岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

ここが聞きたい一般質問!(2023年3月議会)

2023年02月18日 | 活動
コロナ禍における原油価格・物価高騰に苦しむ中小企業への支援について
①市内中小企業の景気動向及び、経済状況についての認識は。
②長引くコロナ禍に加え、原油価格や物価高騰等により中小企業は厳しい状況にあると考えるが、その対策を問う。
③業種を問わず売上高が減少している事業者に対して、事業継続に要する経費(燃料費、光熱水費、原材料費、人件費、事務所等の家賃)に幅広く活用できる補助制度を創設すべき。

子育て支援について
 物価高騰でガソリンや輸入小麦、電気・ガス代といったあらゆる分野に影響を及ぼしている。物価高騰の今こそ、社会保障や教育の負担を軽減して、子育て世帯の生活を守り支えるべき。
①京都府は、今年9月から「子育て支援医療費助成制度」を拡充し、自己負担額月200円にする対象を、これまでの3歳未満から小学校卒業まで拡充するとしている。府が拡充した分を活かして、本市で同制度を高校卒業まで拡充すべきと考えるがどうか。
②義務教育の無償をうたった憲法第26条を踏まえ、学校給食費を無償にすべきと考えるがどうか。
③国保税における子ども(18歳以下)の均等割を無料にすることを求める。

交通安全対策について
 同志社山手地内の市道南田辺狛田中央線(北側)において、自転車歩行者専用道路のインターロッキングが段差となり危険である。
①定期的に発生していることから地質などの影響があると考えるが、市の見解を問う。
②地質調査を行うなど原因を明らかにし、適切な修繕対策を講じるべき。


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2022年12月に開催された「文教福祉常任委員会の請願審査」

2023年02月03日 | 活動
 「京田辺市の子どもたちの健康と安全を守り、ゆきとどいた教育を求める請願(3項目は以下参照)」は、685人の署名と一緒に議会に提出されたものです。
小・中学校の全ての学年で30人以下学級編制ができるように国・府に働きかけてください。
避難所としても使う学校の体育館の空調化を進めてください。
給食費や教材費などの保護者負担を軽減してください。

 請願の委員会審議に際して、現場の実態を議会に知ってほしいと、現職の小学校教員の方を参考人として出席、発言させてほしいと要望が出されました。しかし、委員会において、自民一新会(榎本議員、岡嶋議員)、NEXT京田辺(片岡議員)が、参考人を拒否することに固執し、「採決して多数決で決めればよい」と主張し、採決することになり、賛成少数で拒否されました。
 請願の委員会審議では、紹介議員となった日本共産党の増富議員が参考人を予定されていた教員の方から託された手紙を読み上げて採択を訴えました。

参考人から託された手紙の主な内容
30人以下学級について、教室には給食台や棚、教員の机、大型テレビ、一昨年度からはiPadの保管庫も入り、コロナ禍で子どもたち同士の距離がしっかりと、とれていない現状です。
 また、1・2年生の鍵盤ハーモニカや3年生から6年生のリコーダーの学習は、感染予防の為、奇数列、偶数列に分け、半分ずつしか吹けなく、コロナ禍前の半分の練習量しか取れていない現状であり、人数が減れば全体での指導が行えるので早期に30人以下学級が必要です。
体育館の空調設備については、夏場は高温で運動場での体育ができない時もある中で、体育館での体育の授業も蒸し風呂のように暑い中で行っている。大型扇風機では温度が下がらず、熱中症になるのではないかと心配です。
 また、冬場もコロナ禍で窓を開けて換気をした状態で行っている為、非常に寒く、子どもたちのケガの心配もあるので、是非、体育館の空調化をお願いしたい。
給食費や教材費などの保護者負担の軽減については、憲法第26条に、義務教育は無償と定められており、その目標に向かうものだと考えています。給食費の無償化を、コロナ禍の家庭支援としても行ってほしい。
 また、この間の物価高やコロナ禍で経済は落ち込み家庭の収入も厳しくなる中で、今年度より修学旅行の補助金が無くなりました。費用は、中学校で5万4000円、小学校で2万円ほどとなっており、京田辺市の補助が無くなったことはとても厳しい。

 参考人の手紙の最後では、「これまで教育請願署名に関わり、文教福祉常任委員会での意見陳述をさせていただき、子ども達や保護者、学校現場の声を伝えられ、京田辺市議会は市民の声をしっかりと受け止める姿勢があると感じてきましたが、今年度は参考人を呼ばないという決定につきましては、非常に残念に感じております。今後、京田辺市議会が市民の声を真摯に受け止めていただける場になってほしいと強く願っております」と、締めくくられています。
 委員会では不採択となり、最終本会議での採決の結果、賛成したのは日本共産党、日本維新の会、女性議員の会、南部議員は棄権、反対は自民一新会、NEXT京田辺、公明党で、不採択となりました。

岡本亮一議員の賛成討論抜粋
 京田辺市議会では、2014年に「京田辺市議会基本条例」を制定して以降、審議の充実と市民に開かれた議会づくりを進めてきました。その一つに、請願審査にあたり提出者が意見表明を希望すれば、それを受け入れ参考人として出席を認めるようにしてきた経過があります。
 議会基本条例第6条3項において、「議会は、請願を市民による政策提案と位置付けるとともに、その審議においては、請願者の意見を聴く機会を設けるよう努めるものとする」としています。
 その趣旨にてらせば、市民の声に耳を傾け、真摯に受け止め、審議することが議会議員の役割です。
 この間、請願者が毎年議会に対して要望されているのも、それだけ強い願いだということだと思います。いずれの項目も、京田辺市の未来を担う子どもたちがよりよい環境の中で学び、豊かに成長できるように改善を求める要望です。

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