12月16日、文教福祉常任委員会(委員7名)で京田辺子どもと
教育・文化を守る会から1570筆の署名を添えて提出された「教育
格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」が審議
されました。紹介議員として日本共産党から青木こうじろう議員、
岡本りょういち議員、塩貝建夫議員が出席しました。
小中高30人以下学級とするよう求める項目などで、議論が活発に
行われました。ところが、奥村良太議員(自民・新栄会)が「もう採
決すればいい」と突然、審議打切動議を提出しました。これに対し、
水野恭子議員と増富理津子議員(日本共産党)が「まだ質疑がある。
審議すべき事項がある」と発言したにもかかわらず、委員長の櫻井
立志議員(公明党)は、審議打切動議の採択を強引にすすめました。
審議打切動議に対しての賛否は、水野恭子議員、増富理津子議員、
次田典子議員(無会派)が反対。奥西伊佐男議員と上田毅議員(一新会)
奥村良太議員が賛成で3対3の賛否同数となり、櫻井議員は「委員長
において審議打ち切りと決するものとする」として、審議を打ち切り
ました。
次に、請願の採決にはいり、水野議員、増富議員、次田議員が賛成。
奥西議員、上田議員、奥村議員が反対で、これも賛否同数となり、
櫻井議員が「委員長において不採択と決するものとする」として、
不採択としました。
「まだ質疑がある。審議すべき事項がある」と発言している議員を
無視して、審議打切動議の採決を強行し、賛否同数であるのにもかか
わらず、委員長職権で審議を打ち切るのはあまりに乱暴なやり方です。
賛否同数の場合は通常、現状維持が原則であり、審議をつくすべきです。
今回の櫻井議員のやり方は、公平、公正な議会運営に務めるべき委員長
としてあるまじき行為です。
このような経過もあり、午後の再開直後に増富議員が桜井委員長に対し
「打ち切り動議の採決を強行し、結果は賛否同数であるにもかかわらず、
自ら審議打ち切りと決するなど公平な委員長としての立場で判断された
ものでなく、委員長としての資格が問われるものである。このような委
員長の下では公平公正な運営は期待できない。よって委員長に対する
不信任の動議を提出する」と不信任動議を提出しました。
採決では、櫻井議員は当人であるため退席し、代わりに副委員長で
ある奥西議員が委員長職を務めることになりました。結果、委員長に
対する不信任の採決は、水野議員、増富議員、次田議員の3人が賛成。
上田議員、奥村議員の2人は反対で不信任動議が可決されました。
その後、櫻井議員から委員長職の辞職願いが提出され、新たに委員会
による互選で増富議員が文教福祉常任委員長として選出されました。
教育・文化を守る会から1570筆の署名を添えて提出された「教育
格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」が審議
されました。紹介議員として日本共産党から青木こうじろう議員、
岡本りょういち議員、塩貝建夫議員が出席しました。
小中高30人以下学級とするよう求める項目などで、議論が活発に
行われました。ところが、奥村良太議員(自民・新栄会)が「もう採
決すればいい」と突然、審議打切動議を提出しました。これに対し、
水野恭子議員と増富理津子議員(日本共産党)が「まだ質疑がある。
審議すべき事項がある」と発言したにもかかわらず、委員長の櫻井
立志議員(公明党)は、審議打切動議の採択を強引にすすめました。
審議打切動議に対しての賛否は、水野恭子議員、増富理津子議員、
次田典子議員(無会派)が反対。奥西伊佐男議員と上田毅議員(一新会)
奥村良太議員が賛成で3対3の賛否同数となり、櫻井議員は「委員長
において審議打ち切りと決するものとする」として、審議を打ち切り
ました。
次に、請願の採決にはいり、水野議員、増富議員、次田議員が賛成。
奥西議員、上田議員、奥村議員が反対で、これも賛否同数となり、
櫻井議員が「委員長において不採択と決するものとする」として、
不採択としました。
「まだ質疑がある。審議すべき事項がある」と発言している議員を
無視して、審議打切動議の採決を強行し、賛否同数であるのにもかか
わらず、委員長職権で審議を打ち切るのはあまりに乱暴なやり方です。
賛否同数の場合は通常、現状維持が原則であり、審議をつくすべきです。
今回の櫻井議員のやり方は、公平、公正な議会運営に務めるべき委員長
としてあるまじき行為です。
このような経過もあり、午後の再開直後に増富議員が桜井委員長に対し
「打ち切り動議の採決を強行し、結果は賛否同数であるにもかかわらず、
自ら審議打ち切りと決するなど公平な委員長としての立場で判断された
ものでなく、委員長としての資格が問われるものである。このような委
員長の下では公平公正な運営は期待できない。よって委員長に対する
不信任の動議を提出する」と不信任動議を提出しました。
採決では、櫻井議員は当人であるため退席し、代わりに副委員長で
ある奥西議員が委員長職を務めることになりました。結果、委員長に
対する不信任の採決は、水野議員、増富議員、次田議員の3人が賛成。
上田議員、奥村議員の2人は反対で不信任動議が可決されました。
その後、櫻井議員から委員長職の辞職願いが提出され、新たに委員会
による互選で増富議員が文教福祉常任委員長として選出されました。