pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

コーラスライン

2012-07-05 14:38:29 | アメリカ映画(か行)



1985年 アメリカ作品 118分 松竹富士配給
原題:A CHORUS LINE
STAFF
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:アーノルド・シュルマン
CAST
マイケル・ダグラス アリソン・リード マイケル・ブレビンズ テレンス・マン

■Story

ダンサーのオーディションを舞台上で再現させたブロードウェイのヒット・ミュージカルを完全映画化。
ブロードウェイの売れっ子ディレクター・コレオグラファーのザックは、近くにオープンする新しいショーの為、男女各4人ずつのコーラスを選ぼうとオーディションを敢行した。
全体で何人採るかも知らされないまま、ショー・ビジネスに夢を馳せる大勢の若者たちが集まり、その中からとりあえず17人がしぼられた。
何とか選ばれようと、ザックの前で懸命に踊るダンサーたち。
ザックはそんな彼らに肉体的試練と同時に、さまざまな質問を浴びせ、その素顔を浮き彫りにしてゆく…。
allcinemaより)

■Review

月並みな感想だけど、色んな人生があるなぁ~と思わされました。
ただ、舞台だったらいいかもしれないけど、映画にしてしまうと単調だなぁという感じは否めない。(-。-;)
だって、オーディション中の話だから、舞台は鏡があるだけのものだし、衣装はずっとレオタードだし。
なんだか観ているうちに、体が締め付けられて苦しいような感覚になっちゃったわよ。笑
ミュージカルは、「バーレスク」「シカゴ」「ドリームガールズ」「NINE」…豪華なものの方が私は楽しいなぁ。

それに彼らは自分の人生をドラマチックに歌って踊って表現してるけど、それを見守っているマイケル・ダグラスの様子が何だか冷ややかで…。
決してザック(マイケル・ダグラス)は彼らをバカにしているわけではないんだけど、あの冷静さが観客である私から見ると現実に引き戻す要因になってしまった。
おかげさまで、楽しむというよりは失笑続きになってしまいました。

ラストのコーラスラインは見ものです。
あれを見て、「コーラスは目立ってはいけない」という劇中のセリフに納得した。
たしかに、個性が際立っちゃダメだね~。


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