岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

新ゴミ焼却場完成はオオタカへの配慮で2年遅れに

2019年12月15日 | 活動
 新しいゴミ焼却場の完成・稼働開始が当初予定の2023年度中から、2年遅れとなる2025年度中へと変更されました。

 2年遅れとなる理由は、建設予定地周辺で京都府の絶滅危惧種に指定されているオオタカの生息とその営巣が確認された事によるものです。
 枚方京田辺環境施設組合は環境アセスメント手続きの「第2段階」といえる「方法書」を2018年に公表しましたが、それに対する京都府知事意見でオオタカの生息調査などが求められており、その調査の中でオオタカの生息と営巣が確認されました。

 昨年からは、鳥類専門家など3名の学識経験者による「オオタカ保全専門家会議」を開いて、調査報告などを踏まえてオオタカの保全措置などが検討されてきました。
 このため当初は2019年度中に終わる予定であった環境アセスメント手続きが大きく遅れています。
 そして、環境アセスメントの作業期間を当初予定より1年延長するとともに、オオタカへの影響を最低限に抑える保全措置として、当初は京田辺市が1年間で終了するとしていた予定地造成工事の期間を2年に伸ばすこととなり、合計で2年間のスケジュールの遅れとなります。

 なお、同組合が今後、オオタカ保全のために実施する措置などの内容については、来年3月か4月頃に公表予定の環境アセスメント手続きの「第3段階=準備書」に盛り込まれる事になっています。
 この「準備書」に関連する手続き期間は、公表されてから住民への説明会や意見募集などがあり5、6ヶ月を要すると思われます。

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一般質問の主な答弁と内容(12月議会)

2019年12月14日 | 活動
住宅リフォーム助成制度について
①市内中小零細企業の景気動向についての認識を問う。
②市内の地域経済振興と住環境改善を目的とする「住宅リフォーム助成制度」についての認識を問う。
③住宅の増改築やリフォーム工事を行う市民に工事費用の一部を助成する「住宅リフォーム助成制度」を実施すべきと考えるがどうか。

経済環境部長
①②③府内の景気は、「人手不足などの弱さが長引いているものの、緩やかな拡大基調にあり、先行きについては海外景気の動向などを注視する必要がある」とされており、市内動向についても同様の状況にあると考えている。また、本市では、家庭用燃料電池システムの設置、高齢者や障がい者の住宅改修、木造住宅の耐震改修などに対応しており、これらの住宅関連の助成制度を、市民に利用して頂くことで、住環境の向上を図ることができるとともに、地域経済の活性化にも繋がっているとものと考えている。このことから、「住宅リフォーム助成制度」の実施は考えていない。


小中学校の図書館司書の配置について
①本市では、小学校9校・中学校3校、計12小中学校に4名の司書が配置されている。1名の司書が3つの学校を受け持ち、3週間で一巡しているが、子どもの読書環境の更なる改善を図るために、1校1名の学校司書の配置を求める。
②継続して働き、責任を持って学校図書館運営に携わることができるよう雇用形態は、専任・専門・正規で学校司書を配置するよう求める。

教育部長
①②本市では現在、4名の学校司書を3校につき1名の割合で配置し、各学校において、図書の整備、本の貸し出し、入退館者の集計、授業で使用する資料の収集、読み聞かせの企画や図書ボランティアとの連携など、学校図書館運営の充実や、工夫した読書活動の取組を学校司書教諭と協力して進めている。学校司書の活動については、平成29年にモデル校事業において読書活動推進をテーマに取り組んだ大住小学校の実績があり、各小学校への研究成果の波及促進に努めている。今後も現在の形態を維持し、引き続き、読書教育の推進を図りたいと考えている。


地域猫対策について
①本市では、野良猫を減少させるために、適正な飼い方や無責任な餌やりをしないよう指導と啓発を行っているが、その対策と効果について問う。
②動物愛護法に基づき、適正に野良猫を減少させるためにも、他の自治体で効果をあげている避妊・去勢手術費用の助成制度を求める。

経済環境部長
①②猫に係る苦情については、地域ごとの問題や個々の考え方があることから、京都府山城北保健所と連携して、その地域に応じた対応を粘り強く実施することで、問題の拡大を防いでいるところである。また、本市では、これまで通り、猫を捨てないこと、飼い主の責任において、必要に応じて避妊や去勢を行ってもらうことなど、適正な飼い方を呼び掛けていくことと、併せて無責任なエサやりを行う行為者に対する指導を根気強く行うことが、地域で起こる問題の減少につながると考えている。従って、現在のところ避妊・去勢に対する費用補助は考えていない。
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2019年12月議会 ここが聞きたい一般質問

2019年12月08日 | 活動
住宅リフォーム助成制度について
①市内中小零細企業の景気動向についての認識を問う。
②市内の地域経済振興と住環境改善を目的とする「住宅リフォーム助成制度」についての認識を問う。
③住宅の増改築やリフォーム工事を行う市民に工事費用の一部を助成する「住宅リフォーム助成制度」を実施すべきと考えるがどうか。

小中学校の図書館司書の配置について
①本市では、小学校9校・中学校3校、計12小中学校に4名の司書が配置されている。1名の司書が3つの学校を受け持ち、3週間で一巡しているが、子どもの読書環境の更なる改善を図るために、1校1名の学校司書の配置を求める。
②継続して働き、責任を持って学校図書館運営に携わることができるよう雇用形態は、専任・専門・正規で学校司書を配置するよう求める。

地域猫対策について
①本市では、野良猫を減少させるために、適正な飼い方や無責任な餌やりをしないよう指導と啓発を行っているが、その対策と効果について問う。
②動物愛護法に基づき、適正に野良猫を減少させるためにも、他の自治体で効果をあげている避妊・去勢手術費用の助成制度を求める。
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