岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

ここが聞きたい!一般質問(9月議会)

2013年08月29日 | 活動
(1)中小企業振興基本条例について

①中小企業は、地域経済と雇用の主要な担い手として大きな

役割を果たしており、持続可能なまちづくりを進めて行くためには、

中小企業の役割と重要性について市民、事業者、経済団体等及び

行政が共通認識を持ち、その果たすべき役割を明らかにし、

協働して取り組むことが重要である。

 そこで、中小企業の振興を市政の重点課題と位置づける

「中小企業振興基本条例」を制定すべきと考えるがどうか。


②事業所の仕事の実態や、行政に対する要求などを把握するために、

全事業所の実態調査を。



(2)子育て支援医療費助成拡大について

本市の子育て支援医療費助成制度では、小学校卒業まで医療費(通院)

が無料となっているが、中学校卒業まで助成拡大すべきと考えるがどうか。



(3)地元要求について

①同志社山手地域から三山木小学校に登下校する児童は、同志社山手北

バス停前の信号機のない山手幹線道路を毎日横断しなければならない。

 年々、児童が増加しており、自治会からも強い要望があがっている。

児童が安心して学校に通えるよう早期に信号機の設置を。


②三山木小学校正門前の横断歩道に信号機の設置を。
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京田辺市議会議員研修会

2013年08月23日 | 活動
 7月30日(火)京田辺市議会議員研修会が開催されました。

6月議会で議会改革特別委員会が設置され、議会基本条例制定に

向けての取り組みが、今後すすめられることもあり、

「今なぜ議会改革が必要なのか」をテーマに、法政大学法学部教授の

廣瀬克哉さんに講演をして頂きました。

     
     【 講演する廣瀬克哉 氏 】

 はじめに2007年以降の第2期分権改革により義務付け、

枠付けの見直しと、条例制定権の実質的な拡大で地方自治体の役割や

責任が、どう変わったのかを説明されました。

 また、京田辺市の人口推計を取り上げ2010年6万9790人

(うち65歳以上1万2892人)が、2040年には6万8278人

(うち65歳以上2万727人)になる。人口減少の問題はないが、

高齢者が約2倍になり病床や医療体制などが、今後の政策課題になる

と指摘されました。


 次に、全国25都道府県420を超える自治体で、議会基本条例が

広がるなかで、議会報告会の開催や、議会への市民参加の推進などを

紹介されました。しかし、それでも地方議会の評価は市民の視点から

すると向上していないとのことでした。その理由としては、

「ほとんど原案通り可決している」「政策はほとんど行政の提案らしい」

「毎日、役場に出勤しているわけではない」など、議会の仕事の

イメージがわかないという点でした。

 その上で、議会がどんな仕事をすべきなのかを話されました。

廣瀬さんは「合議制の代表機関がなぜ必ず必要なのか?」として、

北海道栗山町議会の基本条例前文では「議会は、その持てる権能を十分に

駆使して、自治体事務の立案、決定、執行、評価における論点、争点を

広く町民に明らかにする責務を有している。自由かっ達な討議をとおして、

これら論点、争点を発見、公開することは討論の広場である議会の第一の

使命である。【発見:討論によってはじめて見えること。

公開:浮かび上がってきた論点、争点を伝えること】」と規定されている

ことを紹介され、合議体は複数の視点から物事をとらえ討論でき、1人の

視点から見るよりも多角的に、深いレベルまで論点が見えてくる。

そして何よりも、公開の場での議論なき意思決定は民主主義ではないと、

述べられました。


 今回の議員研修をうけて、住民の多様な要望や意見が集まる議会に

おいて、「議会とは何か。議会の使命とは何か。」について、改めて

考える場となりました。
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