岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

9月定例会閉会

2012年09月28日 | 活動
 昨日、9月定例会最終本会議が開かれ、一般会計補正予算案、

条例改正案、意見書案などの採決が行われました。

 一般会計補正予算案では、

三山木保育所の新築移転に4億1300万円

通学路の安全対策事業に1000万円

住宅への簡易耐震改修補助6件分×30万円で、180万円(少なすぎるやろぉ

など、これまで一般質問でも要求してきたことが計上されており、

市民の願いに応える積極的な内容も含まれていました。


 しかし、学校給食調理業務の民間委託を引き続き継続する予算が、

9300万円計上されており、これまで保護者の方からは、学校給食調理民間委託に

対する反対の請願署名が5000筆以上あがっていました。

 市は、この市民の不安の声にこたえ、市が責任をもって調理業務を行うべきだと思います。

今回の補正予算案に対して、民間委託ではなく自校直営方式に戻すことを求めると同時に、

この学校給食調理業務委託事業に伴う委託料9300万円の債務負担行為を

削除する修正案に賛成討論しました。

 
 
 
 また、オスプレイ配備計画撤回を求める意見書が可決されました

 前回の6月議会では、10対10で賛否がわかれ、議長裁決で否決されていましたが、

再度、9月議会でも意見書を提出しました。

 この間、沖縄県をはじめオスプレイ配備に反対する声は、全国に広がっています。

9月9日には沖縄県でオスプレイ配備に反対する県民大会が開催され、

10万3000人が集まり、世界一危険な普天間基地に、世界一危険なオスプレイを配備

することは許されないと、声があがっています。


 意見書採択の結果は、20人の議員のうち、共産党5人、民主党2人、無会派3人が賛成。

一新会5人、新栄会3人が反対し、前回賛成にまわっていた公明党2人が棄権し、

10対8賛成多数で可決されました。


 前回の6月議会と同様に、9月議会においてもオスプレイ配備に反対する議員からは、

反対理由が述べられることはありませんでした。(理由なき反対。こんなんで、ホンマにええんかぁ
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9月議会建設経済常任委員会(事務調査)

2012年09月17日 | 活動
震災がれき広域処理について


 東日本大震災の災害廃棄物(がれき)は、被災地でのがれき処理が
想定よりスムーズに進んでおり、8月に環境省が「がれきのさらなる
処理の要請を自治体に行わない」と、関西広域連合に正式通達した。
しかし、いまだ多くの市民が広域処理の不安を抱えている現状の下、
広域処理の必要性がなくなったのであれば、正式に、市のホームページや
広報で周知すべきと考えるがどうか。


経済環境部長
 環境省からは、大阪フェニックスでの灰の受入れはしないと方針がでている。
本市において、灰を処理する場所がないことから、受け入れはできない。
ホームページや広報での周知は、現在、その文面を担当職員に作成させており、
近々に掲載する計画です。



鳥獣被害について


、自衛隊祝園弾薬庫の山林でイノシシが繁殖し、
周辺の田畑の農作物に被害が及んでいる問題で、弾薬庫周辺の金網設置状況は、
7割とのことだが、のこり3割を早期に設置してもらうよう要請してはどうか。

、他府県にまたがり、農地を所有している方への対策は、
国の鳥獣被害防止総合対策交 付金事業を活用しており、属地主義の制度上できない
とのことだが、広域的に協力し合うなど、他府県の事例も含めて研究してはどうか。


農政課長
、年内を目途に、自衛隊祝園弾薬庫支処に要請していきたいと考えている。

、今後、研究していく。



通学路の安全対策について


 三山木山本地域(三山木田中)の住宅内交差点で、今年4月に事故が2件発生した。
この住宅街は、車の抜け道になっており、危険である。
止まれの標識や、一旦停止の白線がないことも、事故の要因と考えるが、今後の対策は。

三山木整備課長
 三山木区画整理事業も終盤をむかえ、今年度予算において、
舗装のうちかえ工事を行う。公安委員会とも調整しながら、
舗装のうちかえ場所と合わせて、危険な個所から順次、
一旦停止の交通規制や、交差点内に十字の表示も合わせて設置していく。
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9月議会(一般質問と答弁の主な内容)

