昨日、議会報告懇談会を京田辺市商工会館で開催し、日本共産党京田辺市議会議員団3人と、党府会議員団から浜田良之府会議員が出席しました。
初めに、浜田府議から9月定例府議会について、①消費税10%増税をめぐる府民運動の状況、②台風15・19号災害復旧での課題、③高浜町元助役による関電の金品授受問題、④水道事業広域化、⑤府営住宅の指定管理業者への委託問題について、報告がありました。
消費税増税をめぐる問題では、府議会で過去最高となる1147件の団体から消費税10%増税の中止を求める意見書採択をという請願が提出されました。また、今回の増税はこれまでの増税と違い、駆け込み需要が少なく、駆け込みたくても出来ない状況があり、それだけ暮らしが大変な状況があると話されました。
また、昨年度の決算状況について、河川等災害復旧費の総額が事業費の2分の1にあたる約110億円もあり、多額の予算が執行されずに翌年度へ繰り越されていました。その背景には、府内の建設業者の減少とともに、行過ぎた府職員の削減で現場の職員が不足していることもあり、日本共産党府議団として府職員の拡充と、予算執行体制の強化を要求していることが紹介されました。
次に、市議団を代表して増富理津子議員から9月議会の内容として条例案、補正予算案、
実現した主な成果などの報告がありました。
報告内容としては、補正予算で実現した園児等交通安全緊急対策事業、三山木小学校図書館データベース化、就学援助の拡充などの成果や、消費税10%増税と引き換えに10月から始まった幼保無償化、会計年度任用職員制度、中学校給食の進捗状況などについて報告を行い、その後、参加された市民のみなさんと懇談しました。
懇談では、第害対策について「台風15・19号のような災害が、木津川沿いにある京田辺市で発生した場合にどう備えるのか」、「災害が発生した場合の非正規職員を含む職員体制の配置はどうなっているのか」など、様々な意見がだされました。
また、中学校給食について「中学給食はセンター方式とのことだが、お金をかけないでやろうとしているように見える。それにセンター方式だと運搬の時間がいるから、調理時間が十分とれない。子どものことを第一に考えているのか、京田辺の子どもを育てていくという考えがないのではないか、発想がおかしいと思う。」という意見も出されました。
その他、田辺中央の北側の新市街地整備、北陸新幹線の新駅設置、猫の避妊手術への助成などについても意見交換を行いました。
議会報告懇談会で出された意見や要望など、しっかりと受け止め、今後も引き続き要求実現にむけて頑張ります。