岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

「100人の母たち」写真展

2013年06月28日 | 活動
 三山木小学校前のTANADA peace ギャラリーで、

「100人の母たち」亀山ののこ写真展に参加し、スライドショーを

見せて頂きました。

 福島原発事故後に、日常生活のなかにあった原発の問題と向き合い、

立ち上がった母たちの思いが込められた写真や詩が印象的でした。

    


               息子へ

           原発が爆発したあの日、
           世界は変わってしまった。

            お父さん、お母さんは、
         まだ1歳になったばかりのあなたを
         ビニールに包んで東京を飛び出した。

               そうか、
          あなたは原発が爆発した後の
         日本しか知らずに生きて行くのよね。

            ごめんね、ごめんね。
          あなたの大好きな石ころにも
          あやまらなくちゃいけないね。
     あたなの大好きな砂にも泥にも亀にもアメンボにも……

          ごめんなさい、ごめんなさい。
        これから、あなたが歩んで行く世界で、
      おかしいなって思うことがたくさんあると思う。

       そのときは、どうして?って言っていいのよ
           納得行くまで聞いていい。
              考えていい。
             立ち止まっていい。

       だってさ、大好きなヨーグルト、牛乳、キノコ、
            山盛り食べたいよね。
    つめたい、つめたい、美味しいソフトクリームも本当は食べたいよね。

          どうして?って怒っていいよ。
            もっと怒っていい。

       いやなモノはいやだって言ったらいい。
          自分で考えて、自分できめて、
          あなたの道を歩んでください。
          当たり前なんてないんだから
          自分でつくって行くんだから。

      お母さんはすべてをかけてあなたの命を守ります。
       あなたが、あなたの足で歩んで行けるように。

          だから変わってしまった世界を、
           ぼちぼちと歩いて行こうか。

        そしてその先の世界には原発はいらない。

             原発はいりません。



     


 この写真展に参加して、改めて子どもたちの未来に原発はいらないし、

いまこそ原発からの撤退の決断をすべきだと感じました。

 しかし、安部首相は原発を推進し、その反省もないまま原発を海外に

売り込みに行っています。


 国内では、3・11後初めてMOX燃料が海外から日本に輸送され、

高浜原発3、4号機を再稼働しようとしています。


 多くの国民が原発から撤退し、自然エネルギーの転換を願っています。

それなのになぜ、政府は原発を推進しようとするのか、

その裏にはいったい何があるのか、上記の詩にあるように、

一人ひとりが自分で考え、自分できめる(参議院選挙)ときではないでしょうか。


          
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