岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

12月議会閉会。高浜原発再稼動に反対する意見書と、アスベスト被害の早期救済を求める意見書を可決!

2015年12月26日 | 活動
 12月25日、12月議会閉会本会議が開かれ、議案や補正予算案、
そして意見書案などの採決が行われました。

 最終日の閉会本会議において、日本共産党とみらい京田辺が共同提案
した「実効性のある避難計画もないままの高浜原発再稼働に反対する意
見書」が、日本共産党5人、みらい京田辺3人、無会派2人の10対9
の僅差で可決されました。また、同意見書に対し日本共産党議員団を代
表して、青木綱次郎議員が賛成討論を行いました。

 今回の意見書は、京田辺議会と共に歩む市民の会からも同内容の意見
書を求める要望書が議会へ届けられており、再稼働反対への市民運動の
取組が京田辺市議会を動かすことにもなりました。福島原発事故から約
5年が経過しますが、いまだに事故の原因究明もされていません。その
ような中での再稼働は許せません。

 次に、建設労働者の組合である京建労綴喜八幡支部のみなさんが陳情
されていた「建設従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を求める
意見書」について、日本共産党が呼びかけて全会派が共同提案し、全会
一致で可決されました。

 その他、「35人学級制の推進や学校環境の充実」を求める請願が、
京田辺子どもと教育・文化を守る会から1216名の署名を添えて提出
されました。私も請願の紹介議員となり市民の願い実現のために頑張り
ました。採決では、同請願に対して日本共産党5人と無会派の次田典子
議員が賛成、一新会5人(議長は賛否に加わらない)、みらい京田辺3
人、公明党2人、自民新風会2人、無会派の南部登志子議員が反対し、
残念ながら6対13で否決となりました。また、討論では日本共産党議
員団を代表して、横山栄二議員が賛成討論を行いましたが、反対した議
員は理由を示すことなく黙って反対しました。
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雨水タンク設置への助成が実現!

2015年12月12日 | 活動
 これまで、京田辺市長あてに雨水タンク設置助成に取組んできた、
京田辺・雨水について学ぶ会が、8月5日に404人分の署名を提
出され、家庭での雨水タンク設置に、市として助成することを要望
していました。
 雨水タンクは、地震など災害時の断水対策や防災対策はもちろん、
日常的にはタンクに貯めておいた雨水を様々な用途で水道水の代わ
りにも使えます。
 市との懇談では、「雨水タンク設置への補助について、本市では
今年度予算化されていない」とのことでした。

 その後、9月議会、12月議会と続けて一般質問のなかで「雨水
タンク設置への助成制度を」と、要望してきました。

 9月議会で経済環境部長は、「本市においても、雨水の有効利用
の推進を図ることとしており、その中で、家庭での散水などへの雨
水利用の促進に向け、雨水タンクの設置に対する助成制度の実施に
ついて、検討を進めている」と、前向きな答弁がされていました。

 そして、12月議会において、その進捗状況を質問したのに対し、
経済環境部長が「家庭での雨水タンクの設置に対する助成制度の来
年度導入
に向けて準備を進めている。」と答弁しました。

 詳細については、まだわかりませんが、来年4月には実施される
こととなります。環境対策・防災対策のために、多くの市民の方に
利用して頂きたいと思います
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12月議会開会・ここが聞きたい一般質問

2015年12月12日 | 活動
京田辺市産業振興ビジョン(案)について

産業振興ビジョン策定の目的と必要性において、市民、事業者、関係機関がともに
知恵を出し合いながら、市産業の目指すべき姿とその実現に向けた重点施策を示す、
共通の「みちしるべ」としている。
 昨年6月には小規模企業振興基本法が成立し、事業の持続的発展を支援する施策を、
国・地方公共団体などが連携して実施することを求めている。そこで、市民、事業者、
経済団体等及び行政が共通認識を持ち、その役割や責務を明確にする「中小企業振興
基本条例」を制定すべきと考えるがどうか。

経済環境部長
 本市では、これまでも中小企業が地域経済の活力の維持及び強化に果たす役割の重要
性を認識した中で、京都府郵政制度利用者への保証料と利子補給による資金繰り支援
をはじめ、国内外で開催される商談会等への出展支援、商工会を通じた小規模事業者
支援など、中小企業の振興と、さらなる発展に向けた様々な施策を実施している。
また、現在、策定を進めている産業振興ビジョンにおいても、市民・地域、事業者、
行政、関係機関のそれぞれの役割を明確にし、ビジョンを実現するため具体的な事業
にも取組んでいくこととしており、現在のところ条例を制定することは考えていない。

市が発注する公共工事や委託事業において、発注者と受注者双方の責務を明確にす
るとともに、将来の担い手が確保されるよう労働者の労働環境の整備を盛り込んだ
「公契約条例」を制定すべきと考えるがどうか。

建設部長
 発注者と受注者双方の責務の明確化や将来の担い手確保のための労働者の労働環境整備
は、平成26年6月に改正された公共工事品質確保法、27年4月に施行された改正建
設業法及び改正入札契約適正化法(通称:担い手3法)に位置づけられているものと考
えている。本市の入札・契約においても、担い手3法の改正趣旨に基づいた制度改革に
取組んでいることから、現在のところ公契約条例を制定することは考えていない。

