岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

同志社大学前で「原発ゼロ」署名行動

2011年07月27日 | 活動
 京田辺市・綴喜郡で活動する原発ゼロプログラムの会(大植登代表)と

京田辺市綴喜郡日本共産党後援会が共同で、7月26日、同志社大学京田辺キャンパス前で、

原発からの撤退を政府に求める署名活動に取り組みました。


     
   【同志社大学の学生に署名を呼びかける】


 炎天のもと12人が参加し、1時間の間に40筆の署名が寄せられました

なかには「原発をなくせば電気料金が上がるのでは」などの疑問も出されましたが、

「再生可能エネルギーへの転換で原発関連の交付金や補助金を廃止すれば値下げも可能です」と説明


 静岡出身の男子学生は「実家は浜岡原発に近くて不安です

原発はないほうがいい」と署名に応じていました。


 署名行動には谷口清久日本共産党山城地区委員長、水野恭子・青木綱次郎・岡本亮一の

各京田辺市会議員、谷田操・村田晨吉の両井手町会議員も参加しました。

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もったいない…

2011年07月21日 | 活動
「原発ゼロ」と題して、京田辺市コミニュティホールで

井上さとし参議院を講師に講演会を行いました。

 その中で、ある小学5年生の男子児童が、原発事故に

たいして書いた感想文を紹介されました。



 これが、とても印象的でした

 「僕は、原発が危険だと学校では習ってこなかった。

学校に掲示されていた原発ポスターには、クリーンで安全だと書いてあった。

原発で発電している電気を使っている、僕にも責任があるのかもしれないが、

大人達が何を間違えたのかを、考えなければいけない。」と思う

との感想文でした。


               その通り

 
 今回の原発事故から、何を教訓にして、どのように未来の子供たちに

安心安全なエネルギーを残していくのか。  大人の責任やと思います。

 この輪がもっと広がれば、ほんとうに未来は明るい



 そうそう、話は変わりますが、最近やたらと電気予報をやってますけど、今日は75%です。

正直、うちの5歳の子供は「てんき予報」と「でんき予報」で混乱してます。

     たしかにややこしわなぁ…

それで何を基準に100%を決めているかというと、日本の電気は1年のうち、

1番電気を使う時の使用量にあわせて1年中つくられています。

その1番使用量の多い時が、真夏の30度を超える昼間です。

それもピークタイムは、ほんの10時間ほどです。

たった10時間のピークタイムのために膨大な電気が過剰につくられています。


     もったいない

 
   もったいないついでにもう一つ。


 福井県の若狭湾にある高速増殖炉「もんじゅ」これは、1995年にナトリウム漏れ事故で運転停止、

2010年8月には、原子炉内中継装置の落下事故を起こしています。

それから、何度も落下した装置を取り出そうとして失敗。

っていうか不可能みたい…



 また、今年にはいって関係者が自ら命を絶たれたとのニュースもありました。

危険な「もんじゅ」を再稼働するのは反対なんですが、停止していた15年間に注ぎ込まれた税金が、


     なんと年間維持費200億円   1日当たり5500万円


これだけの税金を費やして、電球ひとつつける、電気もつくれていない。

     これは、もったいなすぎる

こんな税金の使い方で、国民はなっとくするのでしょうか…


     最近、いろんな情報が溢れてますが、しっかり自分の頭で考えなくてはいけませんね。
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ここが聞きたい!一般質問(6月議会)

2011年07月19日 | 活動
       京田辺市南部地域のまちづくりについて

質問
 三山木区画整理事業で、生駒井手線に自転車専用道路と歩行者専用道路を
整備するとのことですが、その際、生駒井手線の歩道については、
本市の第3次総合計画にも揚げているように「だれもが安全・安心に
暮らせるまちづくり」を実現するために、点字ブロックの設置と、駅周辺の
バリアフリー化の推進を考えるが。

建設部三山木整備課
 ご指摘の点字ブロックにつきましては、道路構造令や京都府福祉のまちづくり条例、
道路の移動円滑化整備ガイドラインに従い、すべての人が自由に安心して歩いて頂ける
歩行空間となるよう設置をしております。


質問
 今後、市南部地域は三山木地区特定土地区画聖地事業で整備されることもあり、
人口が増加する。特に、子育て世代では、経済不況の影響もあり共働きしなければ、
生活できなくなってきている。
 必然的に保育所に入所希望が増え待機児童が出ることが懸念される。
現在、定員数以上の入所希望者があります。
 年度途中の待機児童の解消と、三山木保育所の増設を考えるが。

