岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

台風18号により家屋に樹木が突き刺さる

2013年09月18日 | 活動
 台風18号の影響で、京田辺市普賢寺地域で裏の山が崩れ、
家屋が半壊になる被害が出ました。

 昨日は、被害状況を把握するために、日本共産党国会議員
こくた恵二衆院議員と倉林明子参院議員が現地調査に入りました。

 私は、建設経済常任委員会のため同行できず、今朝、現地に
かけつけました。

 被災者のお宅を訪問し話をお伺いしました。
「9月16日の朝5時くらいに母屋で就寝していると、
はなれで大きな音がし目を覚ましたそうです。
はなれの方に駆けつけると、裏山が崩れ、いっきに押し流された。
土砂と一緒に流されてきた樹木が、窓に突き刺さり屋根まで貫通した。
通常は、母屋に寝ているので命は助かった。」と、話されていました。

   
   【窓に樹木が突き刺さり、屋根に貫通している】

 いま、困っていることは何ですか?と尋ねると、「個人の力では、
どうにもならない。重機などいれないとどうしょうもない。
小学生の子供がいるので、この様な状態が続けは精神的にストレスを
感じると思う。市からの支援もお願いしたい。また、お風呂が
はなれにあり、押しつぶされたので、いまは隣り近所の方からお風呂を
借りている。」と、切実に話されていました。

   
 【押し流されたお風呂場】

 昨年に発生した南部豪雨災害と同様に、国・府・市が柔軟に対応し、
被災者に対し支援を行うよう取り組む必要があると思います。

台風18号で山本・飯岡地域の田畑が冠水

2013年09月16日 | 活動
 数十年に一度ともいわれる台風18号による大雨の影響で、
京都府内では、京都市や福知山市など、あわせておよそ20万世帯、
42万人以上に避難指示が出されました。

 桂川では、未明から降り続いた大雨で、うねりをともなう濁流
となり、水位が上がった川は、街の方まであふれ出し、冠水しました。

 京田辺市では、木津川沿いを中心に、被害がでました。
私の家から一番近くの玉水橋まで被害の様子を見に行くと、
三山木の山本地域と、飯岡地域の田畑が冠水し、道路と河川の
見分けがつかなくなっていました。

 
 山本地域に来ていた市役所職員に話を聞くと「通常、木津川の
水位より高い河川が、大雨の影響で、木津川の水位の方が高くなって
しまい、逆流してきた」とのことでした。また、久保田樋門を開けば
水は引くのですが、木津川の水位が依然として高い状況で、水位が
下がるのをただ待つだけの状態でした。

   


  【道路と家屋が冠水】 

 
 飯岡地域でも同様に田畑が冠水しており、かなりの被害がでて
いました

   


   【久保田樋門】

 
 京田辺市全体の被害は、まだ把握していませんが災害から身を
守る安全対策が求められると感じました。

9月議会の主な答弁と内容

2013年09月07日 | 活動
中小企業振興基本条例について

質問
①中小企業は、地域経済と雇用の主要な担い手として大きな役割を

果たしており、持続可能なまちづくりを進めて行くためには、

中小企業の役割と重要性について市民、事業者、経済団体等及び

行政が共通認識を持ち、その果たすべき役割を明らかにし、

協働して取り組むことが重要である。

 そこで、中小企業の振興を市政の重点課題と位置づける

「中小企業振興基本条例」を制定すべきと考えるがどうか。


②事業所の仕事の実態や、行政に対する要求などを把握する

ために、全事業所の実態調査を。


経済環境部長
①本市では、中小企業が果たす役割の重要性を認識した中で、

京都府融資制度利用者への保証料と利子補給による資金繰りの

支援をはじめ、ビジネスフェアの開催による新市場の販路開拓、

新製品開発や産業財産権取得への助成など、従前と比べ、

より一層の中小企業振興に関する様々な施策をおこなっている。

 これらの施策は、中小企業憲章や中小企業基本法でうたわれている

理念に沿った内容となっていることから、直ちに条例を制定する

状況にはないものと考えている。


②全事業所の実態調査については、平成26年度に産業振興

ビジョン策定に係る調査の中で実施を予定している。



子育て支援医療費助成拡大について

質問
 本市の子育て支援医療費助成制度では、小学校卒業まで医療費(通院)

が無料となっているが、中学校卒業まで助成拡大すべきと考えるがどうか。


健康福祉部長
 子どもの医療費助成については、子育て支援策の一つとして、

昨年度から、通院について、小学校6年生まで拡大を行ったところである。

子育て支援策は、限られた財源の中で、幅広い施策をバランス良く

実施していく必要があると考えており、質問の通院に係る医療費の

中学生までの助成拡大については、現在のところ考えていない。



地元要求について

質問
①同志社山手地域から三山木小学校に登下校する児童は、同志社山手

北バス停前の信号機のない山手幹線道路を毎日横断しなければならない。

年々、児童が増加しており、自治会からも強い要望があがっている。

児童が安心して学校に通えるよう早期に信号機の設置を。


②三山木小学校正門前の横断歩道に信号機の設置を。


建設部長
①今回、指摘のあった信号機の設置については、地元自治会からの要望を

踏まえて京都府田辺警察署に信号機の設置要望を行ったところ、

今後、山手幹線の交通状況等を勘案しながら設置を検討すると、

お伺いしている。


②三山木小学校正門前の信号機の設置については、本年度、

府民公募型整備事業として、府民から提案のあったところですが、

横断歩道東側に信号機の建柱場所と歩行者の滞留スペースが確保

できないことから、採択されなかったと聞いている。