中小企業売込み隊事業による国内外への販路開拓支援について、中国上海で開催され
た「日中ものづくり商談会」に参加する市内中小企業を支援されたが、実績と成果、
また今後の課題について問う。

経済環境部長
 「日中ものづくり商談会」への中小企業合同出店事業については、当初計画していたと
おり、これまで3年間継続して支援してきた。この中で、累計の出展者数18社、商談
数485件、成約見込数88件と一定の実績がでている。また、これをきっかけに本年
9月には、市内茶業者が中国に上海支店を開設するなど、目に見える成果も上がってい
る。市としては、これまでの企業支援を通じて得られた知識や関係機関とのネットワー
クを生かし、今後も、国内外を問わず、市内企業のニーズに応じた市場に挑戦できるよ
う支援していきたい。

中小業者の事業継承や新事業展開を図るうえで、資金調達における負担軽減への支援
として中小企業融資利子補給事業が実施されているが、その継続を求める。

経済環境部長
 中小企業融資利子補給制度については、中小企業の経営負担の軽減を図り、安定した経
営や新たな事業展開を支援するため必要な施策であるため、来年度も引き続き実施した
い。なお、平成21年7月に緊急経済対策の一つとして実施した小規模応援融資ベース
枠の交付額を年1%から1・7%に引き上げる特別措置については、景気の回復基調が
続いていることや、27年度に京都府応援融資制度が改正され、小規模応援融資ベース
枠の融資利率が1・2%に引き下げられたこと等を踏まえ、28年度以降は、延長を行
わない方向で考えている。


子ども施策について

今後、本市の開発動向によると北部地域では松井山手地区、南部地域では三山木地区
の人口増加が見込まれている。とりわけ、三山木地域では宅地開発などにより、子育て
世代の転入人口が増加しており、三山木幼稚園に入園できない状況が続いているがその
認識を問う。

希望者全員が入園できるように、三山木幼稚園の増築を求める。

教育部副部長
①②三山木幼稚園については、ここ数年、定員を超える申し込みがあり、来年度の3歳
児についても、定員35名に対し、45名の申込みがあり、抽選となったが、抽選に漏
れた方については、近隣の私立幼稚園である田辺幼稚園、普賢寺幼稚園等に入園が決ま
った。こうした状況は、ここ数年は続くものと想定されるが、三山木幼稚園を増築すべ
きということについては、市全体の将来的な幼児数の動向などを考慮しつつ幅広く検討
していく必要がある。


雨水タンク設置助成制度について
 治水対策や雨水の有効利用を図るため、雨水タンクを設置した方に、その費用の一部を
助成する「雨水タンク設置助成制度」の実施について、市は「検討をすすめている」と
のことだが、進捗状況を問う。

経済環境部長
 本市としては、各家庭における雨水の有効利用により、省エネ・省資源対策にとどまら
ず、防災意識の高まりによる安心・安全対策の観点から、家庭での雨水タンクの設置に
対する助成制度の来年度導入に向けて準備を進めている。
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12月議会開会・ここが聞きたい一般質問

2015年12月02日 | 活動
 はやいもので今年もあと1カ月となりました。今日は、12月議会が開会され
決算特別委員会で審議された報告と採決などが行われました。
 来週の8日~10日には、16人の議員が一般質問を行います。私は10日の
2番目に質問をします。

京田辺市産業振興ビジョン(案)について
①産業振興ビジョン策定の目的と必要性において、市民、事業者、関係機関がと
もに知恵を出し合いながら、市産業の目指すべき姿とその実現に向けた重点施策を
示す、共通の「みちしるべ」としている。
 昨年6月には小規模企業振興基本法が成立し、事業の持続的発展を支援する施策
を、国・地方公共団体などが連携して実施することを求めている。そこで、市民、
事業者、経済団体等及び行政が共通認識を持ち、その役割や責務を明確にする「中
小企業振興基本条例」を制定すべきと考えるがどうか。

②市が発注する公共工事や委託事業において、発注者と受注者双方の責務を明確に
するとともに、将来の担い手が確保されるよう労働者の労働環境の整備を盛り込ん
だ「公契約条例」を制定すべきと考えるがどうか。

③中小企業売込み隊事業による国内外への販路開拓支援について、中国上海で開催
された「日中ものづくり商談会」に参加する市内中小企業を支援されたが、実績と
成果、また今後の課題について問う。

④中小業者の事業継承や新事業展開を図るうえで、資金調達における負担軽減への
支援として中小企業融資利子補給事業が実施されているが、その継続を求める。


子ども施策について
①今後、本市の開発動向によると北部地域では松井山手地区、南部地域では三山木
地区の人口増加が見込まれている。とりわけ、三山木地域では宅地開発などにより、
子育て世代の転入人口が増加しており、三山木幼稚園に入園できない状況が続いて
いるがその認識を問う。

②希望者全員が入園できるように、三山木幼稚園の増築を求める。


雨水タンク設置助成制度について
 治水対策や雨水の有効利用を図るため、雨水タンクを設置した方に、その費用の一部
を助成する「雨水タンク設置助成制度」の実施について、市は「検討をすすめている」
とのことだが、進捗状況を問う。
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