2009年 イギリス・カナダ作品 124分 ショウゲート配給
原題:THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
STAFF
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム チャールズ・マッケオン
CAST
ヒース・レジャー クリストファー・プラマー ジョニー・デップ ジュード・ロウ コリン・ファレル リリー・コール アンドリュー・ガーフィールド ヴァーン・トロイヤー トム・ウェイツ
↑のポスターや予告編を観てて、「チャーリーとチョコレート工場」のような、というかティム・バートン作品のようなぶっ飛んだファンタジーワールドを想像してたんだけど、意外と人間の本質に迫るダークな一面もある作品になってました。人生とは本当に選択の連続で、出来れば楽で楽しい道ばかりを選んで生きたいものだけど、その選択一つで今後の人生が大きく変わるもんね。映画の終わりにパルナサス博士が言うように、人生は最後の最後まで「ハッピーエンドかどうかは分からない。」 でもジョニー・デップの世界で出てきた選択は、あまりにも甘い誘惑であたしも間違いなく誤るなぁ~。(笑)
一年前のヒースの訃報には去年のブリタニー・マーフィと同じくらい本当にビックリしたし、彼一人でトニー役を務めた「Dr.パルナサスの鏡」も観てみたかったと思ったけど、彼が亡くなったことで、代わりに幻想の世界を3人の大俳優が演じると言う苦肉の策が、結果的には大成功であり、より多くの人の興味をひく要因にもなったと思う。4人の人気大俳優が同じ髪型とコスチュームに身を包み、同じ役を演じるというのはなかなか無い構成だもんね。個人的には、ジョニーもジュード・ロウも大好きだけど、コリン・ファレルはうーんという感じなので、彼のシーンが一番多かったのが残念だったけど ヒースの亡き後でも、彼の最後の演技を世に送り出したいというスタッフとキャストの強い思いから仕上がった、まさに読んで字のごとく、「ヒースの人柄が産んだ奇跡の作品」だと思います。ジョニーの台詞にあった「若くして亡くなった人は永遠に年老いる事も無い。」というのはヒースにあてたものなのかな?
ところで、今回初めて目にしたヴァレンティナ役のリリー・コールって、プラダやシャネルのモデルを務めるスーパーモデルらしいけど、きれいかなぁ?スタイルは抜群だけど、顔は下膨れだし冷たそうな感じがして好きになれなかったです…。すいません、ヒースだ、ジョニーだ、ジュード・ロウだと騒ぎながらも同性の女性に対する目は厳しいです。(笑)
【字幕翻訳:松浦美奈】
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