2011年 イギリス作品 101分 東宝東和配給
原題:JOHNNY ENGLISH REBORN
STAFF
監督:オリヴァー・パーカー
脚本:ハーミッシュ・マッコール
CAST
ローワン・アトキンソン ジリアン・アンダーソン ドミニク・ウェスト ロザムンド・パイク
思えばこの一作目が映画鑑賞ブログの初記事でした。わお、9年目ってことか。
邦題も内容も「007/慰めの報酬」のパロディであることは明らかなんだけど、なんと映画ファンのくせして007シリーズを観たことがないという失態…。
007はよくパロディのネタ元になってるから一度観るべきだなぁ。
一作目をすっかり忘れているため比べることが出来ませんが、今作はかなり笑わせてもらいました。
ビーンシリーズよりも面白いかも。少なくともMr.ビーンの最新作の「カンヌで大迷惑!?」よりは面白い。
もうオープニングとかカッコイイ作りに凝っていれば凝っているほど、それがその後のオチのための「溜め」だって分かってるから、ニヤニヤがとまらない。
そして案の上のオチ。
読めるオチといえば読めるオチだし、ローワンの作品を観続けていれば尚更読める、お決まりのオチ。
けどやっぱり私はこのオチが好きなんだなぁ。
ハリウッドのアクション映画やスパイもん観てると、何で犯人を追うシーンで犯人が通ったルートをそのまま追うのだろう?わざわざフェンス飛び越えなくても下にあるドアから入ればいいのに、だなんて冷めた考えが湧くこともあるけど、そのまんまのことを平然とやってのけたから爆笑。
無駄に体力使ってる犯人の方がバカに見えてくる。
「カンヌで大迷惑!?」で、もうローワン作品は古いかなぁって思っていたけど、今も相変わらず私の笑いのツボと相性バッチリでした。
久しぶりに劇場で映画を観たのですが、皆で笑えるのも劇場鑑賞ならではの楽しみ方。
数列後に座っていた男の人がそれはもう豪快に笑ってるのよ。
気持ちいいくらいに。
彼の笑いにつられて笑ってしまったとこも数箇所あった…
彼のおかげであの劇場にいた人全員、人目はばからず思う存分笑えたと思うよ。(笑)
【字幕翻訳:石田泰子】
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