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平成28年度自衛隊記念日 観閲式 概要

2016-10-24 | 自衛隊

観艦式が行われたのが一年前というのが信じられないくらいです(笑)
あっという間にやってきた自衛隊記念日の観閲式に行ってまいりました。

今日はともかく式典の最初から最後までを
さっくりとご紹介するために写真だけを貼っていきます。
当日3時に起きて4時に家を出、帰りは2倍の時間をかけて
やっと家にたどり着いたたため、写真を貼るのが精一杯。

詳細については
明日からまた改めてお話ししていきたいと思います。



観閲感が臨場するまでに準備として観閲行進部隊が入場します。
一番最初は防衛大学校学生隊。
第一大隊の隊長は女子学生でした。



防衛医科大学校学生隊。
女子学生が先頭を歩く率が大変高い気がします。



グレーに赤のトリミングの制服、普通工科学校学生隊。
とてもそうは見えませんが皆高校生です。



赤いマフラーは普通科部隊。歩兵です。



大きな旭日旗を先頭に立てた、海上自衛隊部隊。

座った位置の関係で、これ以降の入場部隊は写真が遠くなってしまったので割愛。



最後に陸海空合同音楽隊が演奏位置につきます。
防衛大学校の横に行進していく先頭には三音楽隊の隊長。
一番向こうは先日東京音楽隊隊長になったばかり、
樋口好雄二等海佐。 



観閲部隊指揮官、第1師団長の西浩徳陸将。
立てられている旗は師団のものではなく団長旗のようです



陸海空自衛官によって正面に運ばれる国旗



自衛隊の式典は、必ず執行者を伴います。
本日観閲式の執行者(conductor)となるのは東部方面総監、
森山尚直陸将



旗に向かって敬礼する普通科部隊



内閣総理大臣旗(紫)防衛大臣旗(海老茶)防衛副大臣旗(旗)
と陸海空団長旗が登場。
この警備の物凄さをご覧ください。




儀仗隊である第302保安警務中隊。
ちなみにここまでが観閲式の準備段階です。



プログラムの1番、つまりここからが観閲式。
観閲官臨場で車から降りた安倍総理大臣。
後ろにいる白いスーツ青ベルト&ストームヒールは稲田防衛大臣。
安倍総理のシルクハット&モーニングに格を合わせたようです。



儀仗隊の栄誉礼を受ける観閲官。
この後開式の辞によって正式な観閲式の開始となります。



その後、オープンカーの上に立ち、まずは順閲。
安倍総理は観客席の前を通り過ぎるとき、ずっと観客を見つめたままでした。



車は方向転換して、ここからが順閲です。



順閲のとき、部隊は顎を上げて車列を見守ります。
高等工科学校の生徒たちが持っているクラッチバッグの中には何が?



プログラムにはありませんでしたが、祝賀降下が行われました。
フリーフォールによる落下傘降下です。



こちらも祝賀飛行として飛来した空自の新型輸送機C-2。
向こうはC-1・・・でしょうね。



さて、これからは徒歩部隊の観閲行進が始まります。
まずは一番端にいた音楽隊が行進を始めます。



第1師団長は観閲部隊指揮官というだけあって「シキツウ」での受閲。



今回少し残念だったのは、敬礼の瞬間が後ろからしか撮れなかったこと。



先ほどの順番で観閲行進が行われます。
防衛大学校学生隊。



防衛医科大学校学生隊。



看護部門は医科大学校に統合されたようです。



高等工科学校生徒隊。



普通科部隊。



空挺部隊の団長は兒玉恭幸陸将補。



白いマフラーにグレーの鉄帽の空挺部隊。



音楽が「陸軍分列行進曲」から「軍艦」に変わり、
海上自衛隊部隊。



航空自衛隊部隊。



陸海空の女性部隊が続きます。
陸自主催なので、陸上自衛隊の指揮官が先頭に立ちます。



海上自衛隊女性自衛官部隊。



女性部隊を写真に撮ろうと待ち構えるメディア(笑)



続いては観閲飛行です。(展示飛行ではありません)
受閲されるので、編隊を組んで次々と現れました。



CH-47がこういう編隊で飛ぶのは珍しい気がします。



続いてP-3Cオライオンが2機。
鹿屋から来たそうです。



観閲式でしかお目にかかることのないU-36A 。
なぜこんな目立つ色をしているかというと、これは
艦艇部隊の対空訓練支援専用機だからです。



続いて車両の観閲行進が始まりました。
まず最初に国際派遣部隊。
南スーダンに派遣されていた部隊(と言っていたような気がします)。



偵察部隊のオート(バイク)隊。



普通科部隊。
全員が顔を出して観閲行進を行います。



89式装甲戦闘車は普通科のトレードマーク?



トラックの後ろに乗ったまま行進する歩兵。



即応予備自衛官と予備自衛官部隊が続きます。
こちらの指揮官も82式指揮通信車での行進です。




施設科部隊の重機類も行進。
この後ろに牽引されているものをよく覚えておいてください。



予備自衛官を乗せた車両。



こちらも施設科部隊。
92式地雷原処理車も施設科の装備です。



無線搬送装置第1号で行進する通信科部隊。



大きな赤十字はもちろん衛生科部隊。



情報科部隊。
いわゆるインテリジェンス部隊ですね。
ドローンによる航空写真もこの部隊の任務です。



西部方面普通科連隊。
水陸機動団なのでトレードマークの戦闘強襲偵察用舟艇。



空自ペトリオット部隊は今回総理大臣に表彰されました。
対北朝鮮のミサイルにおける任務の遂行に対してだそうです。



高射特科部隊の最初にやって来たのは87式自走高射砲。



155mm榴弾砲も、総火演ですっかりおなじみです(わたし的に)。



オレンジの旗は野戦特科部隊。



99式自走155mm榴弾砲。



最後に観閲行進するのは戦車部隊。
まず最初に10式戦車が軽やかに登場。



そして90式先輩。



90式の上で敬礼する車員。
戦車はこれで終わりです。

・・・・え?これで終わり?

と思う人と何も思わない人がこの世には二種類存在しますが、
わたしはもちろん思った人でした。



アメリカ陸軍から特別参加の祝賀部隊、
米陸軍ストライカー旅団。



実は単なる?歩兵装輪装甲車ですが名前がいいじゃないですかー。
ストライカー装甲車。ストライカー旅団。実に強そうです。



こちらも出血大サービスの祝賀飛行。
米軍のヘリは物々しい武器を装備しての飛行です。



そしてこの不可思議な機影は・・・・!



なんと、ブルーインパルスの演技までが行われました。
前々回は問題外としても、前回より内容が格段濃い観閲式でした。



閉式に際して儀仗隊の栄誉礼を受ける安倍首相と稲田大臣。



観閲官が退場してからは工科学校の儀仗隊によるファンシードリル演技が。



今度はベレー帽で見事な演技を披露しました。



そしてこちらも恒例、自衛太鼓の迫力ある演武。



本日の観閲式は、わたし個人に取っても過去最高のものとなりました。
最後の陸自東部方面合同音楽隊演奏で、一度は生で聴いてみたいと思っていた
「あの曲」がついに聴けたのです。




ヒント:120mm迫撃砲 


さて、それでは明日からしばらく見学記にお付き合いください。