岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

議会BCP対策会議

2020年03月31日 | 活動
 BCP対策会議は、近隣市内で新型コロナウイルス感染患者が確認されたことを受け、議長、副議長、議会運営委員会委員長、各常任委員会委員長、予算特別委員会委員長の7名(日本共産党の岡本りょういち議員も所属)で組織されています。

 個々の議員から寄せられた住民からの要望を整理するとともに、市からの回答や情報を得ています。また、その回答や情報を速やかに全議員へと知らせています。
 3月4日に発動してから、これまで計6回、対策会議を開催しました。直近では3月27日に会議を開き、市から以下のような情報を得ています。

4月1日以降の対応
3つの条件(①密室空間であり換気が悪い。②手の届く距離に多くの人がいる。③近距離での会話や発声がある。)を回避することを条件に、学校関係や施設など解除していきます。
大型イベントでは、ツアーオブジャパンや、マスターズゲームズプレ大会、4月4日開催予定の花見ウォークは中止となりました。
図書館は3月25日から開館となりましたが、田辺公園プールは消毒液の在庫が少なく閉館を継続します。また、トレーニングルームも閉館を継続します。
市民への情報提供として、最もタイムリーにお知らせできるものは、ホームページによる広報となっています。その他、広報誌への掲載や施設での掲示等により、できるだけ多くの方への情報提供も併せて行っています。


新型肺炎感染症対策の意見書が全会一致で可決しました。

2020年03月31日 | 活動
 3月27日、3月議会本会議が開かれ、議案や意見書案などの採決が行われました。
本会議において、「新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」が、全会一致で可決新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」が、全会一致で可決しました。【下記参照】

      新型コロナウイルス感染症対策に関する意見

 世界では猛威をふるう新型コロナウイルス感染症は、世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言するなど、未だ事態の収束は見えない。
我が国においても、この間、保健・医療体制の拡充、各種イベント等の中止・延期や学校の全国一斉臨時休業の要請、緊急対応策第一弾及び第二弾のとりまとめ、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正など、さまざまな措置を講じられてきた。京田辺市もこれらの措置に対応し、学校臨時休業の調整や子ども居場所の確保などに取り組み、また、職場・学校・地域、そして国民一人ひとりが感染拡大防止に努め、国と府と一体となり全力を尽くしているところであるが、感染者増加の懸念は拭い切れず、依然として予断を許さない状況である。また、感染された方に対する人権等を侵害する事案も見受けられる。
 感染の拡大と影響の長期化に伴い、保険・医療機関・介護・障がい者施設等にかかる負荷はより大きくなることが見込まれる。そして経済面では、中小・小規模零細事業者、個人事業主やフリーランス、製造業や観光業はじめ業種、規模、地域を問わず、多くの事業者が厳しい状況に追い込まれ、雇用の確保や事業の継続をも危ぶむ声も出てきている。今後、世界規模での経済の縮小が予測され、デフレからの脱却が見え始めた日本経済が、リーマンショック以来の危機的状況に陥る懸念が現実味を増している。
 ついては、国におかれては、感染の爆発的な拡大の防止と重症化予防に必要な措置を講じ、早期に事態を収束させるとともに、厳しい経済環境にあっても国民生活の安定を確保するために、下記の事項について、迅速に取り組まれるよう強く要望する。

                     記

1.冷静に行動できるよう、国民、地方公共団体に対し、感染予防及び治療体制等について、正しい情報を迅速に提供すること。
2.感染拡大防止のために、診察及び検査が適切に行えるよう、遺伝子検査(PCR法)体制のいっそうの強化、充実を早急に図ること。
3.マスクや消毒液等の衛生資材が、医療機関や介護施設をはじめ必要な国民のために安定的に提供されるよう、必要量の確保に取り組むこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

令和2年3月27日
京都府京田辺市議会
【提出先】衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、内閣官房長官




議会の会派構成に変化がありました。

2020年03月31日 | 活動
 無会派の次田典子議員と吉高裕佳子議員の2人が新たに「市民とともに歩む女性議員の会」を結成しました。また、無会派の片岡勉議員が「NEXT京田辺」に加入し、同会派は3人から4人になりました。
 これらの変更に伴い、現在の議会運営委員会は7人から9人となりました。
また、広報編集特別委員会は、現在の5人から6人となりました。

《新しい議会の会派構成、所属議員は下記の通り》
◆日本共産党京田辺市議会議員団(3人)青木綱次郎、増富理津子、岡本亮一
◆自民一新会(6人)松村博司、久保典彦、橋本善之、榎本昴輔、岡嶋一晃、田原延行
◆NEXT京田辺(4人)河本隆志、片岡勉、菊川和滋、長田和也
◆公明党(2人)河田美穂、向川弘
◆京都南風の会・日本維新の会クラブ(2人)上田毅、秋月健輔
◆市民とともに歩む女性議員の会(2人)次田典子、吉高裕佳子
・無会派 南部登志子

市道山手東上西野線開通式

2020年03月20日 | 活動
 2018年度から工事を実施していた「市道山手東上西野線」が、3月20日に供用開始となりました。



 本道路は自転車と歩行者の専用道路で、松井山手地区と大住地区を結ぶ道路となります。
「松井ケ丘小学校・松井ケ丘幼稚園」と、「大住中学校・大住中学校・大住小学校・大住幼稚園・北部住民センター・宝生苑・大住児童館」をつなぐことでアクセスが向上されます。



また、水辺の散策路として整備している虚空蔵谷川とつながることで、散策路として利用できるようにもなりました。




【概要】
工事延長 400m
道路幅員 4m
総事業費 約2.2億円

市議会BCP計画に基づく対策会議を設置

2020年03月09日 | 活動
 3月3日、隣接する大阪府枚方市内で新型コロナウイルスの感染患者が確認されたことを受け、京田辺市が4日、これまでの「情報連絡会議」から市長を本部長に引き上げた「対策本部」を設置しました。

 一方、京田辺市議会では、災害や感染症を想定した業務継続計画、いわゆる「市議会BCP」を初めて発動しました。

 このBCP計画に基づく「対策会議」は、議長、副議長、議会運営委員会委員長、各常任委員会委員長、予算特別委員会委員長の7名で組織され、議会としての意思決定を行うにあたっての事前調整や協議の場となっています。私は建設経済常任委員会委員長として参加しています。

 今後は、市の対策業務を優先させるために、市本部との情報の連絡調整については、個々の議員で行わず、「対策会議」で共有されることになりました。