2012年09月15日 | 活動
住宅リフォーム助成制度について

質問
 東日本大震災以降、市民の防災や耐震化の関心は高まっている。
本市では、耐震改修助成や、バリアフリー改修助成など行っているが、
なかなか進まないのが現状である。幅広い工事に適用できる
住宅リフォーム助成制度を実施することにより、
耐震化への呼び水となることはもちろん、地域経済活性化や
住環境向上を図ることができると考えるがどうか。


経済環境部長
 耐震化を進めるため、本年10月より、屋根の軽量化等の簡易な
耐震改修工事に対しても補助金を交付することとし、
本会議に補正予算を計上している。したがって、
住宅リフォーム助成制度を実施する考えはない。



京田辺市南部地域のまちづくりについて

質問

 市南部地域は、三山木地区土地区画整理事業や同志社山手のまちびらきに伴い、
子育て世代が急増し、高齢者世代まで幅広く在住している。
多様化するニーズに対応するためにも、市南部地域において
中核施設が必要であると考える。

.南部地域の市民活動の活性化や、文化活動などの拠点機能を備えた南部住民センターを建設すべきと考えるがどうか。

.南部地域に於ける救急救助体制の強化として、南部消防出張所を建設すべきと考えるがどうか。

.三山木保育所の新築移転計画が発表されたが、開所までの間の保育所の対応について問う。


教育部長
.公共施設整備等庁内検討会において、今後の本市における公共施設全体の整備について検討している。その会議において、今後の人口推移などの南部地域の実情や財政状況を含め、総合的に検討する。

消防長
.南部地域の緊急体制のあり方については、重要な課題であることは、認識している。南部消防出張所の建設については、宅地開発や道路整備の状況と行政効率を踏まえ、さらに研究を深める。

保健福祉部長
.三山木保育所は、入所希望者が大幅に増えていることから、3つの仮設園舎を7月中旬に完成し、また、園庭についても、第2園庭の計画をしている。
今後も、南部地域での住宅開発等により、入所希望の増加が見込まれることから、このたび平成27年4月開所予定で建替え新築事業を計画した。新保育所の開所までの保育については、今までどおり保育水準を落とすことなく進める。



鳥獣被害について
質問
.イノシシとアライグマによる被害作付面積及び、捕獲数は。

.自衛隊祝園弾薬庫周辺の金網設置の進捗状況は。

.有害鳥獣防護柵設置補助金による防止効果と、今後の対策は。

.京田辺市民で、他府県にまたがり農地を所有している方の対策は。

.JR三山木駅高架下にハトが飛来し、通行人や駐輪場利用者に被害を
与えているが、これまで本市が講じてきた防止対策及び、今後の対策は。


経済環境部長
.イノシシによる被害を受けた作付面積は、23年度は122aでした。
今年度は、報告されていない。捕獲数は、23年度49頭、
今年度は、8月末で15頭です。アライグマの被害は、家庭菜園の
被害はあるものの、具体的な被害は把握していない、
捕獲数は、23年度22頭、今年度は、8月末で29頭です。

.自衛隊祝園弾薬庫周辺の金網設置の進捗状況は、全体の70%完了したと
聞いている。本市としても、残っている。
古いフェンスについても早期に取替えてもらえるよう、引き続き要請する。

.イノシシ対策として、新たに防護柵を設置した地域では、農地への進入は
確認されていない。今後は、鳥獣被害防止総合対策交付金事業を活用して、
地元要望を聞き、さらに新しい防護柵の設置を推進する予定です。

.本市では有害鳥獣対策として、国の鳥獣被害防止総合対策交付金事業を活用し、
防護柵の設置を推進している。本制度は属地主義の制度であり、
所管する行政間での事業実施が原則である。従って、本市では、
京田辺市民で他府県にまたがり農地を所有している方への対策は、
制度上できないと考えている。


安心まちづくり室長
.JR三山木駅高架下のハト対策については、JR西日本に対してハト対策を
要請したところ、ハト避け剣山の設置を8月6日に完了し、一定の効果を得ている。
また、高架下駐輪場については施設管理を行っている(財)自転車駐輪場整備センターが、
すでにJRとの協議を終え、9月中旬にハト避け剣山設置の工事を行う予定をしている。
今後とも、JR及び施設管理者と情報共有を図り、ハト対策について対応する。
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