保険福祉こども福祉課
 保育所への入所希望者は、市全体では受け入れられるよう
体制を整えているところですが、
南部地域に限っては、将来的に厳しい状況にあるものと認識しております。



          住宅リフォーム助成制度について

質問
 全国的に住宅リフォーム助成制度の創設が、秋田県を初め330自治体で
大きく広がっており、住民や建設業者から喜ばれている。
 いま、中小零細業者の現状は、08年のリーマンショク以来、困難な時代になり、
さらに追い打ちをかける様に、東日本大震災が起こり、建築・建設業者の
不況はかつてない状況になっている。
 今こそ、本市でも地域経済活性や住宅耐震補強につながる住宅リフォーム助成制度
の復活をすべきと考えるが。

経済環境部産業振興課
 平成22年度からは、緊急経済対策として、これまで対象外であった市内店舗及び
高齢者以外の方の自宅のバリアフリー改修助成を実施しているところであり、
さらに今回、耐震改修助成事業として、新たに市単独費で、100万円を上限とする、
思い切った制度をつくったところでありますので、ご提案の趣旨は満たされているものと考えております。




               鳥獣被害について

質問
 近年、鳥獣被害の拡大は住民や農林業にきわめて深刻な被害を与える事態になっている。
特に、普賢寺地域でイノシシ・アライグマが出没すると聞いているが。
 ・鳥獣による被害状況は。
 ・これまで市が講じてきた防止対策は。
 ・今後、住民に被害が及ばないために、市が考えている防止計画は。

経済環境部農政課
 イノシシによる被害は、昨年で被害面積121アールに達しています。
防止対策としては、綴喜猟友会に、檻・罠による捕獲を委託し、専門職員を配置するとともに、
本市で檻・罠を購入し被害が発生している地域に設置しております。
 今後の防止計画につきましては、進入防護柵の設置に対して全額を補助するため、
補正予算に計上したところであります。


               盲導犬について

質問
 視覚障がい者が、盲導犬を飼育するのに必要となる初期費用、犬具、ドックフード代、
医療費など費用がかかる。しかも全て自己負担であり、維持するのに経済的負担が重い状況にある。
 本市としても、盲導犬に対する補助制度をつくるべきでは

保健福祉部障害福祉課
 飼育等に対する補助については、移動支援の方策として、国への制度化の働きかけも含めて、
今後の研究課題と考えています。
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「原発ゼロ」署名

2011年07月12日 | 活動
 三山木幼稚園前で、午前8時30分から約30分間「原発からの撤退を求める署名」に取り組みました。

快く署名してくださる方や、「原発は不必要か微妙ですね…」と署名されない方もいました。

東日本大震災が起こり、この原発災害から私たちが、ここから何を教訓とするのかが大切だと思います。

               
                  【三山木幼稚園前】


問題は3つあります。
「安全神話」にドップリつかり、安全対策が何もなかったこと。
 100%安全な原発はありえないこと。

核エネルギーという巨大な破壊力をもったエネルギーを人間は発見したが、
 これを使いこなす技術をまだもっていない。処理方法もないこと。

日本は地震列島であり、日本列島のどこにも地震や津波の脅威のないところは、
 ないということ。



 また、世界に目を向けてみますと、イタリヤでは国民投票が行われ原発復活反対が94%と、

圧倒的多数を占め、ドイツでは国民の世論を背景に政府が原発撤退を決断しました。

 ヨーロッパの国々が、あれだけ福島の原発事故から、教訓をくみとって決断をしているのに、

その引き起こした日本が、まだ事故も解決できないでいます。


 だからこそ、私たちは原発から抜け出す日程を決めて、原発のない新しいエネルギー体制に

切り替える決断を戦略的に進めて行くべきだと思います。


「原発ゼロ」の持つ意味は、これだけの事態を引き起こした日本の、日本国民の、

将来に対する責任でもあると思います。


     本当に日本は「安全神話」から抜け出し、どうすべきなのか?

           選択肢は、2つしかありません。

          原発を残すのか… 残さないのか…

 日本でも、福島県の佐藤知事が、県議会本会議で「原子力に依存しない社会をめざすべき、

との思いを強く持つに至った」とのべ、初めて「原発ゼロ」の姿勢を明らかにしましています。


      原発撤退の決断と、本当の安全優先の体制をどう作り上げていくのか。

             真剣に考える時だと思います。
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