岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

水防訓練

2012年05月27日 | 活動
 京田辺市飯岡木津川河川敷で、水防訓練が行われ、

消防職員・団員225名、自主防災組織50名が参加し4種類の

工法訓練を実施しました。

   
                           【せき版工法】


 消防団は、火災の消火活動、風水害、地震などの

自然災害が発生した時の避難誘導、救援物資の搬送や、

火災予防のための地域巡廻など、災害から地域を守る

ために日々活動し、地域住民の安心と安全を守るという

重要な役割を担っています。

      
      【釜段工法】          【杭打ち積み土のう工法】         【月の輪工法】


          暑い中の訓練ご苦労様でした
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盲導犬所有者に助成を

2012年05月11日 | 活動
 視覚障害者の歩行の誘導や生活をサポートする盲導犬にかかる

諸費用に公的助成をしてほしいと、京田辺市で盲導犬と生活する

女性が声を上げています。

 この方は、同市で唯一、盲導犬を所有する森田君代さん(52)です。

同市保健福祉部に陳情しました。


 森田さんは、2002年から盲導犬を所有していますが、

現在、2頭目の「ダリア」に泌尿器の病気があり、療法食を要する

ために通常の約3倍の餌代(年間約9万7000円)がかかります


 ワクチン接種や医療的ケア、首輪やハーネスなどの諸費用を合わせると

負担は年間で20万円を超えます。

 育成にかかった費用や日常の生活サポートを考えると、「手放なすのは心苦しい。

せめて、必要不可欠なドッグフード代と医療費の助成をしてほしい」

と訴えています


 盲導犬の利点は、ヘルパーの方や白杖に頼るよりも自由に行動ができること。

「視力があったころのスピード感で歩け、好きな時に散歩や買い物に出かけられる」

と言います。

さらに日本では、盲導犬の普及率が低い理由に、経済負担を上げる人が多く、

「自己負担が少しでも軽くなれば、利用者も広がるのでは」と話しています

          
     【パートナーの「ダリア」と外出する森田さん】


 関西盲導犬協会などの調査(2010年)によると、何らかの助成をしている

近畿の自治体は、亀岡市で訓練経費、宇治市(京都府)で餌代の助成、

尼崎、姫路両市(兵庫県)で予防接種料減免と餌代助成、神戸(兵庫県)、

彦根両市(滋賀県)で予防接種などの減免を実施しています


 今後も引き続き市議会では、盲導犬にかかる医療費助成の実施を求めていきます
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枚方市東部清掃工場を視察

2012年05月09日 | 活動
 建設経済常任委員会管外行政視察研修が行われ、大阪府枚方市「東部清掃工場」を視察しました。

枚方市は、人口41万人。東部清掃工場が完成したのは、2008年12月で新しい施設です


 焼却設備は、全連続焼却式ごみ焼却炉で1日当・240トン(120トン×2炉・24時間稼働)です。

溶融設備は、燃料式灰溶融炉で1日当・24トンの処理能力があります。

京田辺市の甘南備園焼却設備は、1日当・80トン(40トン×2炉)で、ごみ処理能力は3倍です


 今回、枚方市東部清掃工場の視察のきっかけになったのは、12月議会で、市民から1667署名を

そえて「放射能被害から市民の生活と健康を守り、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故避難者の

