなライトはこの部屋の主役のようです。
これも60年代〜70年代を思わせるインテリアです。
翌朝、朝食を取りにレストランに向かいました。
前回同じ場所にきたときと明らかに大きく違っているのは、
旧建築の間に突如挟み込まれたガラス張りの新築部分。
ここで新旧の「新」を主張しているということでした。
昔の呼び鈴(CALL)はちゃんと残っています。
レストランは同じ敷地の中ですが、別の入り口から入ります。
細川元首相の親族の方が監修した健康的な料理を、
宿泊客をメインに提供しています。
一般の人も利用できますが、週二日だけということでした。
陽の光を大きく取り入れた明るい空間は、
朝食をいただいていてとても気持ちのいいものでした。
朝食は和食洋食から選べます。
わたしはおにぎりをパリパリの香ばしい海苔で巻いて食べる
暖かいおにぎりがついている和食をいただきました。
エントランスにあった寄せ書き帳にあった素敵な絵入りメッセージ。
どうもこれを書いた人は日本人ではないようです。
日本語を勉強するくらいアニメやゲームなどの日本のカルチャーが好きで、
任天堂発祥の地に「聖地巡礼」にきた人ではないかと思われます。
日本語を勉強するくらいアニメやゲームなどの日本のカルチャーが好きで、
任天堂発祥の地に「聖地巡礼」にきた人ではないかと思われます。
そういえば、部屋数が少ないわりに外国からと一目でわかる
宿泊客が多いなあと一晩泊まってみて感じました。
まあなんだ、やっぱりNINTENDOは世界のブランドってことなんだなあ。
宿泊客が多いなあと一晩泊まってみて感じました。
まあなんだ、やっぱりNINTENDOは世界のブランドってことなんだなあ。