岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

奥村京田辺市議が逮捕。緊急の幹事会が開かれる。

2016年10月07日 | 活動
10月6日、無許可で建設業を営んだとして、京都府警組対2課と宇治者が、建設業法違反の疑いで、奥村良太京田辺市議を逮捕しました。
 以下、本日緊急に開かれた幹事会の報告をします。日本共産党からは、青木議員が出席しています。

今日の午後、昨日の自民新風会・奥村良太議員が逮捕されたことを踏まえ、緊急の幹事会が開かれました。

 逮捕された奥村議員は自民新風会の幹事で幹事会メンバーであり、今日の幹事会には欠席で、代わりに自民新風会(奥村議員・喜多議員)のもう1人の喜多和彦議員が出席しました。

 幹事会では冒頭に喜多議員から発言の申し出があり、「昨日、本会派の幹事が逮捕された件について、お詫び申し上げる。議会の信頼を失墜させるもので、会派の一員として心からお詫び申し上げる。今後、自民新風会としての活動は困難であると考えているが、当面は捜査の動向を見て考えていく。」と述べました。

 その後、議会事務局長から経過報告がありましたが、議会事務局長も「詳細は新聞報道以上の事はない。」として今朝の各紙の朝刊に掲載された記事が資料として配布されました。また昨日の夕方、自民新風会の会派控室が警察の家宅捜査を受けたことも報告されました。

 青木議員からは、会派の意見表明をする前に、事実確認などについて自民新風会の喜多議員に「会派として、本人との連絡、事実確認など率先してやるべきだ。それが会派としての責任ではないか。」と指摘し、その上で逮捕の件について、「各紙の報道をみるとほぼ同じ内容が書かれており、概ね、この通りだろうと思うので、そのことを前提に発言がありました。

▼議員が逮捕されるようなことはあってはならないこと。
▼本人が無許可営業という建設業法違反を認めている。無許可営業は建設業法違反では一番罰則が重く、懲役3年以下または罰金300万円以下とされている。その容疑を認めているのなら、その時点で議員としての資格はなく、議員辞職すべきだ。
▼幾つかの報道では逮捕に至る発端は4月に宇治市で起きた暴力団員同士の乱闘事件の捜査がきっかけとなっている。中には今後、『資金の流れを調べる』という記事もあり、奥村議員と暴力団とのつながりを疑わせるものだ。この点について本人には真相を明らかにする責任がある。」と発言。

 他の議員からは「一報だけ聞いて詳細は新聞を読んだだけ。事態の推移を見守って事態を把握して今後の対応を考えていくべき。」、「どういうことなのか、報道では本人も容疑を認めたとあるが、何をどう認めたのかなどを聞くすべもない。本人にも会えないし、今すぐ動くのも難しいのでは。」という意見も出された。
実際問題として、今の時点では奥村議員がどこに拘留されているのかもわからず、弁護士がついているのかどうかも不明な状態です。

 最終的にはこれらを踏まえて座長から「我々も正確な情報を持つべき。今後、事実や新たな情報が入ればその都度、幹事会を開いて対応を協議し、議会運営委員会でも対応を話し合うようにしたい。」とまとめがあり、それが了承されました。

 現職議員が逮捕され、さらに暴力団とのつながりまで疑われることになったのは重大です。今後、議会運営委員会も開かれる予定なので詳細がわかり次第、報告したいと思います。
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