pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

レオン【完全版】

2009-05-10 21:15:27 | アメリカ映画(ら行)


1994年 フランス・アメリカ作品 133分 ヘラルド配給
原題:LEON
STAFF
監督・脚本:リュック・ベッソン
CAST
ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ゲイリー・オールドマン ダニー・アイエロ


多分一番回数観てる作品です。2年ぶりくらいに観たけどやっぱり最高!!! こんなに何度も観てるのに冷静に感想が語れません。

もうすべてがたまらなくイイ

映像も音楽も脚本もキャストも何もかも文句のつけようがない!レオンの仕事をする時と、マチルダを見る時の視線の違いが素敵。マチルダの子供っぽい笑顔が可愛いと思う反面、たまにドキッとさせられる色気たっぷりの表情がたまらん!ゲイリー・オールドマンの狂人っぷりにはもうアッパレ 「ベートーヴェンは好きか?演奏してやる。」から始まるマチルダの家族を惨殺するシーンは、この上ない残酷なシーンのはずなのに毎回ワクワクすらしてしまう。レオンとマチルダは廃墟みたいな汚らしいトコばかりに住むし、衣装だって数枚を着まわしてるだけなのに、何だかキレイで上品な映画。ラストに流れるスティングのShape of my heartのイントロの入るタイミングでいつもゾクゾクくる。
あと岡田壮平さんの字幕翻訳が最高にいい!!TV放送とかでも吹き替えで何回か観てるけど、いつもダメ。岡田壮平先生の字幕が一番。やっぱりレオンの最後のひと言は「贈り物だ。マチルダからの。」が一番重いひと言です。

アメリカで何故最初からこの完全版が上映されなかったかと言うと、少女わいせつに当たるからとか何とか。何故そんな捉え方をするんだーヾ(`ε´)ノ マチルダは背伸びをしたい年頃で、唯一身近にいる男性な上にたくましいレオンに憧れただけだし、レオンだってベッドでくつろぐことや笑うことを教えてくれたマチルダを、女としてとか関係なく大切な人として守ろうとしただけで、その絶妙な仲がいい味だしてるんじゃないですか!?この作品をロリコン趣味の殺し屋のオジさんの話なんて評価されるの悲しー


リュック・ベッソンは、ずっと前から噂になってる続編の「マチルダ」をいつ撮ってくれるのかな~?

【字幕翻訳:岡田壮平】

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。