かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

ぎこちない一日

2010年09月02日 22時04分24秒 | 医者仕事
今日はカンファレンスの日。腎臓内科のカンファレンスは午後からなので、午前中はとりあえずカンファレンスの準備に時間を割くこともできる。幸いというか、引き継ぎのときにある程度の準備はしてくれてあったので、作業としては大したことはなかった。
他には雑務がいくつか。それほど大した仕事はなかったので、他の人の受け持ち患者のCVを見に行ったり、循環器で診た患者のサマリーをまとめたりと比較的ゆとりはあっただろうか。
午後になって、カンファレンスがあり、勝手が今ひとつよくわからずプレゼンも少々戸惑いながらやることになった。その後は回診。入院患者は比較的少ないのだが、その原因は有料個室を増やしすぎたことにあったという。新病棟になって全体の病床数は減ったが、有料個室の数は増えたためにいわゆる一般病床はさらに少なくなり、一般病床は既に満床ながら全体の稼働率としては8割を切るということになってしまったのである。末端の我らは笑って済ませる話だが、上層部としては面白くなかろう。
それはさておき、回診の後は新しい入院を診にいったが、既に必要な注射も入っていて何もすることはなかった。そのため、カルテ記載をしてほどほどのところで帰ることができた。