建設経済常任委員協議会で、三山木幼稚園金属屋根の
調査結果が報告されました。
被害直後に行われた、財団法人日本建築総合試験所
建築物理部耐風試験室の調査報告書によると、
京田辺市立三山木幼稚園の屋根飛散被害を受けたのは、
昨年9月2日午後2時頃でした。
京田辺市に強風が吹いていたが、最大風速は15m/sを
少し超えた程度であり、当該建築物周辺の家屋および樹木に
顕著な被害はなく、竜巻やダウンバーストの痕跡も
見られなかった。
屋根の強風被害の要因については、ケラバに最も近い垂木の釘は、
モルタルのかぶりが小さく、この部分のモルタルが剥落していた。
また、この建物は築後19年間が経過しおり、屋根垂木の熱伸縮に
よって垂木を固定するケラバ部の残りの釘と、軒先部の釘が破断されていた。
強風によって持ち上がった屋根の隅角部の下側に風が入り、
下から屋根を持ち上げ、屋根一般部の釘は屋根のモルタルに
打ち込まれていたが、持ち上げ力がその耐力を上回り、
次々に釘が引き抜かれて、屋根葺き材全体が浮き上がり落下したと推測されました
この調査結果により、同様構法を用いている屋根は、同じ被害要因を
有していると推測されることから、京田辺市内22カ所の
点検・調査を実施しました。(調査期間H23年12月6日~15日)
調査方法は、高所作業車、脚立等を使用し各棟の軒先出隅部を人力で持ち上げ、
作業は全て同一人物が行い、市監督職員立会のもとに行われました
『屋根端部が人力で持ち上がるか』という調査結果は、全ての建物において
問題はないとのことでした。だだし、今回の調査は、あくまでも緊急的に
簡易調査を行ったものであり、今後も継続してメンテナンスを行う必要があること。
また、屋根葺き材がどのように固定されているか目視で確認できないため、
人力で持ち上げるという調査を行ったが、不具合の部分については、
全て目視で確認できるため、施設管理者で行うことは可能であるとの報告を受けました
調査結果が報告されました。
被害直後に行われた、財団法人日本建築総合試験所
建築物理部耐風試験室の調査報告書によると、
京田辺市立三山木幼稚園の屋根飛散被害を受けたのは、
昨年9月2日午後2時頃でした。
京田辺市に強風が吹いていたが、最大風速は15m/sを
少し超えた程度であり、当該建築物周辺の家屋および樹木に
顕著な被害はなく、竜巻やダウンバーストの痕跡も
見られなかった。
屋根の強風被害の要因については、ケラバに最も近い垂木の釘は、
モルタルのかぶりが小さく、この部分のモルタルが剥落していた。
また、この建物は築後19年間が経過しおり、屋根垂木の熱伸縮に
よって垂木を固定するケラバ部の残りの釘と、軒先部の釘が破断されていた。
強風によって持ち上がった屋根の隅角部の下側に風が入り、
下から屋根を持ち上げ、屋根一般部の釘は屋根のモルタルに
打ち込まれていたが、持ち上げ力がその耐力を上回り、
次々に釘が引き抜かれて、屋根葺き材全体が浮き上がり落下したと推測されました
この調査結果により、同様構法を用いている屋根は、同じ被害要因を
有していると推測されることから、京田辺市内22カ所の
点検・調査を実施しました。(調査期間H23年12月6日~15日)
調査方法は、高所作業車、脚立等を使用し各棟の軒先出隅部を人力で持ち上げ、
作業は全て同一人物が行い、市監督職員立会のもとに行われました
『屋根端部が人力で持ち上がるか』という調査結果は、全ての建物において
問題はないとのことでした。だだし、今回の調査は、あくまでも緊急的に
簡易調査を行ったものであり、今後も継続してメンテナンスを行う必要があること。
また、屋根葺き材がどのように固定されているか目視で確認できないため、
人力で持ち上げるという調査を行ったが、不具合の部分については、
全て目視で確認できるため、施設管理者で行うことは可能であるとの報告を受けました