支援を求める請願」が提出されたことでした。項目の1つに、「枚方市のゴミ焼却場で放射能を含む

瓦礫の処理を行なうことがないよう申し入れを行うこと」とあり、建設経済常任委員会で審議された結果、

枚方市東部清掃工場で放射能を含んだ可能性のあるがれきを焼却することは、放射能汚染の拡散つながる

として継続審議になりました。


 その後、1月24日に枚方市が、東日本大震災により生じた災害廃棄物受け入れについて、

大阪府の「大阪府における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針」を踏まえ、

枚方市は被災地の早期の復旧・復興を支援するため、災害廃棄物の広域処理への協力は

必要であると考えるが、平成23年12月27日に大阪府が策定した指針を検討した結果、

枚方市の東部清掃工場は「焼却灰のみを溶融する灰溶融炉」であること、および穂谷川清掃工場は

電気集じん機と湿式排ガス処理装置を設置しておりバグフィルターは設置していないことから

府の指針による処理施設の基準に合致しないため、災害廃棄物の受け入れ、焼却処理は行わないと

公表し、請願は取下げられました。また、現在も同様、東日本大震災により生じた

災害廃棄物受け入れ、焼却処理は行わないことに変わりはないと話されていました


 施設の特徴

排ガス対策として、850度以上の高温で焼却することにより

ダイオキシンなどの発生を抑える。


エネルギーの有効利用として、排ガスの発熱を利用し、

抽気復水タービンで4500kw(最大)発電することができます。

施設内の電力使用量は約2250kwで、余剰電力は売却することにより、

年間で1億円の収益があるとのことでした。


環境保全対策では、屋内型洗車場や臭気の漏えい防止として、

エアカーテン・高速シートシャッターなどが設けられています。


灰の処理では、都市ガスによる溶融処理で焼却灰をスラグにかえます。

比重は変わりませんが、体積が2分の1になり埋立て時に有効となります。

また、今後の活用としては、ブロックや道路舗装などに利用したいとのことでした


        


 今後、本市の甘南備園焼却設備でも、建替え時(2020年)には、

枚方市のように排ガスの発熱を利用した発電設備など参考にすべきだと感じました。
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原発50基が全停止(こどもの日)

2012年05月07日 | 活動
 子どもの日の5日、全国で唯一稼働していた北海道電力の泊原発3号機が

定期検査にはいり、全国50基あるすべての原発が止まりました。

1970年以来42年ぶりに日本から「原発の火」が消えました。


 京田辺で、「原発ゼロの日本」を子供たちにプレゼントしようと、

原発ゼロプログラムの会が、近鉄新田辺駅の西口で、署名やスピーチ

音楽演奏を行い、原発のない日本をめざそうと呼びかけ40人が参加しました。


     昨年の3.11以降、原発は本当に必要なのか?

     原発がなくなれば、電力不足で停電になるのでは?

     日本経済が、もたなくなるのでは?

など、さまざまな不安があり原発について考える1年だったと思います。


 たしかに、電力は必要です。

しかし、原発を動かすと「核のゴミ」がでます。

これは、いまの科学技術をもってしても処分する方法がなく、

何万年も地下に埋め続けるしかありません(人間が手をだしてはいけません


 今後、未来を生きていく子どもたちに「核のゴミ」を残し続けていくことが、

本当に正しいのでしょうか。自分たちの世代だけがエネルギーに困らなければ

良いのでしょうか。倫理的な問題です。

 最終処分の方法もわからないまま、原発を稼働し続けてきたことを

恥かしく思います。(こんな電力はいりません


 子どもの日に、原発が全停止することは何か運命的なことのように感じます。

日本には、太陽・風力・地熱・波力・潮力・水力など、さまざまな自然エネルギーが

豊富にあります。これらは、原発50基以上のポテンシャルが十分にあり、これをいかすべきです。


 これまで原発に費やしてきた予算を自然エネルギーの開発にまわし、

未来をになう子どもたちに、「核のゴミ」でなく、「安心・安全なエネルギー」を

手渡していくべきではないでしょうか。日本は、いまターニングポイントにいると思います。


 これまで、僕自身も3.11福島原発事故が起こるまでは、正直、原発には無知で

無関心でした。しかし、知った以上は稼働できません。

 自分の過去は変えられなくても、未来はかえられるはず。一人ひとりは、微力だけど

決して無力ではありません。今回も、政府や電力会社の再稼働をめぐる圧力がありましたが、

全国みんなの力で食い止めることができ、42年ぶりに「原発稼働をゼロ」にできました


 今後も、みなさんと一緒に「再稼働ストップ」「原発ゼロ」、そして次世代は、

「自然エネルギー社会」実現にむけて、頑張っていきたいと思います
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メーデー

2012年05月02日 | 活動
   働くも者の団結で政治変えよう

        

 曇り空の中、第52回綴喜八幡統一メーデーが、

京田辺市の田辺公園花見山ステージで開催されました。

 集会後、参加者は「ストップ原発再稼働」「消費税増税はNO」など、

手作りのプラカードで市民にアピールしながら、アルプラザ京田辺店まで行進しました。

          

                  【参加者の手作り作品】
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